MOFT、スマホ・タブレット用に登場!
シンプルな機構で、超薄型のノートPCスタンドとしてクラウドファンディングに登場した「MOFT」。あまりにシンプルな作りに、Amazonではコピー品が早々に出回っていました……節操がなさすぎる。
そんな大人気のMOFTが「MOFT X」として新たな姿で帰ってきました。
MOFT X スマホスタンド/タブレットスタンド ミニ/タブレットスタンド
今回登場した「MOFT X」はスマートフォンとタブレットに対応した合計3製品です。海外では一足早くクラウドファンディングサイトKickstarterに登場し、日本ではMakuakeで展開されました。
MOFT Xは、スマホ用、小型タブレット用、タブレット用の3種類が展開されています。クラウドファンディングのプロジェクト終了後、現在はAmazonや楽天で一般販売されています。
2021年には、専用マグネットで吸着できるSnap-Onタイプのスタンドも登場しました。詳しいレビューは下記から。
MOFT Xをレビュー
今回、製品サンプルを提供いただきました。MOFT Xのスマホスタンド(写真左)/タブレットminiスタンド(写真中央)/タブレットスタンド(写真右)、の3種類です。
背面には、それぞれのデバイスを支えるために必要な大きさの粘着シート(黒いシート)が貼ってあります。
本記事では、このうち、MOFT X スマートフォンスタンドをレビューします。MOFT Xタブレットスタンドmini/タブレットスタンドのレビューは次のリンクからどうぞ。
MOFT X スマホスタンドをレビュー
スマホスタンドには、磁石シート(写真左)、スマホスタンド(写真中)、ガラス材質用粘着シート2枚(写真右)が付属しています。
今回は、Spigenのケース越しに貼ってみます。MOFT Xには3色のカラーバリエーションがありますが、今回レビューしているのは「スペース・グレー」です。MOFT Xスマホスタンドはわずかに29gしかありません。
iPhone 11 Proに直接貼り付ける場合、背面がガラスのため、付属のガラス材質用粘着シートを貼る方がより粘着力が上がります。
貼り付け方は、MOFT Xのシートを剥がして貼り付けるだけ。難しいことは何もありません。
中央部のくぼみを持って持ち上げて……
マグネットで吸着させるだけ。
このように、iPhoneを縦にして立てることができます。
もちろん横向きに置くこともできます。ムービーを見る際には楽でいいですよね。
実際に立ててみると、ウェブサイトやTwitterのタイムラインなどが立てた状態で読みやすくなります。
横にすれば、ムービーなどが見やすくなります。
そして、MOFT Xの機能はこのスタンドだけではありません。
カードホルダー機能も付いている
MOFT Xのスマホスタンドには、カードホルダー機能があります。一見すると何もないように見えますが……
MOFT Xをスタンド型に変えると、中に入っているカードが見えます。
カードが見えるのは3分の1程度です。クレジットカードの番号は見えないので、安心してください。
クレジットカード大のカードが3枚まで入りますが、実際に入れてみたところ、3枚だと取り出すのがちょっとキツい感じがしました。
頻繁に取り出すなら、カードは1枚とか2枚にしておいた方が良さそうです。
特殊な粘着シートは500回も貼り直しが可能?
さて、このMOFT Xですが、貼り替えたい・外したいと思うことはあり得ますよね?もちろん何度でも付け外しができます。
500回の貼り直しが可能ということなので、事足りるのではないでしょうか。
MOFT Xは背面のリングがわりにもなる
さて、このMOFT Xですが、スタンド化の副産物として、この三角の部分に指を通すことができます。
指は2本通すことができました。スマホリングと違い、指で挟み込むような形になります。
スタンド機能だけでなく、スマホリングも要らなくなります。
さらに、スマホリングと同様に、アレもできちゃいます。
壁面にも貼り付けられる?磁石シート付き
付属している磁石シートを使えば、フラットな壁面に貼り付けることもできます。
3Mの強力粘着シールが貼られています。
壁に磁石シートを貼り付けておきます。容易に外れないことを確認しておきましょう。
MOFT Xには吸着用のマグネットが入っていますので、そこに当てるだけ。マグネットの位置関係でiPhoneがやや下を向きますが、iPhone 11 Pro Maxほどの重さでも貼り付いています。
最初のうちは、おっかなびっくりで、落ちないかどうか不安でしたが、意外なほどに固定されます。
iPhoneだけじゃない、Androidにも貼り付けられる
ここまでiPhone 11 Pro Maxを使って説明してきましたが、背面がフラットならAndroidでも使うことができます。
こちらは、大人気のOPPO Reno Aです。
OPPO Reno AはiPhone 11 Pro Maxに負けず劣らずの6.4インチ大画面ディスプレイを備えていますので、スタンドで立てて見るのに好都合です。
そして、Androidにも貼り付けられるのなら、アレにも貼り付けられるのです……。
iPhoneだけじゃない、ニンテンドースイッチにも貼り付けられる
そう、Makuakeにも記載がある通り、ニンテンドースイッチに使うこともできます。通気口を塞がないように貼り付けます。
基本は、横向きの状態で立てることになります。
これがニンテンドースイッチの標準スタンドを使った場合の高さ。上から覗き込んでプレイするにはちょっと窮屈です。
MOFT Xを使って立てると、上から覗き込んでも窮屈にならない角度になりました。
スマホだけではなくニンテンドースイッチでも使えてしまうMOFT X、汎用性高すぎでしょ……。
MOFT Xは全3サイズ
今回紹介したスマホスタンド以外に、7.9インチタブレット向けの「MOFT Xタブレットmini」、13インチまでのタブレットに対応した「MOFT Xタブレット」が存在します。
ノートPC用の既存のMOFTも合わせると、4サイズ。ほとんど全てのモバイルデバイスをカバーできます。
スタンディングデスクになる「MOFT Z」をレビューしました!
MOFTの新製品として、スタンディングデスクと4段階のスタンドになる「MOFT Z」をレビューしました。
約890gの軽さに驚きの仕組みで、耐荷重10kgのスタンディングデスクが完成します。
MOFT X スマホスタンドのまとめ
シンプルな機構でスマホ/タブレットを立てることができるMOFT X。ノートPC用のMOFTも素晴らしかったんですが、スマホ/タブレットはそれぞれの特性を活用できるように再設計されていました。安くて使いやすくて、最高ですね!