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EarFun Air Pro 2 レビュー/前機種Air Proとの違いは?スペック盛り盛りの完全ワイヤレスイヤホン!

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毎回レビューをするたびに驚きがあるメーカー、EarFunのイヤホンに最新モデル「EarFun Air Pro 2」が登場しました。EarFunのイヤホンは「安くて音がいい」ものが多く、価格からイメージされる音質を大きく超えてきます。Air Pro 2のレビューはもちろんのこと、前機種のAir ProやAirとも比較してみましょう。

※本レビューにあたって、製品サンプルを提供いただきました。

INDEX

EarFun Air Pro 2をレビュー

こちらがEarFun Air Pro 2のパッケージです。一見して分かるのが「パッケージの小型化」です。パッケージの作りそのものも簡素化されています。

実際のパッケージを比較してみましょう。左がAir Pro 2、右がAir Proです。奥行きは変わりませんが、幅・高さともコンパクトになっています。

背面には特徴が盛りだくさん。ハイブリッドANCや、10mmチタンドライバーや、シングルモード、合計34時間の再生時間、ワイヤレス充電など、スペック面だけで言えばハイエンド機種にも負けていません。

前機種までのブック式のパッケージとは趣が異なり、今回は蓋身式のパッケージになっています。充電ケースだけがシンプルに収まっています。

興味深いのは、本体が入っていた内箱と付属品の入っている箱が一体化していること。

この内箱、背面が開きます。

なんと、箱自体がフルオープンして、付属物がすべて出てきました。紙製の内箱だったので、このまま捨てるのも容易です。エコなパッケージに設計してきたんですね。

内容物は、EarFun Air Pro 2+充電ケース、USBケーブル、イヤーピースA・B(各3サイズ)、ユーザーマニュアル、となっています。

イヤーピースは、AとBのシールが貼ってある袋に入っています。

Aのイヤーピースは、EarFun Air Pro 2にセットされているので、袋の中に入っているのはSサイズとLサイズです。

BのイヤーピースはS / M / Lの3サイズが入っています。AとBのイヤーピースの素材は同じで、形状が少し異なるようです。

こちらが、EarFun Air Pro 2の充電ケースです。角がなく滑らかなデザインで、清流で磨かれた黒石のようです。この大きさ、持ち運んでみると手に持ちやすく、ポケットにも収まりやすいサイズ感をしています。

背面には、充電用のUSB-Cポートがあります。ワイヤレス充電を使う場合はほとんど出番はないでしょう。

汎用のQiワイヤレス充電器にセットすれば、充電が始まりLEDが赤く点灯します。

底面には各種スペックと認証マークが記載されています。EarFun Air Pro 2の正式なモデル名はTW300のようです。(前機種のEarFun Air ProはTW302でした)

それでは、いよいよEarFun Air Pro 2とご対面です。前機種のAir Proと異なり、スティック型になっています。

なお、赤く見える部分は絶縁用のシールです。使う前に剥がしてしまいましょう。

EarFun Air Pro 2は光沢感のあるスティック型イヤホン

こちらが、EarFun Air Pro 2です。デザイン的には、前機種のEarFun Air Proから大きく変化し、EarFun Airに近くなりました。

EarFun Air Pro 2イヤホン自体は、光沢感のあるスティック型です。スティックの支点にはタッチセンサーが内蔵されていて、タップ・長押しで操作します。

イヤホンの内側には充電端子、スティックの先端にはマイク穴が見えます。

イヤホンの内側には近接センサーもあり、イヤホンのつけ外しと音楽再生・停止が連動します。この価格帯の製品でもしっかり対応してくれるのが嬉しいところです。

次に、Air Pro 2を実際に装着してみましょう。

EarFun Air Pro 2の装着感は?

EarFun Air Pro 2は一般的なスティック型イヤホンのデザインで、小さすぎず大きすぎずといったところ。耳への装着感は悪くありません。

ユニット部分が耳孔にフィットして、安定感もあります。激しい運動を繰り返すでもしない限り、落ちなさそうです。ジョギングする程度では何の問題もありませんでした。

それではいよいよペアリングして、音質をチェックしてみましょう。

EarFun Air Pro 2とiPhoneをペアリングして音楽を聴いてみる

iPhone 12 Pro Maxとペアリングして、Apple Musicのロスレス音源を聴いてみました。第一印象としては「音に厚みがある」です。

聴き進めるうちに、EarFun Air Pro 2の得意分野が見えてきます。解像感もよく、高音域から低音域からそつなくこなしますが、第一印象にもあった音の厚みが全体を底支えしていて、安定感のある音を鳴らします。これは10mmの大口径ドライバーが貢献していることは間違いありません。

気になるのは、前機種のAir Proと音質の傾向が全然違うこと。これを「2」と言っていいものなのか。デザインもそうですが、違うメーカーの製品を使っているのかと思うほどに音が違います。これについては、後ほど比較してみます。

価格帯としてはエントリーモデルに相当しますが、音質においては1万円台の製品と言っても通用するくらいに良い性能です。EarFun製品は4機種目になりますが、いずれも価格以上のパフォーマンスを出していると言えます。

となると、次に気になるのはアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込みでしょう。ここ1、2年で完全ワイヤレスイヤホンの必須機能のようになってきました。EarFun Air Pro 2でも当然これらの機能は搭載されています。

アクティブノイズキャンセリングと外音取り込みの性能は?

新宿に行く用事があったので、新宿駅のホームや構内でANCや外音取り込みを試してみました。なお、ANCのON/OFFは、左ユニットのタッチセンサーを長押しすることで、ノイズキャンセリング→アンビエントサウンド(外音取り込み)→ノーマル、と切り替わります。

まずANCは「音楽に集中するには十分な性能」です。ANCをONにすると、ざわざわとした騒音レベルはスッと下がるものの、40dBというスペック表記ではあるものの、後ろでさわさわ聞こえてます。新宿駅ほど騒がしい場所では性能的に厳しいと言えます。とはいえ、価格的なことを考えれば十分な性能です。

外音取り込みは「周りの音を聞くには十分な性能」です。マイクの効果が強すぎるのか、かすかにサーっという音がのっていて、ハイエンド製品で感じる「透明感」のようなものはありません。Air Pro 2を付けたままの会話も可能ですが、長く話すのは厳しい印象です。

音質の完成度に比べると、ANCや外音取り込みはまだまだ改善の余地がありそうです。

EarFun Air Pro 2とAir ProとAirを比較する

さて、ここまでEarFun Air Pro 2単体で見てきましたが、気になったのはAir ProとAir Pro 2の音質のギャップです。そこで、音質以外にもデザインの比較を行ってみることにします。

左から、Air Pro、Air Pro 2、Airのそれぞれの充電ケースです。名称に2とつくだけあって、Air ProとAir Pro 2の充電ケースはよく似ています。

ただ、充電ケースを開けてみると、Air Pro(写真左)とAir Pro 2(写真中)のイヤホンのデザインは全く異なります。

重量を測ってみましょう。Air Proは約53.4g、完全ワイヤレスイヤホンとしては軽量な部類でしょう。

一方、Air Pro 2は約53.6g。0.2gの差ですが、誤差の範囲でAir ProとAir Pro 2はほぼ同一と考えていいでしょう。

ちなみに、Air Pro以前の無印Airは約55.2g。こちらも十分に軽い完全ワイヤレスイヤホンです。

それでは、Air ProとAir Pro 2の音質を比較してみましょう。

Air Pro 2は、Air Proを置き換えるのか?それとも?

先ほどAir Pro 2の音質をチェックしてみましたが、Air Pro(写真左)とは音質の傾向が大きく異なります。

改めて両機を聴き比べてみましたが、Air Proは解像感の高さと、高音域のキラキラした音が特徴で、透明感のある音質です。Air Pro 2もそれなりに解像感もありますが、低音〜高音域までフラットにカバーする一方で、音圧が強く音に厚みがあります。

繊細な音を出すAir Proと、迫力のある音を出すAir Pro 2、後継機というよりも別バリエーションという印象を受けました。メーカーの担当者に伺ったところ、Air ProとAir Pro 2はしばらく併売されるそうです。

EarFun Air Pro 2はAirの系統?

一方で、Air Pro 2は無印Air(写真左)とほぼ同じデザインを踏襲しています。こちらも改めて聴き比べてみました。

Airはやや解像感に欠けるものの、音の傾向は同じ。Air Pro 2で聴いた後だと、音圧はやや物足りない印象ですが、それでもAirとAir Pro 2が同じ系統にある音だ、ということは分かります。

まとめ

完全ワイヤレスイヤホンの次のトレンドは「高音質化」です。ハイエンド機では、ハイレゾワイヤレスコーデックの採用やドライバー構成のバリエーションなど、さまざまな手法で高音質化が行われています。しかし、1万円以下のエントリー価格帯ではそうはいきません。

そんな中にあって、EarFun Air Pro 2はわかりやすい高音質化をはかり、さらに50g台の軽量仕上げ、ANCやワイヤレス充電といった機能も網羅しており、同価格帯においては圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。安くていい完全ワイヤレスイヤホンを聞かれたら、真っ先に候補にあげたい製品です。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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