CBS Flo モニターアーム レビュー/保証期間12年!?アーロンチェアと使いたい、美しすぎるモニターアーム!

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モニターアームの定番といえばエルゴトロンMXやLXですが……

今年の初めに引っ越した際に、デスク一式を処分したんです。新居は狭くなるけど、日中は仕事に行ってるし、ダイニングテーブルでもいいかなと。ところがコロナ禍でテレワーク必須になり、ダイニングテーブルで仕事してたら腰を痛めてしまいました。

そこで結局ワークデスクを購入することになり、腰のことや健康のことも考えて、スタンディングデスクを導入しました。

さらに、USB-Cディスプレイも買い直しました。となると、次はモニターアームを検討します。なし崩しですね……。

モニターアームといえば、以前はエルゴトロンのMXアームを使っていました。安定感もあるし、エルゴトロン製品をあらためて探してみると、HXデスクモニターアームが出ていて、ホワイトもあるし、買うならこれだなと思ったんです。

……思ったんですけど、ね。

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ハーマンミラーのモニターアームがある……!

結果的に購入したのは、CBSのモニターアーム「Flo」でした。このCBS Flo モニターアームはハーマンミラーの名義でも販売されています。

ハーマンミラーといえば、アーロンチェアが超有名ですね。Floはコルブルック・ボッソン・サンダース社(CBS)による製品ですが、、ハーマンミラーのグループ会社でもあるため、実質的にはハーマンミラーの製品として扱われているようです。

ハーマンミラーらしい特徴としては、Floの保証期間が12年あること。子どもが生まれたときにモニターアームを買ったら、中学生に上がるまで保証してくれるようなもの。アーロンチェアも12年保証なので、同じ基準ですね。

ただし、アーロンチェアと同様に、ファーストオーナーだけにしか適用されない(メルカリやヤフオクなどの中古品は対象外)ので、その点はご注意を。

CBS Flo シングルモニターアームをレビュー

というわけで、Flo シングルモニターアームが届きました。ホワイトとブルーで爽やかなパッケージです。モニターアームって重量もそれなりにあるんですが、Floもその例に漏れず、パッケージも大きめ、ズッシリくる重さです。

パッケージ背面にも載っていますが、とにかくアームの移動がスムーズなんですよね。

タッチパネルディスプレイで使うことも考慮されています。

こちらが内容物。フローアーム、モニターマウントプレートなど大きいパーツ以外に、ネジや六角レンチほか細かいパーツも多く、無くさないように気をつけてください。

写真ではマニュアルが3部ありますが、日本語マニュアルは右上の1つのみです。

Flo モニターアームをデスクに設置する

Floのクランプには「フロースプリットクランプセット」と「フロートップマウントクランプセット」があります。前者はデスクの天板が13〜65mm、後者は12〜25mmで使い分けるようです。今回はフロースプリットクランプセットを使います。

このクランプですが、アームを支えるだけあって、かなりの重量感です。うっかり落とさないよう気をつけてください。私はデスクに小さな穴が空きました……(落とした)。

クランププレートは4段階で調整できます。天板を挟める余裕のある位置にセットします。少しスキマがある分には、このクランプパッドを締めることで調整します。

デスクの天板にセットします。このとき、デスクを壁にぴったりつけている方は、クランプの厚みのぶん、スキマが必要なので気をつけてください。私は、天板にモニターアームを取り付けられるスペースを加工してもらいました。

天板の加工についての解説は下記の記事を参照してください。

クランプを設置しました。

天板の裏では、このようにクランプパッドで締めています。

クランプのカバーを被せれば、これでほぼ完成です。

最後に、フローアームを取り付けますが、これはクランプに差し込むだけ。クランプの根元までしっかり押し込んでください。

これでモニターアームの準備は完了です。ディスプレイを準備しましょう。

Flo モニターアームは、ディスプレイが後付けできて便利!

モニターアームによっては、アームとVESAマウントが一体化していて、一緒に組み立てる必要があります(けっこう大変)。しかし、Flo モニターアームはディスプレイを後から付けられるよう、便利にできています。
まず、ディスプレイにモニターマウントプレートを取り付けます。ネジはM4×10(青)とM4×12(赤)が入っています。

モニターマウントプレートは、VESAマウントの100×100と75×75に対応しています。緩みのないようにしっかり締めましょう。

なお、取り付けられるディスプレイは9kg以下という制限があります。27インチiMac(2020)は公称8.92kgなので、VESAマウントアダプタ搭載だと微妙です。21.5インチモデルなら問題ないでしょう。
フローアームの先端はくさび状になっていて、ここにモニターマウントプレートを差し込みます。

このように、固定されました。「カチッ!」というまで差し込みましょう。

これで、Flo モニターアームの設置が完了しました。ディスプレイにケーブルを接続すれば使い始められます。

後ろが白い壁なので、白いアームがなじんで圧迫感が減りました。(白いアームを選んだのはこれが理由です)

Flo モニターアームはケーブルマネジメントが完璧

Floモニターアームは整然とした美しさが特徴ですが、避けられないのは各種ケーブルの調節。せっかくの美しいモニターアームも、ケーブルがごちゃごちゃしては台無しです。

その点、Flo モニターアームはケーブルマネジメントまでしっかり考えられていて、ごちゃつきを最低限に抑えてくれます。

モニターから出たケーブルはまずこのケーブルマネジメントクリップにまとめます。

それから次のケーブルマネジメントクリップを通します。

最後に、アームの中にケーブルを収めれば完了です。

なお、モニターアームを上下左右に動かしたときにケーブルを引っ張らないよう、少しだけ余裕を持たせておきましょう。

Flo モニターアームは高さ調整も美しい

Flo モニターアームの耐荷重は約9kgですが、ディスプレイ自体の重量によっては、軽すぎると位置がすぐ上がってしまうし、重いと自重で下がってしまいます。もしこのような状況になったら調整をしましょう。

アームの関節部分には、モニターの高さ調整ができる六角穴があります。ここに六角レンチを差し込んでモニターの位置調整を行います。軽いディスプレイを載せたときには右へ、重いディスプレイを載せたときには左へ回します。

アームには、目視できるウェイトゲージがあるので、ここを確認してみてください。

この調整がうまくいけば、指一本でディスプレイの高さをゼロにしてみたり……

見上げるほど高い位置まで上げることもできます。

Flo モニターアームは、この上下左右の動きがとてもスムーズで、少しの遊びもなくピタッと止まるので、使っていてとても気持ちいいです。

ノートPCも載せられる「ラップトップマウント」

Flo モニターアーム用の周辺機器として「ラップトップマウント」が用意されています。これはMacBook ProなどのノートPCを持ち上げられるもの。上下することで目線を調整できるので、デスク上にスペースがある方は検討してみると良いのではないでしょうか。

デュアルディスプレイ用のモニターアームなら、1つはディスプレイに、1つはノートPCに使えますね。

まとめ

モニターアームは安いものから高いものまで様々ありますが、Flo モニターアームはその中でも最高峰に位置する高級品です。しかし、その分、動作の精度や安定感は抜群。保証期間は12年もあり、さらに見た目においても珠玉の出来です。

価格ゆえ、万人にオススメできるものではありませんが……それでも言わせてください、これはオススメです!

目下の悩みは、ケーブルが黒くて目立ってしまうこと……白いケーブルが欲しい……。

【その後……】ディスプレイを買い替えました。EIZO FlexScan EV3285のホワイトです。付属ケーブルもホワイトになったので、見た目もきれいになりました。

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