Mac用のキーボードを探しているうちに、メカニカルキーボードに興味がわいてきて、キースイッチテスターを輸入したりしました。
今回は、クラウドファンディングで入手したMac用メカニカルキーボードのレビューです。
Macで使えるメカニカルキーボード「Keychron」
クラウドファンディングサイトKickstarterで出資したのが、KeychronのメカニカルキーボードK1です。
Keychron – An ultra-slim Wireless Mechanical Keyboard
2月には発送が始まったものの、まずはフルキーボードの87キー版から。テンキー付きの108キー版が発送されたのは、3月も末になってからのことでした。
なお、日本ではコペックジャパンが取り扱いを始めたため、海外から輸入しなくても手軽に入手できるようになりました。
また、日本で販売されているKeychron K1キーボードは日本語配列が選べます。
Keychron K1到着する
そんなわけで、海を越えてようやくKeychron K1が到着したのです。
真っ黒なパッケージに、黒い文字で「K1 Mechanical Keyboard」とあります。
中身は、K1本体と、マニュアル、キーアサイン表、USB-Cケーブル、キープラー、予備のキーキャップとなっています。
今回KickstarterでKeychronに出資を決めた最大の理由が「Mac用」であること。Windowsキーではなく、⌘(command)キーが用意されています!Mac用のメカニカルキーボードってなかなか無いから、K1はすごく貴重です。
なお、Windows用としても換装できるように、予備のキーキャップはWindowsのものになっています。(使わないと思うけど)
K1はボードの上にスイッチが載っているだけのシンプルな作りなので、横から覗き込むとrロープロファイルのキースイッチが見えます。
キーボードには、2つのスイッチが付いています。写真左にある切り替えスイッチは、動作モードを決めるためのもの。
USBケーブルを使って有線で接続する「Cable」モードと、Bluetoothを使って無線で接続する「Bluetooth」モードが選べます。写真右のスイッチは、キー配列を選ぶためのもの。「Win / Android」と「Mac / iOS」が選べます。
裏面四隅には、滑り止めも付いています。
キーキャップは、キートップ引き抜き用のキートッププラーを使って容易に取り外すことができます。
Bluetoothで使用する際の電源は、USB Type-C(以下、USB-C)で供給します。5V 1Aを必要とするようなので、古いUSB-ACアダプタでは電力が足りない可能性があります。
有線キーボードとして使用する際にも、このUSB-Cポートを使用します。
AppleとLogicoolのキーボードと比較
Mac用の、テンキー付きのフルキーボードといえば、所有する2つのキーボードと比較してみます。Appleのテンキー付きMagic Keyboard(写真上)とロジクールのCRAFTキーボード(写真下)です。K1キーボードの幅は、Magic Keyboardより長く、CRAFTとほぼ同じです。
各キーボードの高さを比べてみます。
K1キーボードのベースはCRAFTより低いですが、キートップはCRAFTよりもやや高め。
Magic Keyboardはキーを含めても、K1キーボードよりもさらに低く作られています。
スペースグレイのテンキー付きMagic Keyboardのレビューはこちらから。
ロジクールのCRAFTキーボードのレビューはこちらから。
BluetoothでもUSB-Cでも使える
さて、K1キーボードはBluetoothによる無線接続も、USB-Cによる有線接続にも対応します。というわけで、USB-Cを搭載したiPad Proと接続してみました。
Bluetoothによる接続は、当然ながら問題なし。
そして、USB-C to USB-Cケーブルによる有線接続ですが……何の問題もなく使えます。
後述する、ゲーミングキーボードのようなライティングも、iPad Proで問題なく動きます。iPad Proでゲーミングキーボード……なかなか楽しいです。
Keychron K1キーボードはRGBバックライトで多彩に光る
メカニカルキーボードとしての機能性はもちろんのこと、K1キーボードの楽しさは、多彩に光るRGBバックライトにあります。キラッキラしている。
RGBバックライトの動作モードは数十種類あるようで、page upキーの上にあるライティングキーを押すごとに多彩なライティングを披露してくれます。
その動作はとにかくカラフルで賑やか!
黒のキートップだから、明るい部屋でも、キーの色がカラフルに判別できます。
光の波が流れていく様子は、すっごく煌びやか。
ロープロファイルスイッチの脇から漏れる光も、実に美しいのです。
RGBバックライトの動作の様子は、YouTubeに公開していますので、キースイッチの音を確かめたい方も、下記の動画からどうぞ。
Keychron K1キーボード バージョン4を購入してみました
キーキャップのデザイン変更など、細かい改善の行われたバージョン4を購入してレビューしてみました。
まとめ
めちゃめちゃ楽しいキーボード、Keychron K1の紹介でした。いいキーボードは、能率を上げてくれるだけでなく、たくさん使いたくなる気持ちにさせてくれます。
難点を一つあげるとすれば、メカニカルキーボードらしく「カチャカチャ」音がするので、仕事場では使いにくいということでしょうか。(RGBバックライトは、モード切り替えで、おとなしい光り方にすることもできます)
Keychron K1は日本への配送にも対応してくれます。
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他のKeychronキーボードもレビューしています。下記のリンクからどうぞ。