iBasso Audio DX160 レビュー/4.4mmバランス端子搭載のDAPでAmazon Ultra HDを聴く!

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Android音楽プレイヤーの時代がやってきた?

以前に書いた、Android搭載のDAP(Digital Audio Player)のまとめ記事へのアクセスが伸びていて、着実にニーズが増えているんだなと感じます。

かくいう私も、オンキヨーのGRANBEATや、SONYのAndroidウォークマンなど購入して使ってきましたが、他のメーカーの製品も気になってきた……今回はそんなレビューです。

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不運なAndroid DAP?iBasso DX160

初めに断っておくと、今回紹介するiBassoのデジタルオーディオプレイヤー(以下、DAP)DX160は、2019年10月に発売した製品ですが、買いたくても買えません。なぜならすでに販売が終了しているからです……。

原因はSHARP製のフルHDディスプレイの調達に問題が発生したため。JDI製のディスプレイに切り替えるそうですが、一旦日本国内での販売は終了したそうです。

現在、DX160の製造を今後継続して行うために必須の部品「Sharp社製 Full HD スクリーン」の調達に問題が発生したため、今後の製造にはJDI社製の同規格スクリーンを用いることとなりました。

iBasso Audio DX160の製造についてのご案内

DAP市場でも人気のモデルだったので、そのうち再発売されるのでしょうけど。欲しいタイミングでこんな状態だったんで、メルカリで購入してみました。その後……

iBasso DX160 Ver.2020登場!

ディスプレイの調達問題が解決し、iBasso DX160 Ver.2020が登場しました。2020年5月22日発売です。

以下、販売終了等のコメントがありますが、記事作成当時のまま残してあります。新バージョンが登場した前提でお読みください。

iBasso Audio DX160をレビュー

iBassoのロゴと、製品名だけのシンプルなパッケージ。なんとなく、アディダスのパフォーマンスロゴのようにも見えてしまうんですが、改めて検索してみたところ、気のせいでした。

背面に各国語で音声出力端子のスペックが載っています。日本語の「語」の字に違和感が隠せません。

内容物は、マニュアル類、DX160本体、シリコン製クリアケース、画面保護シート2枚、USB-Cケーブル、となっています。

付属の専用クリアケースは透明度が高く、非常に綺麗です。iPhoneなどと違ってケースの選択肢がほぼないので、メーカーさんが作って標準付属してくれるのはありがたいです。

付属のUSB-Cケーブルは編み込みの丈夫なタイプ。Android搭載DAPは、スマートフォン同様にバッテリーの減りが早く、充電の頻度が高いため、断線のリスクが少ないケーブルが付属していると安心ですね。

画面保護フィルムに専用ケース、丈夫なUSBケーブルと、付属品にまで細かく気を配ってくれていることがよく分かります。

iBasso Audio DX160は質実剛健なDAP

DX160本体は、3D曲面仕上げの美しい背面をしています。指紋がつきやすいので、汚れが気になる方は必ずケースを付けておきましょう。

側面には、ストレージ大容量化のためのMicro SDカードスロット。フタはなく、直挿しになります。最大2TBのMicro SDカードを挿すことができます。

ハイレゾ音楽を大量に持ち運ぶ方は、UHS-1 U3やV30に対応したそこそこ速いMicro SDカードを使うようにしましょう。私は256GBのこのカードを使っています。

右側面には、音量調節ダイヤル、曲戻し・再生/停止・曲送りボタンが並びます。ハイレゾロゴはここに入っていますね。

音量調節ダイヤルはよく出来ていて、出っ張りすぎず、それでいて軽く回ります。

上面には、USB-Cポートと、電源ボタンが並びます。USB-Cポートは、急速充電用の規格としてQuick Charge 3.0とUSB Power Delivery 2.0に対応しています。

底面には、4.4mmバランス端子と3.5mmアンバランス端子が並びます。3.5mm端子は同軸出力とライン出力を兼ねています。

このDX160、5インチのディスプレイを持つ“ほぼ”スマホなんですが、重量は181.5gと200gは切っています。

ちなみに、ONKYOのスマートフォンDAP・GRANBEATは、227.0gと、DX160よりも50g近く重いです。

それでは、電源を入れてセットアップしていきます。

カメラもスピーカーもないシンプルなAndroid端末

DX160は、Android 8.1をベースにしたDAPです。しかし、Googleモバイルサービスが搭載されていないため、Googleアカウントのログイン設定がありません。このため初期設定はいたってシンプルです。

ホーム画面もこんな感じ。Google系のアプリすらないので、アプリはこれだけしかありません。(一部追加しているアプリがあり、初期画面ではありません)

DX160本体には、フロントカメラもリアカメラもないので、ノッチもなく、ほぼ全画面のディスプレイを実現できています。

Googleのサービスが載っていないのって不便じゃないかな?と思ったんですが、音楽系の機能に特化しているので、不便に思うようなことはなかったです。
ただ一点、アプリのインストールを除いては。

Apple MusicもAmazon Music HDもインストール可能!

Google系のサービスが載っていないということは、つまりGoogle Play ストアがありません。このためアプリのインストールは、APKPureというアプリを通すことになります。
このAPKPureは、Googleのアプリを入れることもできます。標準でChromeが入っているのはこのためです。

検索すると、ストリーミングミュージックのアプリも見つかります。SpotifyやApple Musicも使えます。

もちろんAmazon Musicもインストールすることができます。

このAPKPureには、Google Play Serviceのインストールもありました。

Amazon Music HDをUltra HD音質で再生可能!

さて、DX160にはAndroid8.1が搭載されていますが、実はAndroidのサンプリングレートコンバータ(SRC)の制限を回避したバージョンになっており、外部アプリでも高解像度で聴くことができるようになっています。

そうなると、やはりハイレゾストリーミングサービスで聴きたくなるところ。そう、Amazon Music HD(聴き放題のAmazon Music Unlimitedの上位サービス)です。

Ultra HDの楽曲を再生し、プロパティを見てみると、次のように表示されました。

音質、端末の性能、ダウンロードのすべてが、同じデータで揃っています。この状態になるのは最高ですね。

4.4mmバランス端子すごいな!

そして、エントリークラスのAndroid DAPでありながら、DX160が他のDAPに差を付けているのが「4.4mmバランス端子」の存在です。今回、2pin用に下記の製品を購入して、リケーブルしてみました。

3.5mmから2.5mmに変えたときは、まあまあ音が良くなったので、4.4mmもそんな感じになるのかな……とイヤホンを換装して聴いてみたところ、全然違う……。

音に厚みが出て、迫力が一段上がりました。こんなに変わるの……というのが正直なところ。使ってたイヤホンのポテンシャルなのか、DX160の底力なのか、その両方なのか。3.5mmではその真価を活かせていなかったのかもしれません。これ、すごいわ。

MacでUSB DACとして使う

さて、DX160をPCやMacに接続してUSB DACとして使うことができます。今回はMacBook Airに接続してみます。
ただ、USB接続しただけでは使えません(ファイルの転送ができたりするだけ)。DX160標準アプリの「Mango Player」を起動し、アプリの「設定」の「詳細設定」へ。「USB DAC」から「DAC ON」ボタンをタップするだけ。
DX160の画面にUSB DACで接続されていることが表示されます。分かりやすい……。

この状態であれば、Macでも4.4mmバランス接続したイヤホンが使えます。

ハイレゾ音源をPC/Macに貯めている方であれば、有意義に使うことができるでしょう。

まとめ

iBasso Audio DX160、各所で評判がいい機種でしたが、いざ買って使ってみると、確かに満足度の高いDAPでした。中でも4.4mmバランス接続の威力は凄かったです。しばらくは有線イヤホンを取っ替え引っ替え試してみたいと思います。

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