USB PDの出力がもっと欲しい……
先日、USB-Cで充電できるMagSafe 2ケーブルを入手したんですが、手持ちのUSB PDアダプターでは出力が足りなくなることが分かりました。
今後、USB PDを使える機器が増えてくるので、出力の大きいアダプターを購入してみることにしました。
Anker製の60W対応USB PDアダプター
今回購入したのは、AnkerのUSB PDアダプターです。最大60W対応で、USB-Cポートが2つあります。
Anker公式オンラインストアのテレワーク特集でクーポンが配布されていたので、使用してみました。現在このクーポンは配布されていませんが、Amazonでの価格が安くなってきているので、セールがある際にはチェックしてみてください。
Anker PowerPort Atom PD 2をレビュー
PowerPort Atom PD 2のパッケージは安定のAnkerデザインです。
PowerPort Arom PD 2本体と、ユーザーマニュアル類が入っています。
USB PDに対応したUSB-Cポートが2つあります。
プラグはもちろん収納式になっています。
仕様を見ると、出力は1ポートあたり、5V 3A(15W)・9V 3A(27W)・15V 3A(45W)・20V 3A(60W)となっています(規格上の最大値)。ただし、2ポート合わせての合計出力は最大60Wです。
重量は、178.2gとなっています。
PowerPort Atom PD 2を触ってみて、同じAnkerのPowerPort Atom III 2とよく似ていたので、比較してみます。
Anker PowerPort Atom III 2と比較する
Anker PowerPort Atom III 2とPowerPort Atom PD 2を並べてみました。こうして側面だけ見ると、どちらがどちらか分かりません。
USBポート側を見ると判別できるようになります。Anker PowerPort Atom III 2(写真左)はUSB-CとUSB-Aの2ポート。PowerPort Atom PD 2(写真右)はUSB-Cが2ポートです。
プラグを出した状態で上から見ても、区別がつかないほどそっくりです。
底面の仕様を見ると、よく似たこの2つのアダプターは、同じ60Wアダプターながら、全く性格の違うものだということが分かります。
Anker PowerPort Atom III 2(写真上)はそれぞれのポートが独立していて、USB-C(最大45W)とUSB-A(最大15W)で最大60W。
Anker PowerPort Atom PD 2(写真下)は、1ポートあたり最大60Wで、2ポート合わせて最大60W。必要なポートに最大出力を振り分けることができます。
Anker PowerPort Atom III 2のレビューはこちらの記事からどうぞ。
MacBook AirとiPad Proを同時にフルスピード充電する
Anker PowerPort Atom PD 2を使って、iPad Pro 12.9インチ(第4世代)とMacBook Air(2018)に同時に充電をおこないます。
iPad Pro 12.9(第4世代)は、常時20W超えで出力されていました。
MacBook Air(2018)は、30W近い出力で充電されていました。
iPad ProとMacBook Airともにフルスピードで充電されているようで、バッテリーがぐんぐん充電されていきました。
まとめ
USB PDで充電できる機器が増えてくると、それに合わせた充電環境を揃える方が、より時間の短縮につながります。スマホ・タブレット・Mac/PCなど、高速充電可能なデバイスが手元にあるのであれば、Anker PowerPort Atom PD 2も検討してみてください。
周辺機器等、まだまだUSB-Aが必要という方は、PowerPort Atom III 2もオススメです。