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SwitchでBluetoothヘッドホンが使えない問題
有名な事実ですが、Nintendo SwitchではBluetoothには対応しているものの、Bluetoothオーディオには対応していません。つまり、iPhoneやAndroidのおかげで一般的になったBluetoothワイヤレスイヤホンに対応しないのです。これについては、過去に直挿しできるBluetoothトランスミッターを見つけたので、暫定的に対応することに成功しました。

Switchのシステムバージョン「4.0.0」
スーパーマリオ オデッセイ発売をあと数日に控えたある日、任天堂からNintendo Switchのシステムバージョン「4.0.0」が配信されました。動画撮影機能に対応というのが大きなニュースでしたが、公式のリリースの下の方にこんな文言が書いてありました。
発売日よりも前にソフトをダウンロード購入する「あらかじめダウンロード」ができるようになります。
Nintendo Switchの本体システムがバージョンアップ! ゲーム動画撮影機能をはじめ、新しい機能をご紹介します。 | トピックス | Nintendo
発売日よりも前にダウンロード購入できるということで、先日Amazonでオンラインコードを購入したときに発売日が早かったのはそういうことかと納得したわけです。
ちなみに、Nintendo Switchソフトのオンラインコード版はAmazonだと10%引きなので、ダウンロード版を任天堂公式で買ったりコンビニでカード買ったりするよりもお得です。僕も最近はAmazonのオンラインコードでしか買ってません。

“USB”ワイヤレスオーディオに対応?
ところでこのv4.0.0ですが、一部のWebメディアで「USBワイヤレスオーディオに対応」という記事が出ていて、なんで頭に「USB」が付くのだろうと思ったら、なんのことはない、「USBオーディオ出力」に対応したということでした。
ん……待てよ?
もう一つのBluetoothアダプタ
USBオーディオ出力に対応ということで、以前に購入したとあるアダプタのことを思い出しました。もしかして……いけるかも!引っ張り出したのはこの2つのアダプタ。
右側のは、CREATIVEのBluetoothトランシーバー「BT-W2」。これ、こんなに小さいんですが、高音質で低遅延なオーディオコーデックの「aptX Low Latency(aptX LL)」に対応しているんです。

Bluetoothトランスミッターを使うと、映像と音がずれて聞こえる遅延問題にぶち当たるんですが、送信側と受信側がこのaptX LLに対応していると、人間の聴覚では認識できないレベルまで遅延がなくなります。aptX LLについて詳しく知りたい方は、こちらのレビューを読んでみてください。

左側のはUSB Type-CをUSB Type-Aに変換するアダプタ。いろんなメーカーから出回ってます。
[btn class=”lightning”]AmazonでUSB-C to USB-A 変換アダプタを探す[/btn]
今回使用しているアダプタはこれ。
あとはこれを順々に繋いでいくだけ。これはこれで不恰好だけど、上に飛び出るよりはいくらかマシ。ちゃんと接続できると、画面の左上に音量表示が出ます。(一瞬なんで、写真には撮れなかったですが)
あとは、BT-W2のボタンを押しっぱなしにしてペアリングモードにしたら、使いたいBluetoothイヤホンを近づけるだけ。
aptX LLについて熱く書いておきながら、ペアリングしたのはaptX LL非対応のBOSEのSoundLink® around-ear wireless headphones IIなんですがね。これつけ心地最高なんですよ。もし、本気で遅延をなくしたい方は、aptX LLに対応したBluetoothヘッドホン・イヤホンを使ってください。
これで、Nintendo Switch × Bluetoothワイヤレスヘッドホンが進化!さらにaptX LLにも対応した!
まとめ
まとめというか、読んでいただいたもので全てなんですが、USBオーディオ対応でまさかaptX LLのアダプタが使える日がやってくるとは思いませんでした。不恰好な直挿しBluetoothトランスミッターはこれで卒業かな……。
で、一応、決着したかのように見えますが、任天堂が公式にSwitchのBluetoothオーディオに対応してくれないので、この出っ張りを無くす戦いは続きそうなので、またよさげなものを見つけたらレビューしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。