アシダ音響 ヘッドセット MT-669CT レビュー/Web会議で抜群に活躍してくれる安価・軽量な有線ヘッドセット!

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アシダ音響の製品が気になり始めた

先日レビューした、アシダ音響の有線ヘッドホン「ST-90-05」。そのレトロでシンプルな見た目からは想像もつかないほど、パワフルで綺麗な音を鳴らしてくれました。この価格でこの性能、薦めない理由がありません。

そして、アシダ音響の他の製品を調べてみたところ、テレワークが推奨されている今、最も相応しい製品が売っているではありませんか。

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アシダ音響のヘッドセットを購入してみた

今回紹介するのは、アシダ音響製のヘッドセット「MT-669CT」です。片耳タイプのヘッドセットで、有線接続します。

アシダ音響のオンラインショップは、Amazonに開設されています。表示上は「通常2~3日以内に発送します。」となっていますが、営業日ベースなら翌営業日には発送されている印象です。

アシダ音響 MT-669CTをレビュー

音楽用ヘッドホンのST-90-05とは違って、無地の白いボックスに入って届きました。

例によって、型番のシールが貼られただけのシンプルなパッケージです。店頭でパッケージを手に取って購入するわけではないので、これで十分ですよね。

中身は取扱説明書と、MT-669CT本体となっています。

こちらが、MT-669CT本体です。持った感じも非常に軽量で、約70gしかありません。長時間、頭にのせても苦にならないくらい軽いです。

マイクアームは270度回転します。初期状態では左耳にパッドを当てるようになっていますが……

マイクアームを270度回転させることで、パッドを右耳に持ってきて使うことができます。

マイクアームはフレキシブルに曲がるタイプなので、使ってみてちょうどいい位置に調整できます。

片耳タイプのヘッドセットなので、片側は頭当てストッパーが付いています。このストッパーにもクッションがあり、頭に優しく当たるようになっています。

Amazonの販売ページでも推されていますが、MT-669CTは日本製(MADE IN JAPAN)です。

アシダ音響は、法人向けに採用されることが多いメーカーで、その実績をベースにしたMADE IN JAPANの謳い文句です。説得力が違います。

業務用視点?MT-669CTのちょっと便利な一工夫

MT-669CTのケーブルは2mあるので、デスクトップPCで使う際にも、ノートPCで使う際にも十分な長さが確保されています。

長いケーブルはデスクで使うには十分ですが、長すぎてわずらわしいこともあります。ケーブルにはクリップが付いているので、シャツやジャケットに固定しておくといいでしょう。

実際に使ってみると、このちょっとした工夫が、使い勝手をよくしてくれます。業務用として数多くの導入実績をもつ企業ならではの気遣いと言えます。

なお、MT-669CTのプラグは、CTIA規格対応の4極になっています。

CTIA規格がよくわからない方も多いでしょうが、マイクに対応したイヤホンジャックなら使える、という理解で問題ないです。

MT-669CTをMacBook AirでWeb会議に使ってみる

MacBook Airのイヤホンジャックに挿して、ZoomやTeamsで使ってみました。

ヘッドホンのST-90-05(音楽用)とは違い、人の声が明瞭に聞こえるようチューニングされており、聞こえやすさは抜群です。RadikoやClubhouseでも、喋っている人の声が聞こえやすいです。マイクも聞こえやすいと(会議の向こうの方から)評判です。

逆に、音楽を聴いてみると高音も低音もショボくて、音楽用には向いていません(そもそも片耳ですし)。ヘッドセットとしての機能に特化することで、この性能を発揮しているのがよく分かります。

USB DACで、デジタル接続する&ミュートボタンを付ける

MT-669CTの性能は十分なものですが、機能的に欲しいものがあります。それは「手元で使えるミュートボタン」です。
Web会議で、余計な音を入れないようにミュートで参加していたら、いざ発言するときにミュートのまま喋り続けてしまう、そんな経験ありませんか?手元でミュート状況が確認できて、ボタン一つで解除できると便利です。

今回は、Creativeの「Sound Blaster PLAY! 4」というUSB DACを間に挟んでみました。USB-Cで接続できる製品なので、MacBook Airにも繋げます。

Sound Blaster PLAY! 4のレビューはこちらから。

イヤホンジャックのないIdeaPad Duet(Chromebook)でもUSB-C接続で使えます。

実際、MT-669CTを仕事で使う際には、このSound Blaster PLAY! 4を経由するようにしています。USBデジタル接続になるので、音質も微妙な雑味が消えてクリアになります。もちろん、マイクも問題ありません。

MT-669CTはiPhoneでも使えます、もちろん。

Web会議はパソコンだけではありません。スマートフォンでもZoomやTeamsを使う機会があります。iPhoneのマイクもスピーカーも高性能なものが搭載されていますが、使えるならヘッドセットを使っておきたいもの。

Apple純正のアダプターが安価で販売されているので、これで変換するのがスタンダードです。Apple純正としては珍しく(Amazonなら)1,000円以下とリーズナブルな製品です。以前はiPhoneに付属していました。

※Amazonで購入する際には「販売元 Amazon.co.jp」となっていることを確認してください。

上記の変換アダプターをお持ちでなければ、ハイレゾ音源にも対応した外付けのUSB DACを検討するのもオススメです。MT-669CTは音楽用ではありませんが、有線イヤホン・ヘッドホンをお持ちなら共用できます。

上の写真で使用しているADV.(ADVANCED) Accessport 2のレビューは下記からどうぞ。iPhoneで使えるリーズナブルなUSB DAC(Lightning DAC?)です。

なお、この構成だとClubhouseではマイクが使えませんでした(聴くだけならOK)。SHURE MV7でも同じ現象だったので、デジタル接続では伝送経路が変わってしまうようです。Clubhouseがゆくゆくアプリをアップデートすれば使えるようになるかもしれません(2021年2月末現在)。

まとめ

シンプルながら、ヘッドセットとして十分な性能を発揮してくれるMT-669CT。さすが業務用で使われているだけあって、使い勝手も性能も、何も言うことがありません。満足しています。

同じアシダ音響の音楽用ヘッドホンST-90-05もオススメです!

ヘッドセットを探していて、有線でいい、ということなら、MT-669-CTをオススメしない理由が見当たりません。強くオススメです!

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