Amazon 新生活SALE Final 開催中! 4/1(月) 23:59まで

リズム Silky Wind Handy Fan S レビュー/USB-C充電、2重反転ファンによるターボ風量、夏の必携アイテム!

  • URLをコピーしました!
※makkyon webはAmazonのアソシエイトとして適格販売により収入を得て、運営費に充てています。予めご了承ください

ハンディファンは何を基準に選べばいい??

年々激しさを増す夏の暑さ。酷暑なんて言葉もすっかり日常に馴染んできました。今年はモバイルネッククーラーを購入して、いくらか緩和できていますが、これで足りるわけではありません。

ネッククーラーと併用できる製品として、モバイルファンも購入してみることにしました。しかし、モバイルファンはここ数年の人気商品。Amazonにもホームセンターにも大量の商品が並んでいます。何を基準に選べばいいか、しばらく悩んで、一つの製品にたどりつきました。

INDEX

USB-C対応+デスクファンになるハンディファン

今回購入したのは、リズム株式会社のハンディファン Silky Wind Handy Fan Sです。本製品を選んだ理由は、充電用の端子としてUSB-Cを採用していること、そしてデスクに置いても使えるよう自立スタンドを内蔵していることです。

本製品には、ホワイト、ブルー、グレーのカラーバリエーションがあります。今回はホワイトを購入しました。

2022年版は再びカラビナモデルへ!

リズムの2022年モデルは、カラビナ式の「Silky Wind Mobile 3」です。

2020年の「Silky Wind Mobile 2」よりも少し大きくなっています(重量は30g増、高さは+3.7cm)。その分、ヘッド部分を折り曲げて、別パーツなしで、テーブルで立てて使うことができるようになりました。

持ち運び重視なら、軽量な2020年モデルもオススメ

2020年モデルの「Silky Wind Mobile 2」も引き続き販売されています。

持ち運びに特化したモデルです。カラビナで引っ掛けられること、2021年モデルに比べて20g軽量であること、が挙げられます。取り付け式のスタンドも付属しています。

リズム Silky Wind Handy Fan Sをレビュー

こちらがSilky Wind Handy Fan Sのパッケージ。片手で持てるコンパクトサイズです。「想像を超えた大風量。2重反転ファン」の文字の主張が強いですね。それだけ風量に自信があるということでしょう。

本製品の内容物は、Silky Wind Handy Fan S本体のほか、USB-C to Aケーブル(30cm)、取扱説明書となっています。

圧倒的大風量を実現する「2重反転ファン」

こちらがSilky Wind Handy Fan S本体です。重量は140gですが、重さのほとんどはグリップ部分に集中しています。グリップはやや太めなので、しっかり握ることができます。このグリップの中には2,000mAhもの容量のバッテリーを積んでいて、風量:弱なら10時間も持つそうです。(モバイルバッテリーとして使うことはできません)

本製品の特徴である2重反転ファンは、前後にある2枚のファンがそれぞれ逆方向に回ることからその名が付いているようです。この2重反転ファンは、直進性の強い風を生み出します。

本体の右側面には、ストラップ用の穴もあります。ハンドストラップでもネックストラップでも、利用シーンに応じて取り付けましょう。(本製品にはストラップは付属しません)

正面にあるボタンを押すと、弱→中→強→ターボ→切の順番で切り替わります。長押しで電源OFFにもできます。動作中はボタンの上にあるLEDが白く点灯しますが、風量に応じてLEDの明るさが変わる、という細かい配慮も行き届いています。

このLED、充電中は赤く点滅するんですが、充電中にファンを動かすと、動作を表す白のLEDと、充電を表す赤のLEDの色がミックスされてピンク色になります。些細な変化かもしれませんが、珍しい仕様ではあります。

風量「ターボ」は、ドライヤーなみの強風!

実際に風を出してみると、その風の強さに驚くかもしれません。日常的に使うのは「弱」や「中」で十分なレベルでしょう。2重反転ファンで直進性が強いので、無駄なく効率の良い風が来ます。

一方、「強」や「ターボ」は強烈な暑さの中でも強制的に風を生み出してくれます。いかに生温い風でも、空気が動くと不快感が多少は和らぎます。特に風量「ターボ」は家庭用の扇風機なみに強い風ですし、集中的で強烈なため、ドライヤーのような強さを感じます。

ただし、「強」や「ターボ」は風切り音もそれなりにうるさくなります。屋内でも屋外でも、近くに人がいると迷惑なレベルでうるさくなるので、一緒に涼む仲でもない限りは、使う場所を考えた方が良さそうです。

※参考までに、Silky Wind Handy Fan Sの手前に騒音計を置いて測定してみたところ、下記のような結果になりました。やはり、「弱」「中」と「強」「ターボ」の間には明確な差がありました。

風量モード騒音量
(なし)35〜36dBA
44〜45dBA
48〜49dBA
58〜59dBA
ターボ62〜63dBA

USB-Cで充電できるものの、USB PDは利用不可!

さて、数あるハンディファンの中からSilky Wind Handy Fan Sを選んだ理由の1つは、充電用の端子にUSB-Cを採用しているから。ハンディファンを購入するにあたって、今さらMicro USBなんて使いたくなかったので、USB-Cを採用しているモデルを探しました。

ただ、製品情報ページにも明記されているように、USB Power Deliveryには対応していません。試しにUSB-C to Cケーブルを使ってUSB PDの充電器に接続したところ、充電ランプは点灯しませんでした。スマートフォンの充電ケーブル+ACアダプターを併用しようとしている方は、実質使えないと考えてください。

逆に、本製品に付属しているケーブル(USB-C to Aケーブル)で繋がるUSB充電器なら問題ありません。古いiPhoneのACアダプターが余っていれば、使えます。

とはいえ、最近はUSB-AだけのUSB充電器が少なくなっています。もしシンプルなUSB充電器を探している方がいたら、下記の製品も参考にしてみてください。本製品付属のUSBケーブルとの組み合わせで充電できることを確認しています。

デスクファンとしても使える!4段階調整可能なスタンドを内蔵

今回、USB-Cによる充電とともに選ぶポイントになったのが「スタンド機能」です。Silky Wind Handy Fan S本体背面に収納式のスタンドがあり、これを引き出すことで、テーブルに自立させることができます。

なお、こうしたハンディファンは風量が大きければ大きいほど、自分自身の風量で動いてしまう(後ろずさってしまう)ことがあります。最近の製品はそんなことはないのかもしれませんが、数年前に買ったUSB扇風機は最大風量で動いてしまっていました。

Silky Wind Handy Fan Sは、本体底面にスポンジのような滑り止めがあり、スタンド使用時に動かないようになっています。

Silky Wind Handy Fan Sのスタンドは4段階に倒すことができるようになっています。まず1段階目。ほぼ直立に近い角度です。この角度で、最も強い風量の「ターボ」にしても、倒れたり動いたりするようなことはありませんでした。

2段階目。この角度だと、デスクに置いたときに首元あたりに風が当たります。

次に3段階目。この角度だと、首〜顔の下半分に風が当たります。

4段階目ともなるとかなり角度が付くので、デスク上に置いていると、強風が顔を直撃します。外出して汗だくのときは、この角度で強制冷却するのもありかもしれません。

なお、「強」や「ターボ」などバッテリーを消費しがちなモードで使う場合は、ファンを回しながらUSBで給電しておくのがオススメです。

製品廃棄時のリサイクルまで意識した製品づくり

モバイルバッテリーやリチウムイオン電池は廃棄の際に、リサイクルに出すことができます。リチウムイオン電池を内蔵した本製品もその対象です。

本製品の製造元であるリズム株式会社は一般社団法人JBRCに加盟しているので(JBRC会員企業リスト)、家電量販店等のリサイクル協力店で内蔵のリチウムイオン電池を引き取ってもらえます。※詳しくはJBRCの『協力店・協力自治体』検索を利用してください。

説明書には、充電池であるリチウムイオン電池の取り外し手順が明記されています。ただし、この手順で分解すると二度と組み立てられないので、あくまで「廃棄を前提とした」取り外しになります。交換用途で分解するのはやめましょう。

世界中の企業はいまSDGs(=Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の取り組みを重視しています。資源のリサイクルも、SDGsの目標12にある「つくる責任 つかう責任(Responsible Production and Consumption)」に含まれています。

製造元も分からないような激安製品を買うと、リサイクルが考慮されておらず、最終的にゴミを増やすだけになってしまいます。リチウムイオン電池はリサイクルが可能な資源なので、こういった取り組みをしている製品は応援したいものです。

USB-Cで充電できるハンディファンはほとんど無い……

本製品を選んだ理由は「USB-Cで充電できること」と「デスクファンになる」という点だったんですが、Amazonや楽天やヨドバシドットコムを探してみて分かったのは、「USB-Cで充電できるハンディファンはほぼ皆無(2021年7月時点)」ということでした。

余談ですが、妻からも「バッグに入るハンディファンが欲しい」というリクエストがありましたが、本製品よりもっと小さい製品がいいと言われました。具体的には無印良品の充電式コンパクトハンディファン MJ-HF2です。ただ、MJ-HF2は充電用の端子がMicro USBなんです。

結果、MJ-HF2並に軽くて小さくて、充電端子がUSB-Cになっている製品を探し回って、Taskarl TEF-20という製品にたどり着きました。逆に、USB-Cで充電できるのはこの製品くらいしか無かった、とも言えます。

価格も880円(記事執筆時のAmazonの販売価格)と激安……。小さくて単機能なわりに風量も大きく、ネックストラップも付属しており、妻は満足したようです。

ちなみに、無印良品で販売されている充電式モバイルハンディファン MJ-MH1もUSB-Cに対応していますが、実際は本製品のOEMのようです。(マニュアルにも製造管理元としてリズム株式会社と明記されていました)

まとめ

ハンディファンの購入は初めてでしたが、吟味して買っただけあって、満足のいく製品でした。特に、内蔵スタンドの使いやすさは想像以上で、便利に使えています。先に書いたように、無印良品でも同等の製品が売られています。実際に触って試すことができるので、ターボモードの風量もぜひ体感してみてください。

次期モデルでは、USB PDの充電器が使えるようになっているといいんですけど。(高速充電は必要ない……)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

役に立ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

INDEX