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iPhoneとiPadでaptX Adaptiveは使える?CREATIVE BT-W4 Bluetoothトランスミッター レビュー

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Apple製品でもaptX Adaptiveコーデックを使いたい!

最近の完全ワイヤレスイヤホンは、高音質コーデックとしてaptX Adaptiveを採用するケースが増えています。AndroidユーザーはaptX Adaptiveの他にLDACを選ぶこともできるので、高音質オプションは潤沢です。一方で、iPhoneやiPadはSBCかAACになってしまうので、ワイヤレスイヤホン高音質化の恩恵にはあずかれません。

ただ、Apple製品でaptX Adaptiveを使うことはできます。外付けのBluetoothトランスミッターを使えば、ね。

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CREATIVEから、aptX Adaptive対応のBTトランスミッター登場!

今回CREATIVEから発売されたのは、超小型Bluetoothトランスミッターの「BT-W4」です。最新のaptX Adaptiveコーデックに対応しました。

前機種のBT-W3も併売されています。こちらはaptX HDに対応しているので、ワイヤレスヘッドホンなどでaptX HDコーデックを使いたいならこちらでしょう。BT-W3からは、コネクタがUSB-Cになりました。

BT-W2もまだまだ併売されています。コネクタはUSB-A、コーデックはaptX Low Latencyまでです。

BT-W2やBT-W3はMacだけでなくiPhoneやiPadでも使うことができました。BT-W4もiPadやiPhoneで使えるのか検証していきます。

CREATIVE BT-W4をレビュー

こちらがBT-W4のパッケージです。BT-W3と同じサイズですね。

パッケージ上には、BT-W4の大きな特徴であるaptX Adaptiveのロゴが印刷されています。

BT-W4アダプター本体に、USB-C to USB-A変換コネクター、アナログマイク、クイックスタートガイド類が入っていました。

BT-W4自体は、先端のUSB-Cコネクターを見てもらうと分かるように、とても小さく仕上がっています。

前機種にあたるBT-W3(写真右)と比較してみました。デザインも大きさもほぼ同じですが、BT-W4(写真左)はaptXの「X」が大きく描かれているのが見分け方です。ちょっと主張が強すぎる気がしますね……。

それでは、早速使ってみましょう。

MacとニンテンドースイッチでaptX Adaptiveを使う

MacBook AirのUSB-Cポートに挿してみます。LEDが青に点滅し、ペアリング待ちであることを示しています。

バング&オルフセンの完全ワイヤレスイヤホン Beoplay EXとペアリングしてみました。もちろんaptX Adaptiveに対応しています。Beoplay EXをペアリング待機状態にして近づけておくと、自動でペアリングが完了します。

BT-W4のLEDが、aptX Adaptiveで接続されていることを示す紫色に点灯しました。成功です。これでMacでもaptX Adaptiveが使えます。

BT-W4のサポート対象機種は「PS4・PS5・ニンテンドースイッチ・PC・Mac」です。ニンテンドースイッチ(有機EL版)でも問題なく使えました。※ボイスチャットを使用する際には、付属のアナログマイクを挿しましょう。

と、ここまでは、BT-W4のサポート範囲内。それでは、BT-W4がサポートしていない機種では使えるんでしょうか?

iPad ProでaptX Adaptiveは使える?

iPad ProはUSB-Cを採用しているので、変換アダプター不要でそのまま直挿しができます。

Beoplay EXを取り出すと、しばらくして、BT-W4のLEDが紫色に点灯しました。

いま、aptX Adaptiveで接続されたBeoplay EXで聴きながらこの記事を書いています。iPhoneのAACでもそれなりに高音質でしたが、aptX Adaptiveでは解像感・音質ともに大きく向上していて驚きました。まるで有線イヤホンのようです。

問題は、iPhoneです。

iPhoneでaptX Adaptiveは使える?

前機種のBT-W3(写真)はiPhoneで使えていました。なお、Lightning端子にはそのまま挿せないので、Lightning OTGアダプターを介しています。

上の写真で使用しているアダプターは、ddHiFiのTC28iです。ケーブルレスでコンパクトに接続できるので重宝しています。国内ではミミソラオーディオが取り扱っています(Yahoo!ショッピングに直営店があります)

BT-W3でも大丈夫だったし、BT-W4でも同じように使えるだろう……と思って挿してみたら……。

「Cannot Use Accessory」のダイアログが表示されました。電力不足ですね。ストレージ系のUSBデバイスを挿すと表示されることが多いですが、ポータブルオーディオ系のデバイスで表示されるのは珍しいです。

一応、Apple純正のカメラアダプターでも試してみましたが、結果は同じでした。

AudirectからもLightningのOTGアダプターが出ていますが、こちらも結果は同じでした。(ハブ等を経由して電源を供給する手もありますが、ポータビリティは無くなりますね……)

というわけで、iPhoneでBT-W4は使えない、が最終結論です。iPhoneにaptX Adaptiveは早過ぎましたね。しばらくは、BT-W3を併用することになりそうです。

その後、ゼンハイザーからaptX Adaptive対応のUSBアダプター「BTD 600」が登場したので、こちらでも試してみました。

CREATIVE BT-W4のまとめ

iPhoneで使えないのは残念でしたが、iPadやMacならBeoplay EXの真の実力を発揮できるようになったので、満足しています。iPhoneで高音質コーデックを使う場合には、BT-W3を選びましょう。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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