Dyson Omni-glide Complete SV19 OF レビュー/フローリングを掃除するならダイソン?バルミューダ?シャーク?

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フローリングに強い掃除機を買おうと思った。

わが家は全部屋が段差なしのフローリングなので、掃除はしやすい方なんですが、それでもソファー下やベッド下はホコリや微細なゴミがたまりやすい空間です。

特に、わが家にはコーギーがいるので、春と秋の換毛期には大量の抜け毛が発生し、油断すると毛のカタマリが出現し始めます。換毛期でなくても、そこそこ毛は抜けています。

これまでShark EVOPOWERでしのいでいましたが、いよいよ重い腰をあげて、“フローリングに強い掃除機”を買うことにしました。

INDEX

フローリングのためのコードレスハンディクリーナー4選

フローリングは絨毯やカーペットの床に比べれば、それほど強力な吸引力は必要ありません(あればあるに越したことはありませんが)。どちらかというと、ソファ下やベッド下を楽に吸引できる操作性が欲しいところです。

もちろん、充電式のコードレスが絶対条件ですし、持ちやすいハンディクリーナーがいいです。妻と相談して、次の3製品に絞りました。

候補1:BALMUDA The Cleaner

まず、妻が第一に選んだのがバルミューダのハンディクリーナーです。真っ白で美しいボディに、機能性の高そうなクリーナーヘッド。自由自在に回転するので、フローリングでの掃除には最適そうです。妻はインスタで感想を読みながら、これで決定、という雰囲気を醸し出していました。

わが家ではスピーカーやトースターなど、バルミューダ製品が活躍しており、妻の信頼感は抜群です。

候補2:Dyson Omni-glide Complete SV19 OF

掃除機といえば、ダイソン。妻がバルミューダにこだわるなら、私は機能性&吸引力でダイソン推しです。2021年4月に発売したOmni-glideはダイソン初のスティック型。トリガー型でない分、持ちやすそうです。もちろん、自由自在に動くクリーナーヘッドもあります。

候補3:Dyson Micro SV21 FF

次の候補もダイソン。本命はOmni-glideですが、重量は約1.9kgあります。一方でMicroは約1.5kgとダイソン製品では最軽量です。頻繁に使うものなので、軽いに越したことはありません。

候補4:Shark EVOPOWER SYSTEM Flexモデル CS501J

わが家で数年にわたって活躍してくれたのがシャークのハンディクリーナー。ソファ下やベッド下にクリーナーヘッドが入りやすいよう、パイプが曲がるようになっているのがFlexモデルです。

ヨドバシカメラですべて触ってみたところ……

妻はバルミューダ推し、私はダイソン推し、ということで実際にヨドバシカメラで触って使ってから決めることにしました。前述の4機種すべてを、私と妻で試してみた感想です。

BALMUDA The Cleanerの感想

  • デカすぎる……
  • 欧米の広い家で使うような大きさ……狭いマンションには不釣り合い
  • 充電スタンドにセットしにくい
  • クリーナーヘッドはスイスイ動く
  • ソファ下やベッド下にも入れやすい
  • 見た目は綺麗だし、整然としていてとてもいい
  • 重量3kgとは思えないほど持ちやすい、重量バランスがいい
  • とにかくデカい……

Dyson Omni-glide Complete SV19の感想

  • バルミューダ見たあとだと、とてもコンパクトに見える
  • 女性には持ち手がやや太い、ただ、持ちにくくはない
  • クリーナーヘッドがスイスイ動く
  • しゃがんで操作しても、自由自在に動く
  • いかにもダイソンという色合い、部屋で悪目立ちしないか?
  • コンパクトでいい良さそう

Dyson Micro SV21 FFの感想

  • やはり軽い、でも持ち方の差か、Omni-glideとの差(約400g)はそこまで感じない
  • トリガー式の持ち手は、ちょっとわずらわしい
  • Omni-glideに比べると、しゃがんで使いにくい
  • トリガーがある分、ソファ下やベッド下に入れにくい
  • コンパクトなのはいい

Shark EVOPOWER SYSTEM Flexモデル CS501Jの感想

  • (パイプを折り曲げると)ソファ下やベッド下にも入れやすい
  • パイプを折り曲げる際に一手間いるので、地味に面倒な気がする
  • パイプを戻すとまっすぐに固定されるのは使いやすい
  • 軽くて取り回しやすい
  • シャーク製品を使い慣れているので、違和感なく使える
  • バルミューダやダイソン製品に比べると、クリーナーヘッドの自由度が低い

実際に触ってみると、調べてみたイメージとはギャップがありました。特にBALMUDA The Cleanerの大きさは一目見てこれは無理だと(妻も)感じました。

購入したのは、Dyson Omni-glide Complete SV19 OF

最終的に購入したのは、ダイソンのオムニグライドでした。本当はヨドバシカメラでそのまま買おうとしたんですが、なんと2ヶ月待ちの表示……。Yahoo!ショッピング/PayPayモールのダイソン公式ストアならすぐに発送してくれそうだったので注文しました。

コードレスクリーナーにしては、意外とコンパクトなダンボールで届きました。

楽天市場とYahoo!ショッピング/PayPayモールには、ダイソンの公式ストアがあります。ポイントが増額される日はお得なので、そういった機会を狙ってみてください。私はPayPayモールの5のつく日キャンペーンで購入しました。なんと、PayPayボーナスが24%分(約11,000円分)も付きました!

ダイソンの公式サイトでも購入することができます。公式オンラインストアなら30日間の全額返金保証に、分割手数料0%(最大36回まで)といった特典があります。36回払いなら月々1,800円で買えてしまうんですよね。サブスク感覚でいいなと思います。さらに、楽天ペイを使えば楽天ポイントが最大5%付与されるようです。

ダンボールの側面は開いていて、元のパッケージが見えていきました。角だけ留めることで、滑り落ちないようにしているようです。取り出しやすさまで考慮されているなんて、素晴らしい梱包です。

それでは、ダンボールから取り出してレビューしていきましょう。

Dyson Omni-glide Complete SV19 OFをレビュー

こちらがダイソン オムニグライドのパッケージ。家電なのに、とてもシンプルなパッケージです。

それでは、開けていきましょう。

Omni-glide Complete SV OFを丁寧に開封していきます

ここから、オムニグライドを開梱していきます。開けると、いくつかの段ボールがブロックのように組み合わさっています。さて、どこから手をつけるか……

まずは、左側の平たいボックスから取り出します。突起物がささっていました。これは、充電ドックの底部にあたります。

手前のボックスには、専用充電ボックスのパーツやACアダプターが入っていました。ACアダプターはあらかじめ充電ドックの支柱に取り付けられています。充電ドックを使うならそのままにしておきましょう。

オムニグライド本体は、中央のボックスに収まっています。

オムニグライド本体を取り出すと、同じボックスの中にヘッドやノズルなどが取り出せます。

コンビネーション隙間ノズルと卓上ツールは、さらに別のボックスに収められています。コンビネーション隙間ノズルの下に、もう一つ入るスペースがあります。公式ストア限定のComplete+に付属するLED隙間ノズルが入るのでしょう。

あらかたパーツを出したあとでも安心しないでください、収納用ブラケットも入っています。

それでは、中身を見ていきましょう。

Omni-glide Complete SV OFの付属品は盛りだくさん!

こちらがダイソン オムニグライドの付属品すべてです。けっこうパーツ数が多そうですね。しかし、一つ一つ整理していくと、最終的には専用充電ドックにすべて収まるんです。

ホワイトのパーツで構成されているのが専用充電ドックの関連パーツです。この専用充電ドックが素晴らしいのは、ネジや接着剤を一切使用せず、はめこんでいくだけで完成すること。

専用充電ドックについては、記事の後半にて。

収納用ブラケットで、壁に充電器を直付けできる

専用充電ドックを使う場合、余るのがこの壁付け用の収納用ブラケットです。ACアダプターと組み合わせます。

この収納用ブラケットをネジで壁に固定します。専用充電ドックを使わず、シンプルに立てたい場合はこれですね。賃貸だと厳しいかもしれませんが、持ち家なら、スッキリ見せるためにこれを使うのもアリです。

Omni-Glide Complete SV OFの付属ノズルは3種類

以上のように、各パーツをまとめて見ていった結果、オムニグライド本体と付属ノズルは、この写真のようにまとまります。

ダイソンの公式ストアでのみ購入できる直販限定のComplete+モデル(SV19 OF COM)となっていて、本体カラーがゴールドのほか、LED隙間ノズルが付属しています。これが欲しかったんですが、妻の「ゴールド嫌だ」の一言で撃沈しました。

操作方法はシンプル、たった2つのボタンだけ!

実際に使ってみて、とても良かったのが、操作系がシンプルなこと。

なんと、手元にあるボタンは2つのみなんです。1つはON/OFFボタン。もう1つは出力を最大にする「MAX」ボタン。フローリングで使用する分にはMAXを使用するシーンはほぼ無いので、実質的には1ボタンのみの超シンプル仕様だと考えていいでしょう。

ボタンを1回押せば、指を離してもずっと動作するので、あとは動かすだけです。

ゴミ捨てはスライドして押し出すだけ!

クリアビンに溜まったゴミ捨ても簡単です。クリーナーヘッド/ノズルを取り外したら、クリアビン裏の赤いスイッチを押します。

そのままスコッと押し出すだけ。円筒のまわりにたまりがちなゴミも、スルッと捨てられます。これで出せないゴミがあったとしても、赤のフックを外せばクリアビン自体を取り外すことができます。水洗いもできるので衛生的です。

不満と言えば、クリアビンの容量が少ないことでしょうか。すぐにゴミが溜まるので、一度の掃除で2回程度ゴミ捨てをしています。大した手間ではありませんが……。

シャークのスティック型クリーナーと比較してみる

わが家ではシャークのスティック型クリーナーを使っています。コンパクトで使いやすいんですが、ダイソン オムニグライドも、ヘッドを取り替えれば意外とコンパクトだなと思いました。

次の写真はオムニグライドに卓上ツールを取り付けたもの。軽さや重量バランスはシャークの方が上ですが、吸引力はオムニグライドが上です。

オムニグライドに、延長パイプとオムニディレクショナル フラフィクリーナーヘッドを取り付けた状態で、シャーク製品と比較してみましょう。持ち手からヘッドまでの長さは、ヘッド1個分だけ違います。

ただ、オムニグライドはオムニディレクショナル フラフィクリーナーヘッドにそこそこ重さがあって安定しているので、この状態での使いやすさはオムニグライドの方が上です。

ミニ モーターヘッドで布団クリーナーになる

オムニグライドは基本フローリング専用ですが、付属のミニ モーターヘッドを使うことで布団クリーナーにもなります。

布団やベッドで使う場合には、MAXボタンを使って吸引力を最大にしましょう。

オムニグライドに限りませんが、布団クリーナーを使うと、一見綺麗そうなベッドでもホコリとか微細なゴミとか結構吸い込んでるんですよね……。こんなところで寝ていたのかと、ちょっと引きます。

卓上ツールで、デスク上の簡単な掃除にも。

先ほどシャーク製品との比較で使ったのが、卓上ツール。

ストロークが短くなるので、デスク上をちょっと掃除するのに便利です。

これで、シャークの出番は無くなるのかも……。

違和感!?コンビネーション隙間ノズルが便利

さて、掃除機の定番ノズルといえば隙間ノズルですが、オムニグライドの隙間ノズルはちょっと変わっています。

隙間ノズルの中間に、ブラシが付いています。

これ、スライドさせることでブラシとして使えるようになるんです。パイプを使って延長させれば、高いところを掃除するのも楽になります。

フロア全体を掃除して、最後の仕上げに部屋の隅々を隙間ノズルで吸ってみましたが……想像した以上にゴミが溜まっていました。

さすがダイソンの吸引力は違いますね……。

床を滑るように動く!オムニディレクショナル フラフィクリーナーヘッド

オムニグライドのメインツールといえば、全方向にスイスイ駆動する「オムニディレクショナル フラフィクリーナーヘッド」です。2つのフラフィローラーが逆回転して、微細なゴミまで吸い取っていきます。

何よりすごいのは、床を滑るように……というか微妙に浮いてるのでは?と思わせるほどに、自由自在に動かせることです。引っかかりが一切なく、車輪がゴロゴロする感じもなく、クイックルワイパーのように動きます。

スティック型ということもあって、オムニグライドを180度寝かせた状態でソファ下やベッド下に潜り込ませることができます。

オムニグライドを水平に寝かせた状態でも、オムニディレクショナル フラフィクリーナーヘッドがスイスイ動くので、手元でちょちょっと前後させるだけでソファ下もベッド下も掃除が完了してしまいました。ちょっとこれは感動の体験です。すごい。

専用充電ドックが標準付属!付属品もすべて取り付け可能!

さて、最後に専用充電ドックを見ていきましょう。パーツをはめこみで組み立てると、このような充電スタンドが完成します。

左右にある短いパイプには、付属のノズルをすべて取り付けることができます。パイプの赤い丸と、ノズルの赤い丸を合わせて差し込むだけです。

これで、オムニグライドのすべてを専用充電ドックに収めることができました。掃除機の付属品って、意外と収納場所に困って、あることを忘れてしまったりするもの……。しかし、オムニグライドはすべての付属品が手の届くところにあります。

この専用充電ドックがあると、いざオムニグライドを使いたいときでも、立ったままさっと取り外して、さっと取り付けられます。もちろんいつでも充電された状態で使えます。これが思った以上に便利で、ちょっとしたゴミを見つけたときでも、気軽に使うようになりました。

もしダイソン マイクロを購入していた場合、上位モデル(SV21 FF PRO)でないと充電ドックが付属しません。山崎実業などから出ているスタンドを購入することになり、想定外なコストになってしまいます。

ダイソン オムニグライドは、どのモデルでも専用充電ドックが標準付属しています。これがあるとないとでは、その後の使い勝手に雲泥の差があります。オムニグライドはお得ですね。

まとめ

いや、もう、最高ですよ。もっと早く買えばよかった。

難点は特に感じませんが、フローリング専用製品なので、フローリング以外の部屋がある家庭では選びにくい製品だと思います。他の方のレビューを読むと、絨毯やカーペットでは性能が発揮できないようです。いけるかも?と思って購入するとがっかりしそうですので、お気をつけください。

専用充電ドックのおかげで気軽に掃除する機会が増えたので、改めて、コーギーの抜け毛の多さに驚いています……。

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