UNIQ プロメテウス モニター レビュー/15.6インチ&超薄型4.3mmのUSB-Cモバイルディスプレイ

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テレワークに欠かせないもの、それは外付けディスプレイ

2020年初頭、世界を襲った新型コロナウイルス禍によって、世の中の企業は慌ててテレワークを導入し始めました。私は平時からノートPCを使っていたのですが、アレが無くて作業効率が目に見えて落ちました。そう、外付けのディスプレイです。
引っ越したばかりで自分のデスクも無いため、リビングテーブルで作業する日々。フルサイズのディスプレイは置けないので、モバイルディスプレイを使うことにしました。Gethicのモバイルディスプレイはあったものの、これは13.3インチ。
https://www.makkyon.com/2019/12/06/gethic-1306h/
もう少し大きなサイズはないかと15インチサイズのものを検討してみました。
https://www.makkyon.com/2019/11/28/mobile-display/

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大きくて、薄くて軽いモバイルディスプレイ、ある?

今回購入したのは、UNIQのモバイルディスプレイ PROMETHEUS(プロメテウス)モニターです。15.6インチの画面サイズでフルHDの解像度、最薄部4.3mmという超薄型です。

クラウドファンディングサイトMAKUAKEで製品化されたものだったそうで、そのときに気づいておくべきでした……(安いから)。

UNIQ プロメテウス モニターをレビュー

パッケージは蓋身式のしっかりとしたもの。上にモノを積んでも潰れない頑丈さがあります(ただし、重さによる)。

内箱は2段になっていて、上段にディスプレイ、下段にケーブルなどの付属品が入っています。この付属品を入れている内箱がきっちり収まっていました。正直取り出しにくいけど、こういう仕掛けは好きです。

プロメテウスモニター+スタンドカバー、USB-C to USB-Cケーブル、USB-C to USB-Aケーブル(給電用)、HDMI to MiniHDMIケーブル、マニュアルとなっています。

ディスプレイの裏側はカーボン素材になっていて、PC周辺機器らしからぬ上質な仕上げです。専用カバーはマグネット式で吸着します。

このカバーを背面に回して、マグネットで吸着させることで、スタンドになります。

各種ポートは画面向かって右側に集中しています。USB-Cポートが2つ、Mini HDMIポートとなっています。右端のUSB-Cポートは給電専用です。映像入力をHDMIで行う際や、USB-Cで電力が足りない場合は、このポートを使って電源供給する必要があります。

画面向かって左側には、操作系のボタンとスイッチが並びます。OSD操作のほか、プロメテウスモニターはスピーカーを内蔵しているため音量調整もここから行います。左端にはイヤホンジャックがあります。

なお、このカバーを取り外すと、プロメテウスモニターが2段構成になっていることが分かります。操作系や入力系のある部分が厚くなっており、ディスプレイ自体は最薄の4.3mmとなっています。

付属のUSB-C to USB-Cケーブルを使って、MacBook Airと繋げば、すぐに外部ディスプレイとして動作します。Alt Modeで内部的にはDisplayPortとして映像の出力を行い、USB PDで電源供給をするので、映像も電源もUSB-Cケーブル1本だけ。

プロメテウスモニターは、ミラーリングだけではなく、拡張ディスプレイとして扱うことができます。また、プロメテウスモニターは狭額縁(スーパーナローベゼル)なので、15.6インチという大きさなのに、13.3インチのMacBook Airと並べても圧迫感がありません。

プロメテウスモニターの画面は光沢仕様のため、日中帯は反射が気になります。映像は鮮やかに見えるので、コンテンツの視聴にはいいのですが、事務作業にはちょっと鮮やかすぎるかなと感じました。

輝度を最大にすると、MacBook Airの最大輝度に匹敵するほどの明るさが出ます。

MacBook AirからのUSB PDによる電源供給で、プロメテウスモニターの電力はまかなえますが、MacBook Airの電力消費が激しくなります。このため、使う際には、MacBook Airももう一つのUSB-Cポートで電源を供給しています。

MacBook Air側のUSB-Cポートに余裕がないときは、プロメテウスモニターの電源供給用USB-CポートにACアダプタを接続し、電源を供給させることもできます。

タブレットスタンドで、プロメテウスモニターを自立させる

横に並べてデュアルディスプレイもいいのですが、視線を上げて首・肩周りの凝りを抑えたいところ。縦に並べてデュアルディスプレイにしたかったので、KlearLookのタブレットスタンドを使います(プロメテウス モニターのカバーは外しています)。

このタブレットスタンド、モバイルディスプレイだけでなく、12.9インチのiPad Proでも使えるので、重宝しています。
https://www.makkyon.com/2019/04/24/klearlook-tablet-stand/
13.3インチのMacBook Airと並べるとこの通り。システム環境設定でディスプレイの位置を調整したら、カーソルが上下に移動できるようになります。このデュアルディスプレイで作業が楽になりました!

ところで、USB-Cでの映像出力・電源供給ができるのはMacだけではありません。USB-Cを持つiPad Proでも同様のことが可能です。

ただ、iPad Proの場合は拡張ディスプレイができないので、ミラーリングのみ。画角が異なるので、ディスプレイの両端が黒くなってしまいます。iPad Proのバッテリーもみるみる減っていくので、使い道はかなり限定されそうです。
ただ、バッテリーの問題に関しては、iPad Pro用のUSB-Cハブを介することで、iPad Proに給電しつつ、プロメテウスモニターに映像出力と電源供給を同時に行うことができました。
https://www.makkyon.com/2020/04/12/sanwasupply-400-hubip087/

タッチパネルを省いた廉価モデルが登場しました

実売で1万円以上安いので、タッチパネルにこだわらなければこちらもモデルもオススメです。

まとめ

モバイルディスプレイとはいえ、外で使うつもりではなかったので、カバーを外して軽量(600g)・薄型(4.3mm)になるプロメテウスモニターは可搬性に優れて、非常に使い勝手がいいです。タブレットスタンドとの相性も抜群です。
画面が大きく、軽く、薄い、USB-C対応のモバイルディスプレイとして、プロメテウス モニターはオススメです!
※なお、WindowsやAndroidを接続すればマルチタッチにも対応しますが、今回の使用目的とは異なるので、割愛しました。
https://www.makkyon.com/2019/11/28/mobile-display/

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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