初めてのヘッドホンにもオススメ!GRANPRO V1 レビュー/リケーブル可能なモニターヘッドホン!この性能でまさかの3,980円!

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音楽の新たな一面を発見できる、“あるヘッドホン”

このサイトでは、さまざまなイヤホンやヘッドホンをレビューしています。ワイヤレスから有線から、高いものから安いものまで。その中で、いいイヤホン・ヘッドホンには、ある共通点があります。それは「昔よく聴いた曲を聴きなおしてしまう」です。このイヤホン・ヘッドホンで、思い出のあの曲を聴くと、どんなふうに聴こえるんだろう?と。

今回紹介するヘッドホンは、まさにそんな製品でした。レビューを最後まで読んで魅力的に思えたなら、このヘッドホンは、あなたにとっての音楽を新たなステージに導いてくれる製品になるかもしれません。

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モニターヘッドホン GRANPRO V1 レビュー

今回紹介するのは、モニターヘッドホンの「GRANPRO V1」です。モニターヘッドホンという名称に聞き覚えがないかもしれません。他のヘッドホンとどう違うのでしょうか?今回のレビューを通して詳しく見ていきましょう。

本レビューにあたり、製品サンプルをご提供いただきました。

ちなみにGRANPRO V1は、日本の企業(株式会社烏山商店)の製品です。なんと、3年保証(36ヶ月保証)を付けてくれます。

こちらが内容物。GRANPRO V1ヘッドホン本体に、ケース、取扱説明書、1.2mケーブル、3mケーブルとなっています。

ケースはそれなりに厚みがあり、裏地は滑らかで擦って傷つくことはなさそうです。

こういった製品では珍しい、代表取締役のお手紙入りです。AmazonとLINEでの連絡方法が明記されており、カスタマーサポートに力を入れていることが分かります。

そして……なみなみならぬ熱意の伺える文章でした。購入したらぜひ一読してもらいたいです。

……ところで、そもそもモニターヘッドホンとは?

さて、冒頭からモニターヘッドホンという名称を使っていますが、そもそもモニターヘッドホンとはなんでしょうか?

ここでいう「モニター」は映像を映すディスプレイの意味ではなく、観察、測定を意味する“Monitoring”です。原音に忠実な音質で、音の変化をチェックするための製品、サウンドエンジニアやミュージシャンが使ういわば「業務用」のヘッドホンといえます。

ちなみに、音楽が好きな皆さんは日常的にモニターヘッドホンを目にしています。おそらく日本で最も有名なモニターヘッドホンといえば、SONYのMDR-CD900STではないでしょうか。

見覚えありませんか?実は、THE FIRST TAKEで多くのアーティストが使用しているのがこのヘッドホンです。

モニターヘッドホンはこのように音楽の現場で使われているものです。では、私たち一般ユーザーが使う意義はあるのでしょうか?答えは「(もちろん)あります」。

原音に忠実な音が聞こえるということは、オーディオメーカーによる味付けがされていない、アーティストが意図した音が聴こえるということ。やたらとボーカルだけが強調されたり、不自然に低音が響いたりせず、音がフラットに聞こえます。これまで聴きまくったお気に入りの音楽に新たな発見があるかもしれませんよ?

では、レビューに戻りましょう。

GRANPRO V1はリケーブル対応、ケーブルは1.2mと3mが付属

ちなみに、GRANPRO V1はケーブルが取り外せるようになっています(リケーブル対応)。この機構があるとないとでは大違いです。本記事の後半で、さまざまな聴き方を検証しています。

GRANPRO V1には2本のケーブルが付属しています。1本は、両端が3.5mmプラグの1.2mケーブルです。

もう1本は、3.5mmと6.3mmのプラグを持つ、3mのケーブルです。6.3mmのプラグはミキサーやオーディオインターフェース等で使われるので、音楽を聴く用途では馴染みがないかもしれません。

ただこの6.3mmプラグは変換アダプターになっていて、これを抜くと、3.5mmプラグが現れます。

長さが3mあるので、再生機器から離れた場所で聴くのにも便利です。

GRANPRO V1を詳しく見てみる

GRANPRO V1を見ていきましょう。40mmの大口径ドライバーを搭載しているそうで、耳をすっぽり覆う大きなハウジングになっています。

ハウジングは180度反転させることができるため、片耳でのモニタリングが可能です。DJが片耳だけで選曲していますよね、アレです。

イヤーパッドはサラサラした触り心地で、クッション性もあります。

ヘッドバンドにはGRANPROのロゴ。

ヘッドバンドには十分なクッション性があり、頭に当たっても優しい感触です。

ヘッドバンドは、10段階程度で細かく調整できるようになっています。自分に合った長さを保持できます。

こうして見ると、とても3,980円(レビュー時の価格)のヘッドホンには見えません。

次にGRANPRO V1の重さを測ってみましょう。

GRANPRO V1は重い?持った感じは軽いけど……?

GRANPRO V1を持っていると、かなり軽い感じがするし、重量は100g台後半くらいかな……と測ってみたところ、意外と重量はありました、234gです。

GRANPRO V1は、大きさの割には軽く感じました。

GRANPRO V1の側圧は優しめ、メガネで長時間つけても問題ない

私は、ヘッドホンを買うときはかなり慎重に選ぶたちです。なぜかというと、頭が大きめの上、メガネを常用しているため、側圧(ヘッドホンの締め付ける圧力)がちょっとでも強いと、頭が痛くなってしまうのです。

その点、GRANPRO V1を装着してみると、締めすぎず緩すぎず、理想的な装着感です。3〜4時間使っても疲れませんでした。

ヘッドバンドの長さも余裕があるので、頭に密着するようなこともありません。

実際に装着してみると密着感が高く、遮音性があります。音楽を聴いていなくても、周りの音が一定量シャットアウトされます。集中したいときにはいいかも。※独自のPNCノイズレス機能とのこと。PNC=Passive Noise Cancellingですね。

GRANPRO V1の音質は?iPhone 13 Pro Maxで聴いてみる

私はふだんiPhone 13 Pro Max+Apple Musicで音楽を聴いています。Apple純正のLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを経由して、GRANPRO V1を接続します。

Apple Musicの音源を聴いてみると、低音域は控えめ、高音域に尖った感じはありません。フラットで、バランスの良い音質です。なるほど、これは確かにモニター向き。音の解像感は高く、聴き込めば聴き込むほど、細かい音が聞こえてきます。聴き慣れた音楽にも新たな発見があり、GRANPRO V1でのヒアリング体験に、心地よささえ感じてしまいます。

逆に、何の予備知識もなくこのヘッドホンを購入したとしたら「迫力がない」と感じるかもしれません。ただし、

ddHiFiのTC35Cを利用してみる

AppleのLightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタは、ただ変換してるだけなので、音質を上げるために、ちょっといいDACを使ってみましょう。

接続したのは、ddHiFiのTC35C Lightning版です。iPhoneに直結するアダプターなので、余計なケーブルを減らせます。

TC35Cの内蔵DACによる味付けが効いていて、低音と高音のエッジがしっかり立って、ボーカルと楽器の位置がはっきりしてきます。モニターヘッドホン+DACの組み合わせだと、DACの性能がダイレクトに効いてくるようです。

もっといい音を!Lotoo PAW S1を利用してみる

ddHiFi TC35Cでここまで効果が出るなら、もっといいDACで試してみたくなります。そこで、わが家のポータブルオーディオの最高戦力Lotoo PAW S1、このヘッドホンモードで聴いてみます。

すべての音の分離感がはっきりして、低音はメリハリが効き、ボーカルは奥行きがあり、コーラスの重なりが響き、高音は余計な雑味がなくなり、素の音をしっかり聴かせてくれます。

フラットなまま音が良くなると、こんなに心地よいのかと感動すら覚えます。

GRANPRO V1のケーブル交換式のメリットを最大限活用する

GRANPRO V1のいいところは、ケーブル交換式であること。3.5mmプラグはもとより、世の中に数多く出回っている4.4mmやUSBも使えそうです。このケーブル交換式のメリットを最大限活かす使い方を考えてみましょう。

Lightning to 3.5mmケーブルで直結する

ddHiFiのようなケーブルレスのアダプターもいいんですが、ケーブル単体で直結できるに越したことはありません。iPhoneユーザーとして欠かせないのが、Lightning to 3.5mmケーブル。車載オーディオとのAUX接続用として考えられていたものですが、こうしたケーブル交換でも役に立ちます。

もちろんGRANPRO V1でも問題なく使えました。

音質はApple純正Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタよりいいかな?くらい。利便性重視ですね。

GRANPRO V1をBluetoothレシーバーでワイヤレス化する(高音質編)

Bluetoothワイヤレスレシーバーを接続すれば、GRANPRO V1をワイヤレス化できそうです。わが家のBluetooth最高戦力はiFi Go blu。ショートケーブルよりももっと短く、3.5mmのオス-オスアダプターで直結してみます。

iFi Go bluは高音質アンプを内蔵しているだけあって、そこらのBluetoothアダプターでは太刀打ちできないようなメリハリある音を奏でてくれます。

iFi Go bluはモニターヘッドホンの特性と相性がいいようで、ワイヤレスながら力強く、音の重なりを感じられます。(ただし、解像感という点ではBluletoothの限界が見える……)

GRANPRO V1をBluetoothレシーバーでワイヤレス化する(軽量化編)

Bluetoothレシーバーを直結すれば、擬似的にワイヤレスヘッドホン化させることができました。

しかし、iFi Go bluは27gと軽量ではあるものの、GRANPRO V1の重量バランスはやや偏ります。そこで、音質よりも軽量さを優先してアダプターを選んでみました。ADVANCEDのAccessport Airです。その軽さ、なんと11.8g。

Accessport Airは薄くて細くて軽いので、挿していてもほとんど重さを感じません。

iFi Go bluのような突き抜けた高音質ではないものの、軽快さのあるいい音質です。

もし、アダプター無しで直結するなら、UGREENのBluetoothアダプターが安くておすすめ。ただし、音質はそれなりです。

聴けば聴くほど音の楽しさを味わえるヘッドホン

思いがけず使い倒してしまったモニターヘッドホン「GRANPRO V1」。解像感の高いフラットな音質で、リケーブルにも対応し、快適な装着感で長時間の使用でも疲れません。何より……安すぎる……もっと高くてもいい。

初めてヘッドホンを買う人にも入門編としていいかもしれません。このフラットな音質から、自分の好みが見つかっていくのかも。

GRANPRO V1 モニターヘッドホン
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 解像感の高いフラットな音質で、音楽の楽しみが広がる
  • リケーブル対応でさまざまな接続方法が使える
  • 36ヶ月=3年という手厚い保証
  • 3,980円という破格の価格(レビュー時)
  • 1.2mと3mのケーブルが付属しており、利便性が高い
  • 180度反転するフレキシブルなハウジング
  • 遮音性の高いイヤーパッド
  • スペックよりも軽く感じる設計
デメリット
  • 低音重視、ボーカル重視等、味付けの欲しい人には向かない

弱点らしい弱点はなく、おそらくこのヘッドホンが向かない人は、モニターヘッドホンそのものが向かないとしか言えませんね。オススメです!

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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