高品質なBluetoothトランスミッターを探す
先日、SONYのマルチファンクションLEDライト MFL-1000Aを購入しました。この製品は、LEDライトながらBluetoothスピーカーを搭載していて、低遅延コーデックであるaptX Low Latency(以下、aptX LL)に対応しています。
テレビと接続する前提で使うので、送信側のトランスミッターにも信頼性と安定性が必要だと感じ、様々な製品を検討してみました。
ゼンハイザー製のBluetoothトランスミッター
今回購入したのは、独・ゼンハイザー製のBluetoothトランスミッターです。もちろんaptX LL対応の製品です。
なぜゼンハイザーがaptX Low Latencyを?と感じてしまいがちですが、ゼンハイザーのBluetoothワイヤレスイヤホン・ヘッドホン製品はほとんどがaptX LLに対応しています。
完全ワイヤレスイヤホンでは珍しいaptX LL対応製品も、ゼンハイザー製です。
ゼンハイザー Bluetoothオーディオトランスミッター BT T100をレビュー
見た目にBluetoothトランスミッターとは思えない、キレイめなパッケージです。さすがゼンハイザー。
内容物は、BT T100本体のほか、マニュアルとオプティカルケーブル、オーディオケーブル、充電用のUSBケーブルとなっています。
こちらがゼンハイザーBT T100本体です。マットブラックの落ち着いたカラーリングに、優美なカーブを描く、高級オーディオ機器のようなデザインです。
正面には、ペアリングボタンを兼ねた電源ボタンのみ、というシンプルな作りです。
iPhone 11 Pro Max(写真右)と比べたサイズ感です。非常にコンパクトな機器であることが分かります。
BT T100本体の背面には、各種ポートが並びます。左から、アナログ入力、入力選択スイッチ、デジタルオプティカル入力、USBポート(給電用)となっています。
今回は、テレビ側にオプティカル端子があるので、オプティカールケーブルで繋ぎつつ、電源はテレビのUSBポートから給電することにします。
ペアリング前は、正面のLEDランプが赤く点灯します。
ペアリングモードに入る際には、多くのBluetooth機器がそうであるように、電源ボタン長押しです。LEDが点灯し、近くにあるペアリング中のデバイスとペアリングします。
今回は、SONYのマルチファンクションLEDライト MFL-1000Aとペアリングします。こちらはMF Lightアプリからペアリングモードに入ります。
MFL-1000Aのレビューはこちらから。
ペアリングが完了すると、LEDが青く点灯します。
これで、テレビの音声が、MFL-1000Aから直接出力されるようになりました。オプティカル端子から出力しているので、テレビのスピーカーと、MFL-1000Aの両方から音声が出力されています。
出力側のBT T100も、入力側のMFL-1000Aも両方ともaptX LL対応機器なので、音声の遅延がほぼゼロになり、ワイヤレスでも快適なテレビ視聴が行えるようになりました。
まとめ
購入から数週間経過していますが、途切れたり、止まったりすることなく、安定して動作しています。Bluetoothトランスミッターとしてはかなり高価な部類の製品ですが、やはり安心のゼンハイザー製、という印象です。いい買い物でした!