12インチMacBookのようにノートPCですらUSBで充電できるものが増えてきたので、USB充電器があればOAタップ不要な時代が来ています。
今回は10ポートもの充電口を備えたAukeyのUSB急速充電器PA-T8をレビューします。(※本レビューにあたって、Aukey様より商品をご提供いただきました)
箱はそれなりに大きい(とはいえ、いつものAmazon箱で届きました)。
内容物は、Micro USBケーブル、電源ケーブル、ケーブルクリップ、マニュアル・保証カード、USBキャップ×10、PA-T8本体です。
ロゴの近く、上面にはメガネ型の電源差し込み口、そして集中スイッチがあります。一本一本抜き差ししなくても、このスイッチ一つでON/OFFできるのは便利(つけっぱなしにするだろうけど……)。
10ポートあるうち、緑色の端子の8ポートはAiPowerによって、最適な電流が流れるようコントロールされます。いわゆる一般的なUSB機器向けのポートになります。
一方、急速充電のQuickCharge3.0に対応したポートはオレンジ色の端子。
付属のUSBキャップを使うと、端子内にホコリが入るのを防げます。
この状態で持ち運べます。
見た目が凄いことになってますが、10台の機器を繋いでみました。iPhone×2、iPad×3、Xperia×2、Galaxy×1、Galaxyタブレット×1、ケータイ×1です。俯瞰だと分かりにくいですが、どれも充電状態になりました。
緑色の通常ポートでiPhoneを充電中。5V/1Aで出力しています。
QuickChargeに対応したGalaxyを、QuickCharge3.0ポートで充電中。8.8V出てますね。ケーブルはPA-T8に付属のAukey純正のものです。
キャンドゥーで販売されている100円ケーブルに「急速充電ケーブル」があったので、こちらも試してみます。
QuickCharge3.0のポートに挿してGalaxyを接続してみましたが、急速充電状態にはならず……。原因は不明です。100円ショップのケーブルではダメっぽい(通常充電はちゃんとできていました)。
一般家庭で10ポートを埋めるほどのUSB機器を使うところはそういないでしょうが、ギークな皆さんや、IT/Web系な会社・事務所ではかなり使えると思うのですが、いかがでしょう?
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※本製品はすでにAmazonにはなく、同社製の10ポートハブには下記のような製品があります。