自宅にスマートロックを導入して約2年……トラブルなく快適です
引っ越しを機にスマートロック「Qrio Lock Q-SL2」を導入して、まもなく2年。導入した当初は、ちゃんと動くかな?安全かな?トラブルが起きたりしないかな?など、不安もありましたが、今のところトラブルもなく安定して動いています。
……なんて書いているときに障害が起きてニュースになったりしていましたが、プッシュ通知が来ないとか解錠履歴が更新されないといった類のものだったので、生活上の不便はありませんでした。
そして2021年11月、Qrioから新製品群が発表されました。
Qrio株式会社(代表取締役:後藤 郁磨 所在地:東京都渋谷区、以下「Qrio」)は、2021年12月3日(金)より、コンシューマー向け新商品3点を順次発売するにあたり、本日11月18日(木)よりQrio Storeにて予約受付を開始いたします。また、Amazonにて2021年11月26日(金)より先行発売いたします。また、2021年12月より法人向けスマートロックサービス「カギカン(※1)」のリニューアル商品と2022年2月より不動産事業者向けQrio Lock管理システム「Roomon(※2)」の新商品を発売予定です。
コンシューマー向けスマートロック市場 No.1のQrio 暗証番号やカードで解錠できる「Qrio Pad」など新商品6種発売 | Qrio製品情報・Qrio Store | Qrio(キュリオ)
既存のQrio Lock(Q-SL2)にアドオンできるタイプの新製品だったので、気になったものを購入してみることにしました。
Qrio Key S(Q-K2)をレビュー
今回購入したのは、Qrio Lockで使えるリモコンキー「Qrio Key S(Q-K2)」です。Qrio Lock自体はスマホやApple Watchから施錠・解錠できるのですが、リモコンキーを使うこともできます。Qrio Key Sはその2世代目の製品になります。
※Qrio製品はAmazonや楽天市場に公式ストアがあります。
内容物は、Qrio Key S本体にスタートアップガイド、ボタン電池(CR2032)となっています。
こちらがQrio Key Sになります。持った感じ、前製品よりもかなりスリムになった印象です。
前製品のQrio Key(Q-K1)と比較してみましょう。
Qrio KeyとQrio Key S、どう違う?
今回購入したのがQrio Key S(写真左)、これまで使っていたのがQrio Key(写真右)です。
Qrio Keyのレビュー記事は下記からどうぞ。
新製品のQrio Key Sは幅がスリムになりました。こうして比べてみると旧製品のQrio Keyはかなり大ぶりに見えます。また、Qrio Key Sでは本体に合わせてボタンが小さくなったほか、Qrio Keyのボタン形状が「施錠は凸型」「解錠は凹型」だったものが、両方とも凹型に変更されています。
公式仕様では下記のようになっています。
Qrio Key S(Q-K2) | Qrio Key(Q-K1) | |
高さ | 67 mm | 58 mm |
幅 | 28 mm | 35 mm |
奥行き | 12.6 mm | 11.2 mm |
幅がスリムになったものの、Qrio Key Sは厚みが増しました。第一印象では小さくなったQrio Key Sですが、体積という点では微妙に大きくなったといえます。
重量は、Qrio Key Sが約15.4g。
Qrio Keyは約15.0gです。
ハンズフリー機能が付いても、大きさ(体積)も重量もほとんど変わりませんでした。ただ、形状が細くなったため、鍵と一緒にポケットに入れやすくなりました。
あとは、スマホのQrioアプリから鍵を登録していくだけです。なお、ハンズフリー解錠機能についてはスマホと同様です。省電力モードを設定している場合は、これを切ってハンズフリー解錠を設定してください。
ハンズフリーによる解錠は快適そのもの。ポケットに鍵を入れておけば、玄関扉の1mほど手前で開くようになりました。
Qrio Key S自体に不満はありませんが、次に望まれるのは「落としものタグ」機能ではないでしょうか。なにしろ、家の鍵、という最上級のセキュリティキーです。QrioにはQrio Smart Tagという製品ラインがあるので、これと統合されても良さそうなものですが……
というわけで、現実解としてAirTagと組み合わせて使っています。市販されている紛失防止タグでは最強だし、iPhoneを使っているならこれしかないですよね。
AirTag用のケースは多種多様なものが販売されていますが、私はAirTag全面をカバーしてくれるケースを使っています。
Qrio Key Sのまとめ
これからQrio Smart Lockを導入される方で、ハンズフリー解錠したい&物理的なデバイスが欲しい方にはQrio Key Sは必須でしょう。(ちなみに、ハンズフリー解錠だけしたい方はスマホがあれば可能です)
私の場合、犬の散歩に行く際にスマホを持ち歩かないため、Qrio Key Sのような製品は助かるんですよね。Apple Watchでハンズフリー解錠できるのが一番いいんですけど。