Anker Soundcore Liberty Air 2 レビュー/ワイヤレス充電対応!片耳OKなテレワーク向き完全ワイヤレス!

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AirPodsに代表されるスティック型の完全ワイヤレスイヤホン。発売当時こそ「うどん」などと揶揄されていた形状ですが、だんだんと浸透してきて、様々なメーカーからもリリースされるようになってきました。今回紹介するAnker製品もその一つです。

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Ankerのスティック型完全ワイヤレスイヤホンがリニューアル!

Ankerの完全ワイヤレスイヤホンにはいくつかの製品ラインがありますが、その中でもスティック型は「Anker Soundcore Liberty Air」です。前製品と何が変わったのか、楽しみです。

Anker Soundcore Liberty Air 2(ワイヤレス イヤホン)【完全ワイヤレス / Bluetooth5.0 / ワイヤレス充電対応 / IPX5防水規格 / 最大28時間音楽再生 / HearID機能/Qualcomm aptX™ / cVc8.0ノイズキャンセリング / PSE技術基準適合】ブラック

前製品Anker Soundcore Liberty Airのレビュー記事はこちらから。

※Anker様よりいただいた製品サンプルをもとにレビュー記事を書いています。

Soundcore Liberty Air 2をレビュー

パッケージに示された「FLAWLESS CALL QUALITY」とは、「スムーズな通話品質」という意味。スティック型の特徴として、マイクが口元近くにあるため、通話の点で有利になります。

パッケージを開くと、利用イメージ写真と簡単な説明が記載されています。

Anker Soundcore Liberty Air 2の左右のユニットと充電ケースが入っています。

イヤホンも充電ケースも取り出しやすくなっています。

内容物としては、充電ケース、Anker Soundcore Liberty Air 2本体、USB充電ケーブル、イヤーピース、マニュアルとなっています。

イヤーピースは、もともとイヤホンに付属しているものも含めて5セット入っています。細かくサイズが違うので、耳に合わせやすそうです。左右で装着性が違うという方は、左右でサイズを変えるのもアリですね。

こちらが、Anker Soundcore Liberty Air 2本体です。ダークグレーを基調としたシックなボディーカラーに、レッドのアクセントカラーが映えますね。前機種はこのスティック部分に「soundcore」の文字が入っていましたが、無くなってスッキリしました。

「d」マークのあたりにタッチセンサーが内蔵されていて、すべての操作はここで行います。

スティック部分の内側には、L/Rの表記があるので、装着時に迷うことはないでしょう。

充電ケースの上面にはSoundcoreのロゴがプリントされています。

充電ケースのオモテ面には、充電状況を示すLEDが3灯あります。

左右のイヤホンを充電ケースに収めてみました。ストロークが短めにスッと入るので、ストレスがありません。

前機種のAnker Soundcore Liberty Airがイヤホン込みで58.6gだったので、10%以上軽量化していることになります。

前機種と比較して、丸みを帯びていた充電ケースはフラットな面が多くなり、素材もマットになり、持ちやすく滑りにくくなりました。
触っているだけで、Soundcore Liberty Air 2が前機種よりも洗練されていることがよく分かります。

充電ケースはワイヤレス充電に対応している!

Soundcore Liberty Air 2は充電ケース底面のUSB-Cポートから充電ができますが、実はこの価格帯にもかかわらず、AirPods Proなどと同様にQiワイヤレス充電に対応しています。LEDを上にして充電台に置くと、充電が開始されます。

ちょっとだけ気になったのは、充電時にロゴマークがひっくり返ってしまうこと。見た目の問題なので、ささいなことですが……

実際に使い続けていると、USB-Cケーブルを使う機会はほとんどなく、ワイヤレス充電ばかり使っています。充電中にほんのり温かくなりますが、許容範囲内でしょう。

上位機種のAnker Soundcore Liberty 2 Proは先行してQiワイヤレス充電が実装されていましたが、今後、完全ワイヤレスイヤホンにはQiワイヤレス充電は必須だと思えます。

また、今回のレビューでは触れていませんが、HearIDという自分の聴覚に最適化してくれる機能も搭載しています。この機能については、Soundcore Liberty 2 Proのレビューにて触れていますので、気になる方は読んでみてください。

Anker Soundcore Liberty Air 2の音質は?使い勝手は?

iPhoneとペアリングして使っていますが、低音域の音質と高音域の伸びは、このカテゴリーの完全ワイヤレスイヤホンとしてはトップクラスです。バランスよく音がまとまっていて、安心して聞くことができます。
電波も強いようで、通勤ラッシュ時のJRのホームでも、安定して聴くことができます。電車が滑り込んでくるとき、たまに乱れることがありますが、限定的なシチュエーションなので問題ないでしょう。

Anker Soundcore Liberty Air 2は、テレワーク時代の完全ワイヤレスイヤホン?

ところで、冒頭でも述べたように、Soundcore Liberty Air 2の特徴は「スムーズな通話品質」です。
折しも新型コロナウイルス感染防止のため、世界的にテレワークが進んだ時期です。テレビでも、芸能人がリモート出演する際にAirPodsを使っているシーンを見ます。スマホでの通話を想定した完全ワイヤレスイヤホンなら、テレワークにも活用できます。
この機会にSoundcore Liberty Air 2に使わない手はないでしょう。MacBook Airとペアリングして、数ヶ月にわたってテレワークで使ってみました。下記の良い点と悪い点が分かってきました。

テレワークで使ってみて「良かった」点

  • 受話も通話も安定してほとんど途切れなかった(安心感がある)
  • 両耳でも片耳でも使える(ヘッドセットのように使える)
  • 使わないときはケースに入れてワイヤレス充電できる(充電切れの心配なし)

テレワークで使ってみて「悪かった」点

  • 受話も通話も音質は悪い(通話先の方曰く「こもったような音声」)

音質はBluetoothだから仕方ないという点もありますが、同じ環境でAirPods Proを使うと、クリアに聞こえました。(AirPods ProとMacの間でチューニングが進んでいるのもあるでしょうが)
また、マイクを他のデバイスに切り替えて、イヤホンとして使用したところ、音質は改善しました。プロファイルが通話用からオーディオ用に切り替わったためです。シチュエーションによっては切り替える必要があると感じました。
今後、aptX Voice等の技術が普及すれば、こうした状況も改善されていくでしょう。

まとめ

Anker Soundcore Libety Air 2は、音楽も聴きたい、通話も快適にしたい、ワイヤレスで充電したい、軽くてコンパクトなものがいい、コスパの良いワイヤレスイヤホンが欲しい、というリクエストに全て応えてくれる、完璧な完全ワイヤレスイヤホンです。

前機種で気になっていたポイントがすべて解消されているばかりか、Qiワイヤレス充電のような上位機種の機能も取り込んでおり、ハイエンドからローエンドまで幅広くカバーするAnker製品の実力を思い知りました。
完全ワイヤレスイヤホンが初めての方から、買い替えを考えている方まで、オススメしたい製品です!

Anker Soundcore Liberty Air 2(ワイヤレス イヤホン)【完全ワイヤレス / Bluetooth5.0 / ワイヤレス充電対応 / IPX5防水規格 / 最大28時間音楽再生 / HearID機能/Qualcomm aptX™ / cVc8.0ノイズキャンセリング / PSE技術基準適合】ブラック

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