ある日、Amazonをぶらぶら見ていると、CYBERDRIVEのUSB DACが1480円で販売されているではないですか。なんと79%OFF!2019年8月1日~8月31日の特価セールのようです。発売開始から時間が経っているので、もしかしたら在庫処分なのかも(真相は不明)。MicroUSBで接続するタイプのClarity Aura DACなら、なんと1,280円です。(2019年8月1日~8月31日の特価セール)※両製品とも現在は販売されていません。
DACとしての性能は「DSD 256 & PCM 192KHz/24bit」に対応するもので、ハイレゾ音源を聴く用途としては十分なスペックを持ちます。この価格ならとりあえずで買ってみてもいいかな、と購入してみました。
CYBERDRIVE Clarity Feather DACをレビュー
白を基調としたパッケージ。「HI-RES NOTEBOOK DAC」と銘打っているように、ノートPCでの利用を想定したポータブルUSB DACです。
今回販売されていたのは、ホワイトモデルだけです。本家のショップでもホワイトのみの販売になっていたので、他のカラーはもう在庫がないのでしょう。
背面にはスペックが記載されています。OS互換性を見ると分かりますが、MacやWindowsだけでなく、AndroidやiOSでの使用も想定されています。
内箱を開けると、Clarity Feather DACが現れます。
内容物は、セットアップガイドとClarity Feather DACのみ。公式製品ページによると、現在販売中のものは、アダプターやケースなどが省かれた製品構成なのだそうです。
Clarity Feather DACはUSBメモリのような外観で、キャップを外すとUSB-Aコネクタが現れます。本体に付いている2つのボタンは音量の増減用です。
重量は、わずかに11.4g。製品名が示す通り、Feather(羽)のような軽さです。
とはいえ、Clarity Feather DACは数年前の製品なので、この後に登場したUSB DACのULTRASONE Naosはさらに軽かったりするのですが……
CREATIVEのSXFI AMPも似たような重さです。
iPhoneとLightning接続してみる
さて、せっかくのポータブルUSB DAC、iPhoneで使わない手はありません。ただ、そのままではiPhoneに接続しないので、この手のオーディオガジェットを使う際の定番「Apple Lightning – USBカメラアダプタ」に接続します。
Clarity Feather DACが安すぎて、USBカメラアダプタの方が高いという逆転現象……
USBカメラアダプタとClarity Feather DACの幅と厚みがほぼ同じななので、妙に一体感が出ています。
iPhoneと接続します。ハイレゾ音源対応アプリでも聴けますし、標準のミュージックアプリでも問題なく再生できます。音の厚みが半端なく増すので、イヤホンのポテンシャルがガンガン活かされていくのを感じます。
接続しているイヤホンは、SIMGOTのEN700 PROです。最近のお気に入りです。
MacBook AirとUSB-Cで接続してみる
USB DACなので、製品のコンセプト通りノートPCにも接続してみます。ただ、MacBookシリーズは全てUSB Type-C(USB-C)に移行しているので、変換アダプターは必須です。
上の写真にあるUSB3.0→USB-CはAnker製の質実剛健なアダプターでして、何かと役に立ってくれます。オススメです!
システム環境設定から見ると「Cyberdrive Audio Driver Output」という名称でUSBオーディオとして認識されています。
MacBook Airデフォルトのイヤホンポートと差し替えて聴いてみましたが、音の厚みが段違いです。これはいいものだ。
iPad ProとUSB-Cで接続してみる
USB-Cといえば、iPad Proも忘れてはいけません。MacBook Airで使用した変換アダプターを使って、iPad Proにも接続してみました。こちらもiPhone同様にデフォルトで認識されます。
ただ、iPad Proがでかすぎて、この状態で音楽を聴くことはあまりなさそうですが……。
外付けのスピーカーを使う際には大いに役立ちそうです。
まとめ
細かいことはいいんです、とにかく安いので。1,480円でこの音質が手に入るのは最高ですね。おそらく底値に近いので、この値段で見かけたら即買いです!
最初からUSB-Cで接続するのが前提であれば、下記の製品がリーズナブルでオススメです。