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ゼンハイザー CX 6.00BT レビュー/aptX LL対応で音ズレしない、貴重なBluetoothイヤホン!

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ドイツ・ゼンハイザーのワイヤレスイヤホン

ゼンハイザーといえば「Sennheiser」の綴りからわかるように、ドイツのメーカー。1940年代にフリッツ・ゼンハイザー博士(Dr. Fritz Sennheiser)によって創業されました。最初の製品はマイクだったようです。

ちなみに、博士号を持った方が創業した音響機器メーカーといえば、BOSEが思い浮かびますね。BOSEはマサチューセッツ工科大学のボーズ教授が設立しました。(ちなみに、SHUREはSidney N. Shureさんが無線機部品キットを販売したのが始まりだそうです。音響機器メーカーのルーツを書くのも面白そうですが、この話はまたどこかで。)

自分も昔ゼンハイザーのイヤホンを使っていた時期がありました。そのゼンハイザーから1万円台のBluetoothイヤホンが出るということで、気になって購入してみました。

何が気になったかというと……

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aptX Low Latency対応のワイヤレスイヤホン

今回購入したのは、ゼンハイザーのCX 6.00BTというBluetoothワイヤレスイヤホン。黒いパッケージに映えるイヤホンです。

パッケージ背面。CX 6.00BTの最大の特徴と言えるのが、aptX Low Latency(以下、aptX LL)対応であること。

正規品であることを証明するシリアルIDと認証シール。人気が高いということは、コピー品の濫造リスクも伴うのですね。

なお、日本語の保証書はパッケージの外箱に貼り付けてありました。誤って捨てないようにしましょう。

パッケージを開けると、Apple製品のような透明なプラケースに入ったCX 6.00BTが登場。

透明フィルムを剥がすと、CX 6.00BTを取り出すことができます。

CX 6.00BTを固定している部分が箱のフタになっていて、これを取り外すと付属品にアクセスできるようになります。

充電用のMicro USBケーブルやイヤーピースはすべてこの中にあります。うーん、なんというミニマムなパッケージ。

CX 6.00BTはフタに綺麗に巻き付けてあります。

フタの裏を見ると、隙間なくキッチリと収められており、神経質なまでの仕事ぶりをうかがい知ることができます。

CX 6.00BT自体は、左右がケーブルで繋がった一般的なワイヤレスイヤホンの体をしています。

左右両側にユニットが取り付けてあります。

左右のハウジングにはゼンハイザーのロゴが刻まれています。文字がないので、非常にスッキリした外観です。

イヤーピースは最初から取り付けれらています。サイズが合わないようであれば、大きさの違う予備イヤーピースの中から耳のサイズに合うものを選びましょう。

左右のハウジングがマグネットでくっついたり……しません。

左耳側にあたるユニットには、操作系はありません。こちら側にはおそらくバッテリーがあるのではないでしょうか。

右耳側のユニットには、操作ボタンが3つ。中央のボタンで電源ON/OFFとペアリング操作を行います。

充電用のMicro USBポートもこちら側にあります。

aptX LL対応で広がる用途

aptX LLは他のコーデックと異なり、低遅延であることが大きな特徴。テレビに繋いだり、スマホ・タブレットに繋いだりして、動画を観る際の音ズレ解消が期待できる。ただし、送信側(テレビやスマホなど)にもaptX LLに対応したトランスミッターが必要なため、送信側がaptX LLに対応していない場合は、その真価を発揮できない。

テレビと接続する

接続しているコーデックが分かるトランスミッターPTM-BTLLTでペアリングしてみたところ、aptX LLでペアリングしていることを表す赤色の表示になった。

テレビに接続して、テレビ側のスピーカーも同時に鳴らしてみたけど、耳で聞く限り遅延はゼロ。同時に音が鳴る。

ニンテンドースイッチと接続する

ニンテンドースイッチで使うには、USBオーディオからトランスミッターで飛ばす必要がある(詳しくはレビュー記事参照)。

iPhoneと接続する

iPhoneではふつうにペアリングしてしまうと、aptX LLではなくSBCで繋がるため、訪れ解消はできない。aptX LLに対応したトランスミッター(ここではInateck製品を使用)を繋ぐ必要があるのだけど、iPhone7以降はイヤホンジャックが廃止されているので、間にもう一つアダプターをかます必要がある。これは非常に面倒です……。

イヤーピースを交換して音質アップ

CX 6.00BTは、(Bluetoothにしては)非常にクリアで奥行きのある音を聞かせてくれるのだけど、さらに音を引き締めるためにDekoni Audioのポリウレタンイヤーチップ BULLETZ GEMINI(3mm)を使ってみる。

すると、どうだろう。これまでの音もクリアで悪くなかったが、少し抜け気味だった低音域もしっかり引き締まって、よりバランスの良い音を鳴らすようになった。もし物足りなさを感じるようであれば、イヤーピースの交換を視野に入れて欲しい。

まとめ

結論から言うと、非常に気に入っている。3月5日に入手してもう2ヶ月が経つけれど、ほぼ毎日使っている。

はじめはaptX Low Latency目当てで買ったのだけど、普段使いのワイヤレスイヤホンとしても、文句のない性能だ。
音質のバランスのよさはBluetoothイヤホンの中でも屈指の出来。とにかくクリアな空間を作り出す才能にかけては、他社製品でも1万円台でこの性能はなかなか出せないのではないか。

ただ、ちょっとだけ物足りないのがバッテリー。再生時間のスペック値は6時間で、そのスペック通りの稼働時間なので、これはいいとして。バッテリー低下時のアナウンスはもっと早くして欲しかった。「Recharge, Headset」というアナウンスが流れてから、2分おきくらいにアナウンスが流れるのはちょっとめんどい。その後10分ほどで自動的に電源OFFしてしまう。そこだけだが唯一の不満点。

とはいえ、aptX Low Latency対応のイヤホンは非常に珍しく、音ズレ解消を目的に買うのであれば、ほぼ競合のないこの製品で決まり!

バッテリーが物足りない点は、このケースを併用して解決しています。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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