81 SWITCHES TESTER レビュー/自作キーボードの前に……CherryMXやGateronのキースイッチが試せる

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自作キーボードに興味が出てきた

自作キーボードとはなにか?それは、自分でキーキャップやキースイッチを選んで、ハンダづけをして組み立てる、文字通り「自作」。
なぜ自作キーボードに目をつけたかといえば、Mac用として発売されているキーボードが少ないから。(記事を読んでもらうと分かる通り、Mac用と名がつくものはだいたい持っています)

自分が本当に納得できるMac用キーボードを手に入れるには、もう「自作」しかない。

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キースイッチの感触を確かめる”テスター”

理想のキーボードを作るには「どんなキータッチに仕上げるのか」が重要です。ガチャガチャ、カチャカチャ、スコスコ、ココココ、ヘコヘコ、擬音で表す以上に自作キーボードにはさまざまなキーの音があります。
この音を出すのが「キースイッチ」と呼ばれる部品で、メカニカルキーボードの各キーには1つずつ存在します。(下の写真はキースイッチを採用した珍しい電卓です。→レビュー記事

過去に青軸のキースイッチを採用したキーボードをレビューしています。

最も有名なのがCherryMXというキースイッチで「CherryMX互換」という指標があるくらい普及しています。他にも、自作キーボード界隈では、Gateron、kalihといったキースイッチが人気らしいです。初めて聞いた……試してみたい……しかし、どこで試せるのだろうか……
Amazonで探していると、キースイッチテスターという製品が売られていました。

これだ!とAmazonのカートに入れたのですが、ここにあるのはCherryMXだけ。他のメーカーのものは無いようです。
次は、Google画像検索で、英語も含めて探してみました。海外の製品でもっと沢山のキースイッチが試せるテスターを発見。さっそく、AliexpressのKPrepublic Storeで購入しました!KPrepublicの担当者とはメッセンジャーでやり取りできるので安心です(英語だけど)。

Aliexpress.com: KPrepublic Storeより信頼できる キーボード サプライヤから81 switch switches tester with acrylic base blank keycaps for mechanical keyboard cherry kailh gateron outemu ice greetech boxを購入します

Aliexpressで初めて購入する方はクーポンがもらえるので、お忘れなく。

81 SWITCHES TESTERが到着

中国から発送され、約8日後に日本に到着しました。China Postから日本郵便へ。表示上は最短でも10日後だったのに……早まったりするんだ……。
テープでぐるんぐるん巻きだった中から出てきた、ややひしゃげた箱……。

プチプチでぐるぐる。

届いたー!これはなんという魅惑的な光景なのか……

なんか、思ってた以上にすごいぞ……ただキースイッチが並んでいるだけだというのに……

6社81種類のキースイッチが一堂に会する

ここにあるキースイッチは9×9の81種類。すべてが異なる種類のキースイッチです。世の中にこんなにキースイッチがあったなんて。

下の写真のように、Cherry MX、Kalih、Gateron、Outemu、TTC、GREETECHの計6社のキースイッチが並んでいます。各社の黒軸、赤軸、青軸など、見た目に分かりやすいものからTTCの見分けがつかないものまでいろいろと。

これは選び放題ですね……。

正体は、キースイッチがハマるアクリル板

キースイッチテスターではありますが、各キースイッチはすぐに取り外せるようになっており、その下は厚いアクリル板になっていました。

ひっくり返してもバラバラになることはありません。

やだ、最高……撮影タイム開始

写真撮ってるうちに、楽しくなってきたので、しばらくキースイッチ写真集をお楽しみください。

一列に整列している様子も美しい。

キーキャップ用の「+」が並んでいるのも様になります。

「+」だけでなく「田」になっているものが、ランダムに混じる様子もいいですね。

ミニチュアの都市に迷い込んだように錯覚しそうになります。

透明でカラフルな、前衛的な墓地のようにも見えてきます。

アングルを落とすと、実験用の小瓶か、香水瓶が並んでいるようにも見えます。

あー楽しい。(お付き合いいただきありがとうございます)

81個のキーキャップ が付属

さて、このままではキースイッチの押し心地を試せません。キースイッチにはキーキャップ が必要だからです。ちゃんと付属していました。

81個の無地のグレーキーキャップ です。

ちまちまとキーキャップをはめていきました。急にテトリス感出てきた。上下左右間違えると、意図しないキースイッチを押してしまいそう。

先ほどまでのカラフルさが嘘のように、急に『1984』のような全体主義国家が生まれてしまった。

TTCのキースイッチがオレンジ色なので助かる。

まとめ

目的を見失いがちな勢いで楽しいです。デスクの横に置いて、ストレス解消にカチャカチャ言わせてます。さて、どのキーで自作キーボードを作ろうかな……

なお、キースイッチによって、音がうるさいものと静かなものがあるので、1キーずつ音の大きさを測定してみようと思います。くじけなかったら本記事に追記しますので、追記されてなかったら「くじけたんだ……」と思って、そっとページを閉じてください。

※上の写真で使用しているのは、サンコーの小型デジタル騒音計です。

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