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iPad Pro 12.9 Wi-Fi + Cellularモデル レビュー/M1プロセッサとXDRディスプレイ搭載で、しばらく安泰?

今年もiPad Proの新製品がやってきたけど……

2021年モデルとなるiPad Proが2021年4月20日発表され、5月20日に発売されました。今回のiPad Proはデザインの変更はほとんどなく、スペックの大幅なアップデートが行われています。

大きな変更点としては、下記のようなもの。

  • プロセッサーがMacと同じM1へ
  • ディスプレイがミニLED搭載のLiquid Retina XDRへ
  • セルラーモデルが最高4Gbpsの5G通信対応へ
  • USB-CポートがThunderbolt/USB 4対応へ

2020年発売の第4世代でも十分な性能を誇るiPad Proでしたが、もはやMacやPCすらも上回るハイスペックなモデルとなったようです。さて、買いましょうか……

5G対応のWi-Fi + Cellularモデルを購入

大画面のiPadがお気に入りなので選択肢は12.9インチサイズ一択なんですが、Wi-Fiモデルにするかセルラーモデルにするかは迷いどころです。

しかし、今回のセルラーモデルは「5G」対応です。私が住んでいる地域がまもなく5Gのエリアになるようで、思い切ってセルラーモデルを購入してみました。

カラーはスペースグレー、容量は256GBモデルを選びました。

iPad Pro 12.9 Wi-Fi + Cellularモデル(2021)をレビュー

iPad Pro 12.9 スペースグレイ 2021年モデルのパッケージはこちら。ほぼiPad Proのサイズに収められたミニマムなデザインです。

写真左は、2020年モデル(第4世代)のiPad Pro 12.9インチ スペースグレイのパッケージ。壁紙のデザイン以外は同じです。

内容物もほぼ変わらず(USB-C電源アダプターは18Wから20Wへ)。

こちらが第5世代のiPad Pro 12.9インチです!といっても、デザイン上の変化はほぼなく、第4世代を使っていた自分としては感動が薄かったです。


手元に第4世代もあるので、比較してみましょう。

iPad Pro 第4世代と第5世代の見た目の違いは?

写真左が第4世代、写真右が第5世代です。第4世代は背面フィルムを貼っているのと、部屋の照明のせいで色が違うように見えますが、どちらもスペースグレイです。

Appleの公式情報では第4世代の重量は643g、第5世代の重量は684gで約41gの差があります(どちらもWi-Fi + Cellularモデル)。両方を持って比べてみると、差は分かりますが、単体で持ってみるとすぐには判別つきません。

本体の厚みも違います。第4世代は5.9mm、第5世代は6.4mmと、約0.5mmの差があります。しかし、容易に判別がつかないほどの差です。

ただ、デザイン上、分かりやすい差もあります。それがアンテナのデザインです。下が第4世代、上が第5世代です。

1本、アンテナが増えているのが分かるでしょうか。右上が第5世代です。おそらく5G用の追加アンテナと思われます。

第5世代iPad Pro 12.9インチの特徴として、プロ品質のLiquid Retina XDRディスプレイが挙げられます。輝度を最大にして、第4世代と第5世代を並べてみましたが、通常使用では違いが分かりにくです。

ただ、Apple TVにある4K HDRの映画を観ると、Liquid Retina XDRディスプレイでは黒のコントラストがくっきりしており、見やすくなっていました。映像視聴の多い方には恩恵がありそうです。

画面保護フィルム・ケース・背面保護フィルムはどうしよう?

画面保護フィルムは、貼り付けキットの付属したSpigenのEZ FITを購入しました。貼り付けミスがほぼ無くなるので、保護フィルムの貼り付けに自信がない方にはオススメです。

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新iPad Pro、これまでのアクセサリは使える?

iPad Pro 12.9の第4世代と第5世代は、デザイン的に大きな変更はないので、液晶保護フィルムや背面フィルムはそのまま使用できます。

しかし、厚みが0.5mm増してしまったことで、ケース系が使えなくなっている可能性が高くなっています。そこで、手元にあるiPad Pro 12.9 第4世代用のケースが第5世代で使えるか試してみます。

まずは、ESRのTPU製ソフトシェルケースです。かなりキツイですが、iPad Proのエッジに引っかかれば、装着することができます。ピッチピチのTシャツを着せているような感じです。

ケースの装着製以外にも、スピーカーグリルの位置が異なっているようで、位置が合いません。

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続いて、MOFTのiPad用ケース「MOFT Float」です。こちらも先程のTPUケース同様にピッチピチながら、装着することは可能です。

そのまま直立しても問題ありません。

MOFT Floatのレビューはこちらから。

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続いて、第4世代向けのMagic Keyboardです。背面のスマートコネクターの位置は変わっていないので、問題なく使えます。

そのまま画面を閉じることもできます。

端から、少しはみ出しているようにも見えますが、実用上の問題は感じませんでした。

第4世代向けを持っている方でも、慌てて買い直したり、売りに出したりしなくても大丈夫そうです。

とはいえ、これからMagic Keyboardを購入する方は、第5世代向けを買いましょう。第3世代も第4世代も使えるので間違いないです。

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iPad向けMagic KeyboardはPC用の高級キーボードと比べても飛び抜けて高額です。

なかなか手を出しづらい製品で躊躇してしまう方には、Mac向けのMagicKeyboardが使えるキーボードケースがオススメです。

スマートコネクターではなくBluetoothでの接続になりますが、Magic KeyboardとiPad用スタンドが両立できるので、持ち運びの荷物を減らすことができます。

FintieのMagic Keyboard ケースのレビューはこちらから。

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iPadOSに足りない2つの機能

今回、iPad ProがM1プロセッサを搭載したことで、Macとの性能がなくなってしまいました。

私がふだん使っているMacBook Air(写真左)と今回のiPad Pro(写真右)は外見こそ違うものの、性能はほぼ同じ。ディスプレイやUSBインターフェースはiPad Proの性能の方が上です。価格もMagic Keyboardを加味するとiPad Proの方が上です。

こうなると、役割をiPad Proに統一したいところですが、そうもいかないのがiPad OSの制限です。Macの代わりに使うには、足りない機能が2つあります。

1つは、拡張画面出力です。現状ではiPadと同じ画角でミラーリングしかできないので、作業画面を広げることができません。もう1つはマルチユーザー機能です。複数人で使うための設定がそもそもないので、家族と共用できません。

AppleがmacOSとiPadOS(あるいはiOS)を統合するのか、あるいは並行運用していくのか、今はまだ分かりませんが、これほど高性能なiPad ProをMacの代わりにできないのは歯痒いところです。

まとめ

正直、第4世代で満足していた自分からすると、XDRディスプレイの美しさも、M1プロセッサの性能向上も、Thunderbolt/USB 4も、体感できるほどのものではありません。(性能を落として価格を下げたiPad Air 12.9があってもいいのでは)

ただ、これだけ高性能なiPad Proであれば、この先数年も安心して使えるということでもあります。Adobe製品やMicrosoft製品も続々とiPadに対応していますし、GIGAスクール構想の余波でiPadに対応するサービスも増えるでしょう。

最高峰のiPad Proは、買う人を選ぶでしょうが、迷っているのであればぜひオススメしたい一品ではあります。

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makkyon
都内で働いている会社員です。仕事では、スマホと映画のことだけ気にしています。 半年に一回、趣味で山手線一周しています。一緒に歩いてくれる人募集中!
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