EarFun Air TW200 レビュー/軽量でQiワイヤレス充電対応、音もよくてリーズナブル……弱点ある?

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earfunの新作完全ワイヤレス登場!

今年の初めにレビューした完全ワイヤレスイヤホンEarFun Freeですが、音の良さに加え、ワイヤレス充電や防水といった、金額からは考えられない多機能さで、信じられないほどのコスパを実現した製品でした。
https://www.makkyon.com/2020/01/06/earfun-free/
そしてこの夏、ふたたび連絡をもらいまして、新作の完全ワイヤレスイヤホンが出たということでした……

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EarFunからスティック型完全ワイヤレスイヤホン登場

今回EarFunから登場したのはスティック型の完全ワイヤレスイヤホンです。テレワークの広がりで、完全ワイヤレスイヤホンにもマイク性能が求められるようになってきました。スティック型は物理的に口に近くなるので、マイク性能の向上が期待できます。

※本レビューにあたって、EarFun様より製品サンプルを提供いただきました。

EarFun Air TW200をレビュー

こちらが、EarFun Air TW200のパッケージです。前機種はホワイトモデルをレビューしましたが、今回はブラックモデルを提供いただきました。

Ankerのスティック型にも「Air」の文字が入っていましたが、これは流行ですね。
https://www.makkyon.com/2020/05/26/anker-soundcore-liberty-air-2/
EarFun Air TW200のパッケージ背面には、数々の特徴が並びます。

EarFun Air TW200の特徴は、完全ワイヤレスイヤホンのトレンドの一つでもある「ノイズキャンセリング」です。この価格帯でどれくらいの性能があるのか、実際に試すのが楽しみです。

パッケージを開いていくと、見開きにスタートアップガイドが書かれています。

とてもローコストの製品とは思えないような梱包です。

内容物としては、ユーザーマニュアル、EarFun Air TW200本体、充電ケース、交換用イヤーピース、USBケーブルとなっています。

イヤーピースは、EarFun Air TW200本体にあらかじめMサイズが取り付けられており、XS/S/Lサイズが別添えとなっています。

それでは、イヤホンの前に充電ケースから見ていきましょう。

EarFun TW200の充電ケースはワイヤレス充電対応!

ハイエンドイヤホンでも対応していないものが多いQiワイヤレス充電に対応しています。

天面には、earfunのロゴ。ここは緩やかな凹みのあるデザインになっていて、指で持ったときにホールドしやすくなっています。

底面には、充電用のUSB-Cポートがあります。

充電ケースのデザインといい、パッケージのカラーリングといい、Jabra製品を意識しているようにも思えます。
https://www.makkyon.com/2020/08/22/jabra-elite-75t-with-wireless-charging/
そして、EarFun Air TW200の最大の推しポイントは、2万円越えのハイエンドイヤホンでも対応していないものが多いQiワイヤレス充電に対応していること。これこそ真の「完全ワイヤレス」と言えるでしょう。今後も対応するイヤホンが増えるはず。

上の写真で使っているQiワイヤレス充電パッドは「B&O CHARGING PAD」です。急速充電に対応したバング&オルフセンのワイヤレス充電パッドです。質感最高でオススメしたいんですが、ちょっと高い……
https://www.makkyon.com/2020/02/25/bang-and-olufsen-charging-pad/

EarFun Air TW200はシンプルなスティック型

次にEarFun Air TW200イヤホン本体を見ていきます。形状はオーソドックスなスティック型です。
ハウジングの外側は光沢のあるパネルになっています。

ボタン類は一切なく、操作はこの面でタッチコントロールを行います。

EarFun Air TW200は充電ケース込みでも超軽量!

EarFun Air TW200を充電ケースの中に納めてみました。

重量を測ってみると、55.2g。AirPods Proよりも、やや軽く仕上がっています。完全ワイヤレスイヤホンの重量はどんなに軽くても30g台。ワイヤレス充電や最大35時間分のバッテリー(イヤホン+ケース)を考えると十分に軽量です。

参考までに、重量30g台のイヤホンはこのあたりです。この程度の軽さになると、いろいろ割り切った仕様になっています。
https://www.makkyon.com/2020/02/25/yobybo-card20/
https://www.makkyon.com/2020/07/19/happy-plugs-air-1-go/

軽いEarFun Air TW200は耳への装着感も抜群!

ここでイヤホン単体の重量も測ってみましょう。左右のユニットを合わせた重量は11.2g。AirPods Proよりもちょっとだけ重い程度です。

実際に装着してみました。耳の中にすっぽりおさまるので、やや圧迫感はあるものの、抜け落ちる感じはなく、装着性は高いです。

耳からの出っ張りは少なく、見た目に気になることはないでしょう。

EarFun Air TW200は、片耳でも使えるようになっているため、簡易ヘッドセットとしての用途でも役立つでしょう。

iPhone 11 Pro Maxとペアリングして聴いてみた

さて、いよいよiPhoneとペアリングして聴いてみます。Apple Musicのストリーミング音源や、Amazon Music HDのダウンロード音源で聴いてみています。

前機種のEarFun Freeと同様に解像感があり、高音域から低音域までフラットで美しい音を聴かせてくれます。変なチューニングもなく、全般的にマイルドで綺麗な音なので、万人受けする音作りと言えます。この価格帯で鳴らす音としては、十分すぎますね。
なお、通信については、満員電車や駅のホームでは時々途切れることはあるものの、混雑した場所以外では安定した通信品質でした。

EarFun Air TW200のノイズキャンセリングはどうなのか?

4つのマイク内蔵をアピールしている事から、EarFun Air TW200が搭載しているのはアクティブノイズキャンセリング(ANC)のようです。ただ、このANCをオン/オフする機能はなく、常時ノイズキャンセリングが効いている状態のようです。

実際に電車の中で使ってみたりしましたが、もともと遮音性も高いので、どの程度ANCの効果があるのか分かりませんでした。ハイエンドの完全ワイヤレスと比べるのは酷ですが、ノイズキャンセリングの効果は限定的と言えます。

EarFun Air TW200の唯一の弱点は……取り出しづらさ

価格を考えるといいことづくめのEarFun Air TW200ですが、いいことばかりではありません。もちろん弱点があります。2週間ほど使ってみて分かったのは「イヤホンの取り出しにくさ」。

充電ケースから飛び出たイヤホンは丸く、光沢のある面は滑りやすく、歩きながら取り出すのは至難の技で、慌てて落としそうになります。些細な問題かもしれませんが、日常的に使っていると、ときどき気になりました。

まとめ

苦言めいた意見を出してしまいましたが、トータルでは全く問題のない完全ワイヤレスイヤホンです。日本語マニュアルも丁寧に作られているので、安心して使えるのではないでしょうか。

Amazonでは割引クーポンが表示されていることがあるので、適用されているのを確認して購入してください。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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