USB PD対応、最大出力18Wになったプラグ付きモバイルバッテリー
以前にレビューしたACプラグ付きのモバイルバッテリーAnker PowerCore Fusion。モバイルバッテリーを直接コンセントに挿して充電することができます。余計なケーブルや充電器を持ち運ばなくていいので、利便性に優れています。このコンセプトが市場でも大きく評価され、大ヒットモデルとなりました。
そして、そのPowerCore FusionがUSB PDに対応、最大出力18Wになって「PowerCore III Fusion 5000」として新登場しました。
今回、PowerCore III Fusion 5000のホワイトを購入してみました。
Anker PowerCore III Fusion 5000をレビュー
こちらがパッケージ。ちょっと細長いようです。
内容物は、PowerCore III Fusion 5000本体以外に、キャリングポーチとユーザーマニュアルです。
ACプラグは持ち運びに便利な、折りたたみ式のACプラグを内蔵しています。
こうして見ると、USB充電器のようにしか見えませんが、れっきとしたモバイルバッテリーなのです。
ACプラグの反対側には、残量インジケーターを兼ねた給電ボタン、PowerIQ 3.0(接続された機器に最適な電力を提供する)に対応したUSB-Cポート、PowerIQに対応したUSB-Aポートとなっています。
重量はそれなりに重くて、181.0g。スマホ1台分くらいですね。
高さがあるので、このまま立ててApple Watchの充電もできます。ソロループバンドのApple Watchの充電ってちょっと面倒なんで、この方法が便利です。(ややバランスが悪いので、平坦な場所に置きましょう)
PowerCore III Fusion 5000は、コンセントに挿せばバッテリーを充電しつつ、USBポートからも電力を供給するパススルーに対応しています。旅行中の充電はこれができて一石二鳥なんですよね。
ここで使用しているApple Watch用の充電アダプターは「MACO GO」という製品です。コンパクトで使いやすい。
容量が倍増したAnker PowerCore Fusion 10000登場!
PowerCore Fusion 5000が好調だったようで、容量を約2倍に、そしてUSB PDの出力を最大20Wまで高めたPowerCore Fusion 10000が登場しました。容量重視であればこちらでしょう。(ただし、大きくて重くなっているので、壁づけされる方はご注意ください。)
まとめ
USB PDで最大18W出力に対応したことで、iPhoneやiPadに急速充電できるようになりましたし、緊急時にMacBook Airへ給電する際の心もとなさも軽減されました。とりあえず1台持っておくと安心なモバイルバッテリーですね。