SONY製のネックスピーカーの2代目が登場!
首にかけるタイプのワイヤレスネックスピーカーが登場したのが2017年ごろ。その先駆けはSONYでした。
わずらわしいケーブルを気にすることなく、首にかけるだけで手元でスピーカーが使えるということで、そのコンセプトが受け、瞬く間に大ヒット。手元スピーカーのブームにも乗って、テレビの音声を手元で聴きたい人たちの元に届いていきました。
それから4年、SONYのワイヤレスネックスピーカーとしては2機種となるSRS-NB10が発売されました!しかも今回はテレワークでの利用を想定したモデルということで、さっそく予約購入してみました。
SONY SRS-NB10をレビュー
こちらがSRS-NB10のパッケージです。写真からも分かるように、細くて滑らかなデザインになっています。
SONY SRS-NB10の用途として取り上げられているのが「テレワーク」。聞き取りやすさに加えて、その形状から耳への負担が少なく、長時間の会議・セミナーでも楽に使えるようになっているそうですが……果たして……
パッケージを開けてみると、幅いっぱいにSONY SRS-NB10が入っていました。
ケーブルや説明書は、その下の小箱に入っています。
重量は、111g。首にかけるものなので、負担にならないよう、軽ければ軽いほどいいですね。
パイオニアのC9ワイヤレスネックスピーカーは100gと軽くて驚いたんですが、SRS-NB10もそれに迫る軽さです。
SONY SRS-NB10を詳しく見てみましょう。肩のあたりに、スピーカーユニットがあります。
右肩側には、ミュートボタン、Bluetoothペアリングボタンも兼ねた電源ボタンがあります。
その横には、カバーで隠されたUSB-Cポートがあります。充電時に使用します。
ミュートボタンは、エンボス加工で凸状になっていて、見なくても指先で分かるようになっています。ウェブ会議で急にミュートにしたい場合もすぐに対応できます。
左肩側には、音量ボタンとファンクションボタンがあります。音楽を聴く場合に重宝します。
それでは、実際に肩にかけて、装着感を確認してみましょう。
SONY SRS-NB10の装着感はどうなんだ?
シャツの上からSONY SRS-NB10をかけてみました。
肩周りに自然とフィットしてくれます。まるでかけてないみたい……というのは言い過ぎかもしれませんが、重さを感じにくいフィット感です。
次は、実際の音質をチェックしてみます。
SONY SRS-NB10の音質は?マイク性能は?
まずは、iPhoneとペアリングして、Apple Musicの音楽を聴いてみました。高音も低音もバランス良く聴かせてくれますが、本体が軽く仕上がっていることと合わせるように、音質も軽め。
ながら聴きのように手軽に聴くには向いていますが、BOSE製品のようなインパクトはありませんでした。
となると、やはり本命はテレワーク用のスピーカーフォンとして使うのが良さそうです。MacBook Airとペアリングしてみました。(マルチポイント接続が可能です)
音楽用として聴くには軽い音質でしたが、会議等でワイワイ話しているのを聞くのにはちょうどいい音質です。耳元に空間が広がっているような響きがあり、リアルな会議に参加しているような雰囲気になります。
ややこもりがちではあるものの、マイクの聞こえは明瞭で良いようでした。
テレワークもいいけれど、テレビ用としても上々の聞こえ方!
しばらくテレワークメイン、たまに音楽、という使い方をしていましたが、ある日、テレビ用でもいいのでは……?と思い立ち、テレビとBluetooth接続してみました。
映画のような重厚な音響は無理ですが、お笑いやトークなどのテレビ番組を楽しむ分には問題ない聞こえ方です。意外とこっちの方が向いているかも?と、しばらくテレビで使用中です。
SONY SRS-NB10のまとめ
SONY SRS-NB10の特徴は、やはり軽くて細いことによる使いやすさでしょう。音質はそこそこなので、音楽用としてはながら聴きが向いています。本命はテレワーク、またはテレビ用ですね!
- 軽くて細くて、存在感を感じさせない
- リアルな会話に参加しているような臨場感
- 手元にミュートボタンがあって便利
- マルチポイント接続が可能
- 音質は軽めで、音楽用としては少し物足りなさも