先日、BovonのiPhone 7 Plus用バッテリーケースを購入してレビューしたんですが……
mophieから新たにバッテリーケースが出ると知り、最初はスルーするつもりだったんですが、見過ごせない機能が付いていることが分かり、思わず購入。
かっちりしたパッケージ。さすが高いだけのことはある。
安心のMFi(Made for iPhone)認証付き。これがあるとないとでは、安心感が段違いです。ちらりと見えていますが、日本での販売元はフォーカルポイント株式会社です。
パッケージを見開くと、このバッテリーケースの特徴がずらりと書かれています。すべて英文ですが……
肝心のバッテリーケースは、引き出し式の内箱から現れます。高級感ある。
内容物はシンプルにマニュアルと、MicroUSBケーブル、juice pack air本体。正規代理店購入なので、日本語の製品保証書もあります。
背面は、落ち着いたマットな質感。
こちらはiPhoneと接する内側。グリーンのパーツは、ラバー製のサポートパッドらしく、落下時にiPhoneへの衝撃を吸収するものだそうです。いろいろ考えられてますね。
底面の充電ポートはMicroUSBです。汎用的に使えるのはいいのですが、Lightningケーブルも安くなってきたので、あまりこだわりはないですね。これらのポートも、そのうちUSB Type-Cになっていくのでしょうか。
iPhoneと接続するLightning端子は、見慣れた形状のもの。Bovonのケースはこれが独自形状でしたが、やはりこちらの方が安心感はあります。暗くて見えにくいですが、スピーカーの位置にはメッシュ素材が使用されています。
スピーカー位置を内側から見たところ。とはいえ、こちらも暗くて見えにくいですが、iPhoneのスピーカーから出た音が90度反射して正面に出るようになっています。
バッテリーケースは2分割して、iPhoneを挟み込むように装着します。
このバッテリーケースの重量は約104.1g。それなりに重いですよね。
バッテリー残量は、背面にある4つのLEDライトで確認できます。
購入時は、LEDが2つ点灯しました。LED1つにつき残量はおよそ25%刻みなので、残量は25〜50%程度となります。LEDの横にあるボタンで残量確認ができますが、バッテリーの給電のON/OFFもここで切り替えられます。
BovonのiPhone 7 Plus用バッテリーケース(左)と比較。全体を覆う構造になっているためか、高さがあります。
続いて、ケースの各部分を見ていきましょう。まずは、iPhone 7 Plusの特徴であるデュアルカメラ。綺麗にくりぬかれています。
両サイドのボタン・スイッチも問題なし。
スピーカー周りはメッシュ構造になっていて、正面向きに音が出るようになっています。
そして、厚さは約14.7mm。Bovonのバッテリーケースよりも0.4mm厚いです。
iPhone 7 Plusを装着した状態の総重量は約302.8g。けして軽くはありません。
ここまでは、他のバッテリーケースでもありがちですが、注目したのはもう一つの機能。
ワイヤレス充電機能です。
Qiによる充電が可能な3Q-LEVOのワイヤレス充電パッドに置いて、問題なく充電が始まりました。
この充電パッドのレビューはこちらから。
そして、新発売のAnker PowerTouch 5でももちろん充電が可能です。
バッテリーを補完しつつ、さらにQiによるワイヤレス充電も可能にしたバッテリーケース、まさに最強のバッテリーケースと呼んでも過言ではないでしょう。