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音楽と通話の“二刀流”で最強のテレワークアイテム誕生!/アシダ音響 ASHIDAVOX ステレオヘッドセット ST-90M-05

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待ちに待ったヘッドセットがついに発売!

アシダ音響(ASHIDAVOX)製品といえば、業務用の音響機器製品を製造販売するメーカーさん。個人向けとして発売した音楽用ヘッドホン ST-90-05はそのレトロなデザインと、確かな性能と、……それに見合わぬ低価格で瞬く間に超人気製品となりました。しばらく品薄で手に入らなかったのは記憶に新しいところです。

ST-90-05の人気の陰に隠れていますが、モノラルヘッドセットのMT-669CTもいい製品です。クリアなマイク品質、軽量で疲れ知らず、とテレワークのコミュニケーションを支えてくれています。

この2製品を使っていて感じるのは、ST-90-05の高音質と、MT-669CTのマイクが一体になればいいのに……(つまり1台にまとめたい)というニーズです。……で、そんなニーズが他にもあったのか、2022年12月のポタフェス 2022では、ST-90-05のボディにマイクを載せた「ST-90M-05」が展示されていたのです。

これは是が非でも買わなければならない……!そして、2023年3月、ついにST-90M-05は発売されたのです。

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アシダ音響 ステレオヘッドセット ST-90M-05をレビュー

パッケージは、いつものシンプルな“箱”です。

型番だけ見るとややこしいんですが、音楽用ヘッドホンが「ST-90-05」ステレオヘッドセットが「ST-90M-05」です。

内容物は、取扱説明書とST-90M-05本体のみというシンプルさ。

基本的な構成は、音楽用ヘッドホンであるST-90-05と同様で、唯一違うのがこのアームマイクです。

左耳側に取り付けられたアームマイクは、弾力性のあるアームに支えられています。曲げてもビョンと戻る弾力性はあるものの、ゆっくり曲げれば、曲げのクセをつけることができます。

反対側にも回転させられるので、右耳側で使うこともできます。

無指向性のマイクが搭載されているということで、マイクの風防を取り外してみました。左の写真が内側、右の写真が外側を向いています。

実際に装着してみました。軽いですね。側圧も強すぎず弱すぎず。

マイクの位置は、アームを曲げて調整可能です。

マイクは無指向性ということもあり、少し離れていても、声の聞こえ方には問題ありません。

ベースは音楽用のST-90-05、何も心配しなくていい

ST-90M-05の、マイク以外の部分を見ていきましょう。まずは伸縮性、サイズ調整について。

ST-90-05同様、伸縮性は余裕を持って確保されているので、大きな頭の方でも使えるはず。私もそこそこ頭が大きくて、初見のヘッドホンのかけ心地には気をつけるのですが、ST-90M-05に関して、その心配は無用です。

角度も変えられるので、細かいフィット感も微調整できます。

イヤーパッドの奥には、ST-90-05と同じ40mmのダイナミックドライバーユニットが備えられています。つまりヘッドセットなのに、音楽用としても全く問題ないということ。

ちなみに、ST-90M-05のデザインの中で最も好きなのがこのヘッドバンドです。正円を描くカーブの美しさ、曲げにも負けない強靭なバンド。見ていて飽きがこないシンプルな美しさです。首かけしても窮屈さはありません。

ケーブルは1.5mあるので、デスクトップPCの背面から音声出力を引っ張っても、十分な長さがあります。

ケーブルにはクリップが付いているので、シャツのポケットや襟に固定したりできます。

プラグは、CTIA規格対応の4極プラグです。

MacBook Air/Proシリーズのように、音声入力対応のイヤホンジャックなら、そのまま挿して使えます。デスクトップパソコンを使われている方は、イヤホンとマイクが分かれていることがあるので、ご注意ください。

USB-Cポートを使いたい場合は、アダプターを介せばUSBオーディオが使え、よりノイズの少ない環境が作れます。Sound Blaster PLAY!4のようなUSB DACなら、手元にミュートボタンが作れます。

Sound Blaster PLAY! 4のレビューは下記から。

iPadのように、USB-Cポートが1つしかない場合、充電しながらヘッドセットが使えません。そこで、二股になっているアダプターを使います。この手の二股のアダプターはいくつかありますが、ヘッドセットでの動作を保証しているか確認するようにしてください。音楽専用の場合があります。

上の写真で使っているアダプターは、エレコムのもの。ヘッドセットを使うことを前提にしたアダプターなので、安心して使えます。

ST-90M-05を、音楽用ヘッドホンとして使うのはアリ?ナシ?

ST-90M-05は、むしろ音楽用として積極的に活用すべきです。そもそものベースが音楽用ヘッドホンのST-90-05なので、音楽用の有線ヘッドホンとして、十分すぎる性能を持っています。

改めて聴いてみましたが、音良すぎですね。むしろヘッドセットだけで使うのが、もったいないくらいです。

音楽用として使うときの難点ですが、(見た目的に)外で使いにくい、ということでしょうかね。

アシダ音響製品に学ぶ、シンプルであることの真の意味とは?

今回のST-90M-05にしても、ヘッドホンのST-90-05/ST-90-07や、モノラルヘッドセットのMT-669CTにしても、アシダ音響製品に共通するのは、シンプルなデザインと仕様になっていること。業務用として使われることの多い同社製品は、シンプルに作ることで耐久性を高められますし、パーツを共通化することで交換部品をリーズナブルに提供できます。

例えば、今回紹介したステレオヘッドセットのST-90M-05と、音楽用ヘッドホンのST-90-05/ST-90-07は、同じイヤーパッドが使えます。もちろん、交換用パーツは公式オンラインショップから安価に入手できます。

マイク用の風防はイヤーセットのESM-270CTと共通になっています。こちらも安価です。

コンシューマー製品はしばしば売りやすさを重視して、交換用パーツが入手しにくかったり、交換用パーツが高価すぎて、次期モデルを購入した方が結果的に安価だったりします。その点で、アシダ音響製品は長く使うことを考慮してか、パーツが入手しやすく、安価に手に入るようになっています。

コンシューマー製品における「シンプル」はデザイン的な意味合いで使われることが多いですが、本来的な「シンプルさ」を追求すれば、こうしたメンテナンス性の良さに繋がります。業務用を作り続けてきた同社だからこそのアプローチと言えるのではないでしょうか。これこそ質実剛健です。

アシダ音響 ステレオヘッドセット ST-90M-05のまとめ

有線のヘッドセットの最高峰と言ってもいいのではないでしょうか。頑丈で長く使えて、性能のいいヘッドセットをお探しの方には、強くオススメです!

アシダ音響 ステレオヘッドセット ST-90M-05
総合評価
( 5 )
メリット
  • 基本構成は「音楽用ヘッドホンのST-90-05 + マイク」
  • マイクはイヤーセットのESM-270CTと同じものを採用
  • ヘッドホンはST-90-05と同性能で40mmのドライバー搭載
  • ヘッドセットなのに、音楽用としても最高峰の性能を持つ
  • ケーブルが長めの約1.5m
  • この性能で1万円を切るコスパの良さ
デメリット
  • ケーブルは交換できない
  • USB接続したい場合はアダプターが必要

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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