USBハブに電源タップがつくのか、電源タップにUSBがつくのか?
みなさんの家に一つはあるであろう「電源タップ」。スマホの充電器を挿している人も多いはず。しかし、この電源タップ自体にUSBポートがあって、そこから直接充電できれば便利なはず。
以前は、5W程度の小電力のUSBポートが多かったんですが、最近ではUSB Power Delivery(USB PD)が普及してきたこともあり、大電力を流せるUSB-Cポートを搭載した電源タップも増えてきています。
一方で、USB充電器に電源コンセントが付いている機器も登場していきています。USB充電器が主なのか、電源タップが主なのか、用途によって変わってくるので、よく吟味したいものです。
Baseus PowerCombo 6-in-1電源タップをレビュー
今回購入したのは、BaseusのPowerCombo 6-in-1 電源タップです。USB-Cが2ポート、USBが2ポート、コンセントが2口、という電源を取るための手段が全て用意されているという、万能な製品です。
Amazonでは、よくクーポンやセールの対象になっているので、気になった方は欲しいものリストに放り込んでおきましょう。
パッケージ背面には、各ポート・コンセントの出力仕様が記載されています。たくさんのリストになっていますが、これは組み合わせの例です。USBポートを使用する組み合わせによって、最大出力が変わります。スマホの充電なら問題ありませんが、ノートPCの充電をしようとしている方はお気をつけください。
内容物は、BaseusのPowerCombo 6-in-1 電源タップ本体、USB-Cケーブル、取扱説明書です。
BaseusのPowerCombo 6-in-1 電源タップは、直方体の本体です。羊羹っぽい。
正面には、USB-Cが2ポート、USB-Aが2ポートあります。USB-Cは両方とも最大65W出力に対応しています(組み合わせによる)。USB1だけ黒いコネクタになっていますが、このUSBポートだけ5W出力です。ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、あるいはスマホをゆっくり充電できればいい、という用途で使いましょう。
側面には電源コンセントがあります。3ピン仕様なので、変換アダプタが不要です。
反対側にもコンセントがあります。
パッケージ背面に書かれていた組み合わせ例は、BaseusのPowerCombo 6-in-1 電源タップの底面にも書かれています。
BaseusのPowerCombo 6-in-1 電源タップのプラグは本体に直付けされています。付属のUSB-Cケーブルと比べても、ケーブルは太め。大電力を扱う電源タップなので、これくらい太い方が安心です。
電源プラグは2ピン仕様です。
このプラグ、ケーブルを斜めに逃がすように作られています。下に垂らさないので、見た目にもスマートになります。
このプラグの作り、わが家ではとても助かります。寝室で使用している電源タップは次のようなものです。ベッド下なので出っぱらないよう、ACアダプターを下に垂らし、右にコンセントを逃しています。
この接続は、見た目が悪いと言う点だけでなく、ロボット掃除機がたまに引っかかるという問題を抱えています……。
これがBaseusのPowerCombo 6-in-1 電源タップを使うことで、スッキリするのです。これだけでも元を取ったよ!
このBaseusのPowerCombo 6-in-1 電源タップを、わが家ではベッドサイドテーブルに内蔵します。……サイドテーブルに内蔵ってどう言うこと?と思われるかもしれませんが、サンワサプライの次の製品は、USB充電器を内蔵できるスペースが用意されているのです。
当初は、ケーブルだけを出していたんですが、現在はBelkinとTwelve SouthのMagSafe充電器を使っています。それぞれ、ACアダプター(Belkin)とUSB PD(Twelve South)が必要なんです。
上記のMagSafe充電器2つに加えて、USB-Cポートからケーブルを1本出します。サイドテーブル内に設置した状態が、次のようになります。
これでサイドテーブルにはフタをしてしまうので、外からは見えなくなります。これで、内蔵完了です!
Baseus PowerCombo 6-in-1電源タップのまとめ
設置後は、Baseus PowerCombo 6-in-1電源タップ1台で、MagSafe充電器を2台使えるようになりました。さらに、USB PD対応のUSB-Cケーブルも1本出せています。ベッドサイドの充電環境としては十分すぎる性能です。いい買い物しました!
- 最大65出力のUSB PD対応USB-Cポートが2基ある
- さらに3ピン対応の電源コンセントが2口ある
- USB-Aポートも2つある
- スリムな本体は、設置場所に困らない
- 電源コードが太くて安心
- 電源プラグが斜めに出せるので、省スペースでスッキリ
- 全てのポートを使うと、見た目はかなり散らかる
- USBポートの組み合わせによっては、電力が出ないこともある