BALMUDA The Speaker M01A レビュー/光り輝く3ピースバンド!360°スピーカーにはライブ感がある!

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バルミューダといえば「高級トースター」というくらい浸透していますが、他にもDC扇風機の先駆けであるGreenFanや、スタバとのコラボモデルもあるBALMUDA The Potなど、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品が数多く存在します。
そんなバルミューダから、今度はワイヤレススピーカーが出るといい、しかも事前予告までされていたので、期待大でした。

バルミューダの360°ワイヤレススピーカー「BALMUDA The Speaker」は、透明な円柱型のスピーカーでありながら、真空管のような円筒を3つ備えるという特異な形状をしていました。しかも「光る」のだとか?

このスピーカー、いったいどんな製品なのか。実際に購入してみましたので、紹介していきます。

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BALMUDA The Speaker M01Aをレビュー

ブラックでマットなパッケージ。中央には「BALMUDA The Speaker」の文字。シンプルでかっこいい。

パッケージ背面にはさまざまな表記が混じっていますが、最下部には「FOR USE IN JAPAN ONLY」とありました。海外で使おうと考えていた方はお気をつけください。

上蓋を開けると「よい時間をお過ごしください。Have a great time.」の文字が飛び込んできます。控えめな演出の中に、BALMUDAの世界観が見えます。

次にマニュアルや、ACアダプターが出てきます。BALMUDA The Speakerがなかなか登場しないので、やきもきしますね……。

なお、このACアダプターはUSB-Cコネクタ仕様になっています。ただ、電源仕様を見ると、出力が15W(5.0V 3.0A)で固定されていました。あくまでBALMUDA The Speaker専用ですので、お気をつけください。

いよいよ、BALMUDA The Speakerのお出ましです。ただのビニールではなく、黒い布で覆われていて、いやがうえにも期待が高まります。

じゃーん、こちらがBALMUDA The Speaker本体です。本当に中央が透明になっています。

話は横道にそれますが、北欧生まれのワイヤレススピーカー「Sodapop」も透明なスピーカーでした。高級感は無いですが、ポップな印象のカジュアルスピーカーです。

BALMUDA The Speakerのレビューに戻しましょう。上部のユニットにはBALMUDAのロゴが入っています。

特異なのはやはりこの形状です。円柱自体は向こう側が見える透明度があり、なにより……美しい。

内部に3つ並ぶ透明な円筒は、LEDユニットになっており発光するのですが……その様子はまたあとで。

どんな角度から撮っても絵になるな……と感じます。

底面のユニットには、操作系が集中しています。電源ボタン、ボリュームボタン、ライティングボタンが並びます。

ボタンの右側には、ACアダプタを挿すためのUSB-Cポートがあります。

ボタンの左側には外部入力のためのAUX端子があります。

そして、このBALMUDA The Speakerの音を支えるのが、天面にある77mmものフルレンジスピーカー。

真上から見ると、意外と大きく感じます。この大口径スピーカーから奏でられる音には期待大です。

底面には、滑り止めと仕様の表記があります。容易に分解できないように、トルクスネジが使用されていました。なお、360°スピーカーでは定番の三脚穴はありません。

それでは、いよいよ電源を入れてみましょう。

iPhoneとペアリング、そして再生してみると……

BluetoothでiPhoneとペアリングしてみました。さっそく音楽を流してみると、LEDユニットが音に合わせて光り始めます。

円筒の上下にLEDがあります。

円筒の周りにもLEDがあり、3ピースバンドを照らすステージ照明のようです。

BALMUDA The Speakerは置き場所にこだわりたい

デザイン性に優れたBALMUDA The Speaker、家の中のどこに置けばいいのか考えた結果、リビングの壁際にディスプレイすることにしました。

上の写真にあるコーナー棚は、無印の製品です。リビングで作業しているときに、ワイヤレスで音楽を流すのに使っています。

BALMUDA The Speakerの音は、一言でいうと「素直で伸びやか、そして大迫力」。77mmフルレンジスピーカーから発せられる音は余裕があり、楽曲のポテンシャルを最大限に引き出します。音質はクリアで、キラキラ光るLEDが気持ちを高揚させてくれます。

BALMUDA The Speakerの光の共演を動画で見る

実際に、BALMUDA The Speakerが鳴っている様子を動画にしてみました。楽曲はボーカルも低音も力強い、LiSAの『紅蓮華』です。
音楽は一緒に流せませんが、曲の最初から最後まで発光の様子が分かるようになっています。音源を持っている方は、カウントダウンに合わせて再生してみてください。

楽曲とリンクしてLEDが変化するので、一体感が強く、聴いても見ても盛り上がります。0,004秒の速度で光と音をシンクロさせているらしく、音楽と光の共演には違和感がありません。

BALMUDA The Speakerは暗闇で光らせたい

これだけキラキラしているなら、やはり暗闇で光らせてみたくなります。部屋を暗くして音楽を流してみました。

明るい場所でも美しかったLEDですが、暗い場所ではより美しく光ります。

ずっと見ていたくなる、そんな楽しさがBALMUDA The Speakerにありました。

スピーカーの中に、ステージがあり、3ピースバンドがいる、そんな錯覚を覚えてしまうほどに目で楽しめるライブ感があります。

まとめ

ただお音がいいわけじゃない、これがBALMUDAの考えるスピーカーだという意思を感じる、素晴らしい製品でした。音楽を再生していないときでも見ていられる美しさですよ。

自分で使うのにもオススメですが、プレゼントにも喜ばれる逸品です。

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