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京セラ モバイルネッククーラー DNC5000 レビュー/体感マイナス10度?熱中症予防に使いたい、猛暑のマストアイテム!

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夏が暑すぎるので、今年はネッククーラーを買おうと思った……

毎年、夏が来るたびに暑さ対策をしなきゃと思いながら、日傘とかネッククーラーとか検討するんです。だいたい検討し始めるのが8月に入ってからで、吟味しているうちに「もうすぐ夏終わるな……」とか考えてしまって、残りの日数を我慢でしのごうとするんですよね。

今年こそちゃんと対策しようと思って、買いました。というわけで今回はネッククーラーのレビューです。

INDEX

京セラからモバイルネッククーラーが発売される

今回購入したのは京セラから発売された「モバイルネッククーラー DNC5000」です。モバイルネッククーラーを買うのは初めてなので、その視点で見ていきます。※正確には「京セラインダストリアルツールズ株式会社」の製品です。

※現在は後継製品が登場しているため、商品リンクをDNC5010に差し替えています。

本製品はマットホワイトとシャンパンゴールドの2色があります。今回はマットホワイトを購入してみました。

KYOCERA モバイルネッククーラー DNC5000をレビュー

パッケージは細長いです。ネッククーラーの形状からして、ヘッドホンくらいの大きさのパッケージかなと思っていたら、予想以上にコンパクトでした。

しかもこのパッケージ、両サイドが透明で、中が見えるようになっています。店頭で見かけた際に、実物の色を確認できるのはいいですね。

効果として見込めるのは、体感-10度の心地よいひんやり感。

内容物は、モバイルネッククーラー DNC5000本体と取扱説明書のみです。

モバイルネッククーラー DNC5000はバッテリーを内蔵していないせいか、持った感じは軽く、手元の有線ヘッドホンと同じくらいの感覚でした。手元のはかりで測ってみたところ、203g(USBケーブル含む)でした。

本体はABS樹脂でできていて、マットホワイトということもあり、落ち着いた色合いです。右手側に、電源ON/OFFを兼ねた風量切り換えスイッチがあります。

左右両端にファンがあります。

首の後ろにヒンジがあって、ここで折り曲がる開閉機構になっています。首が細い人でも太い人でも、ここが曲がることで適度なフィット感が得られるようです。

また、首の後ろにある2枚のアルミプレートが冷却板になっています。ここが首に当たることで冷やしてくれるわけです。このアルミプレートの裏にはペルチェ素子(熱電冷却素子)があり、アルミプレートで冷やしてくれます(吸熱)。

よくあるネッククーラーはこの冷却プレートが首後ろの1箇所だけなんですが、このモバイルネッククーラー DNC5000は2箇所にあります。太い血管(頸動脈)を冷やすことで、頭も冷やすわけですね。

「じゃあ、もっと直接的に血管の位置を冷やせばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、おそらくさまざまな体格の方に合わせようと思ったら、この位置がベストだと踏んだのではないでしょうか?(冷却プレートの位置をもっと前寄りにしてしまうと、首に当たらない人が出てくる)

左手側には、KYOCERAのロゴがあります。操作系はありません。

さて、本製品の電源は(内蔵バッテリーではなく)USBで給電する外部電源方式です。USBケーブルは右手側から伸びています。直付けなので交換・取り外しはできません。

USB-Aポートを持つモバイルバッテリーが必要なので、今回はAnker PowerCore III Fusion 5000を使ってみることにしました。

Anker PowerCore III Fusion 5000を選んだのは、ACプラグを内蔵するモバイルバッテリーだから。日常的に使用する機器なので、いちいちケーブルを使って充電するのは面倒です。使ったら挿す、を実現できるバッテリーにしました。

Anker PowerCore III Fusion 5000のレビューはこちらから。

ところで、モバイルバッテリーを使った場合にどのくらいの動作時間が実現できるのか、気になるところです。これは取扱説明書に記載がありました。

スクロールできます
3,000mAh5,000mAh10,000mAh
モード:強約2.4時間約4時間約8時間
モード:中約3.5時間約5.9時間約11.8時間
モード:弱約3.7時間約6.2時間約12.3時間

今回使用するAnker PowerCore III Fusion 5000は、5,000mAhの容量があるので、風量モードを「強」にした場合、4時間もつようです。1日の労働時間を8時間としたら、約半日分です。

なお、Anker PowerCore III Fusion 5000をコンセントに接続した状態でもそのまま使うことができました。コンセントに繋がれた人間みたいになるので、取り回しが面倒ですが。

実際に装着してみて、使用感を確認してみましょう。

モバイルネッククーラー DNC5000を装着してみた

Tシャツを着た状態でモバイルネッククーラー DNC5000を肩にかけてみました。感覚としては、ケーブルがあることも含め、ほぼヘッドホンのまんまですね。

ファンの位置は、首から出たあたり。ファンの風が直接首に当たらないようになっています。

モバイルネッククーラー DNC5000の軽さもあってか、首・肩への負担は感じません。

次に、ファンの風切り音を聞いてみましょう。

モバイルネッククーラー DNC5000のファンの静粛性は?

モバイルネッククーラー DNC5000は、風切り音が気にならない静音ファンを採用しているそうです。実際に動作させているところを動画にしてみました。

動画で聞いてもらうと分かりますが「モード:強」の場合は、それなりにファンの音がします。

気温30度超え!真夏日の東京で使ってみた

東京は梅雨明けをし、急激に気温が上がってきました。連日30度越えの真夏日です。モバイルネッククーラー DNC5000の実力を試すにはおあつらえ向きの環境です。

この日は、雲のないギラつく日差しと、熱風が吹く日……。風量モードを弱→中→強に切り換えつつ1時間ほど歩いて使ってみました。

静かな部屋の中では「モード:強」のファンの音が大きく聞こえましたが、日中の街中ではそれほど目立つ音ではなさそうです。

この日はそれなりに風があったため、ファンの風はあまり役立ちませんでしたが、冷却プレートによる吸熱が気持ちよく、暑さが軽減されました。日中は35度に迫る気温でしたが、それでも首の後ろは冷たさが持続していました。

この日、モバイルバッテリーはパンツのポケットに入れていました。USBケーブルがそれなりに長く、ポケットやウエストバッグに入れることを想定しているのだと考えられます。

モバイルネッククーラー DNC5000は業務用?

DNC5000は、モバイルバッテリーによる外部給電方式になっています。こうすることで、バッテリーを差し替えることで現場作業で長時間使えます。また、軽く小さなバッテリーで機動的に使ったり、大容量で大きめのバッテリーで長時間使えたりします。本体が軽いため、体への負担を減らすこともできます。

一方、モバイルネッククーラーで有名なサンコーのネッククーラーEvoや、ドウシシャのネックファンは内蔵バッテリーが使えるようになっています。使いやすさを追うなら、これが正解でしょう。

なお、京セラインダストリアルツールズの製品ページを見ると、本製品は「プロ向け商品」のカテゴリーに属しています。

一長一短あるでしょうが、USB電源に絞ることで運用をシンプル化し、(バッテリー差し替えで)長時間使えるようにしているようです。

過酷な真夏に使われる製品はレビューも厳しい……

これはDNC5000に限った話ではないのですが、モバイルネッククーラー全般は、酷暑に使われる製品のため、Amazonなどでのレビューが厳しい傾向にあるようです。前述のサンコーやドウシシャの製品も好評ではありつつ、厳しい意見もちらほら。

過酷な環境で使われるものほど、厳しい意見が求められるということでしょう。ただ、熱中症予防のための手段としては有効なので、ぜひ検討してもらいたいところです。

まとめ

モバイルネッククーラーの購入は初めてでしたが、軽くて肩に載せやすく、冷却プレートの冷たさとファンによる風が気持ちいいです。外を出歩くときだけでなく、ジムでのトレーニング後のクールダウンにも使ったりしています。フェスや野外ライブでも役立ちそうです。

モバイルネッククーラー、オススメです!

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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