トラックボールマウスを始めるならM575SPから!ベストセラーモデルがバージョンアップ!ロジクール ERGO M575SPをレビュー

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PCの操作に使い出すと、快適な操作性がクセになってしまう入力デバイス「トラックボールマウス」。ふだんからマウスを使い慣れていると、しばらくはその独特な操作性に戸惑いますが、慣れてしまうと、もうマウスに戻れません。

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そもそも……トラックボールマウスの利点とは?

トラックボールマウスは、腕のひねりを軽減し、腕の筋肉活動を約25%減らす効果があります。長時間の作業で腕の負担を減らす点でも非常に優れています。私自身も疲労感が減り、トラックボールを使用する機会が増えました。

トラックボールマウスの主な利点は3つ。操作時に指先しか動かさない「省力性」、マウスのように動かさないので腕の捻りが少ない「身体負荷の少なさ」、本体が動かないので可動エリアを確保しなくていい「省スペース性」、です。つまり、ノーマルなマウスよりもストレスが少なく健康にいい、というわけです(強引)。

そして今回は、トラックボールマウスの代表的な製品とも言える、ロジクールのワイヤレストラックボール2製品、「MX ERGO S」と「ERGO M575SP」をレビューします。※本レビューにあたり、ロジクール様より製品提供をいただきました。

ロジクールの「MX ERGO S」と「ERGO M575SP」

この2製品はそれぞれ前モデルが存在し、マイナーアップデートされた製品になります。どう変わったのかを見ていきましょう。(本記事ではM575SPを取り上げ、MX ERGO Sについては別記事で取り上げます)

ロジクール「ERGO M575SP」の特徴

まず「ERGO M575SP」は、トラックボール製品の中でもエントリーモデルとして人気の高い製品です。もともと完成度が高かったのですが、何をアップデートしたのでしょうか……?(と言いつつ、前モデルのM575を使っていた私としては嬉しいアップデートでした)

M575SPのパッケージ

ERGO M575SPには3種類のカラーバリエーションが存在します。従来のグレーモデルに加え、ブラックが新たに登場しました。さらに、ホワイトモデルも引き続き展開されています。

なお、トラックボールマウスとしての基本性能は変わらないので、詳しいレビューは前モデルのM575の記事もご覧ください。

前モデルのM575同様、エコに配慮したパッケージで、プラスチックを排除した紙素材の梱包が採用されています。なお、前モデルと包装方法は変わらないし、製品のサイズも変わらないのに、パッケージサイズは一回り小さくなっていました。意味不明です、マジックか。

なぜか前モデルよりも小さくなってるパッケージ

内容物はとてもシンプルです。

M575SPと保証書など
外観はM575と変わらない

M575とM575SPの違い:クリック音が静かになった

外見は前モデルとほぼ変わりませんが、大きな違いが二つあります。一つはクリック音が静かになったこと。

クリック音が聞こえないレベルで静か
「戻る」「進む」ボタンも静か

従来モデルは「カチカチ」と音が聞こえていたのに対し、今回のモデルでは静音性が大幅に向上し、クリック音がほぼ聞こえなくなります。静かなカフェでも気にならないレベル。

M575SPをしばらく使った後で、前製品のM575に戻ると、クリック音が気になって仕方なくなるほどに。

見た目では判別がつかない、M575とM575SP

ロジクールの資料によれば、前製品と比べてクリック音を80%軽減した、と書いてありましたが、体感ではゼロになったような感覚です。それくらい静かになっていました。

M575とM575SPの違い:USBレシーバーが変わった

もう一つの大きな違いは、付属するUSBレシーバーです。前製品は「Unifyingレシーバー」に対応していましたが、今回のモデルでは最新の「Logi Boltレシーバー」に対応しています。

電池ボックスの横に格納されている

見た目では左下のマークで判別できる程度ですが、内容は大きく異なります。両製品とも、Bluetoothよりも安定した接続を可能にし、複数のロジクール製品を一つのレシーバーで接続できるメリットがあります。Logi Boltレシーバーはさらに、より高いセキュリティ性を実現していて、着々と採用製品を増やしています。

Logi Bolt(左)とUnifyingレシーバー(右)

ちなみに、Logi Boltレシーバーと従来のUnifyingレシーバーには互換性がないため、それぞれの製品が混在してしまうと、USBポートを多く使ってしまうことになります。例えば私の場合は、キーボードはLogi Boltで接続し、トラックボールはやむなくBluetoothで接続する、といったこともありました。

M575SPのLogi Boltレシーバー採用により、私の環境ではBluetooth接続をやめて、Logi Boltに統一することができました。スッキリ……。

M575SPのまとめ:完成度がさらに高まり、トラックボールマウスの完全体になる!

もともと完成度の高さから不動の人気を誇っていたM575ですが、静音性とLogi Boltレシーバーの採用によって、最新のトラックボールマウス製品と比較しても、欠点が無くなりました。トラックボールマウスを始めるなら、M575SPから始めましょう。新たなスタンダードの誕生です。

ちなみに、前モデルのM575が発売されたのは2020年11月。そこから196週連続(!)でAmazonの売れ筋ランキング1位でになっています。多少の変動はありつつ、2024年10月現在も1位です……人気がすごい。

「ERGO M575SP」と「MX ERGO S」と比較してみると?

もし、さらに予算に余裕があり、より上位のモデルを検討している方には、「MX ERGO S」もオススメです。こちらは、より高度な機能と使い勝手を備えていて、私はこのレビューを機にMX ERGO Sに移行して使っています。

MX ERGO S(左)とERGO M575SP(右)

詳細なレビューは別記事で紹介する予定ですので、ぜひご覧ください。「MX ERGO S」と「ERGO M575SP」、どちらのモデルも優れたトラックボールマウスです。使い方や予算に応じて選んでみてください。

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