キャッシュレス時代の今だからこそ「小さく薄い財布」
2019年はナントカPayが流行しました。消費増税で政府がキャッシュレス政策を打ち出したり、各社が赤字を出しながらもコード決済の普及に努めたおかげで、世の中的にもキャッシュレスが浸透してきたように感じます。
しかし、現金が完全になくなるわけもなく、キャッシュレスと言ってもクレジットカードもあるわけで、まだまだお財布は必要です。とはいえ、持ち物が少なくなるに従って、財布も小さく薄くなっていっていいはず。
今回はそんな小さく・薄い財布の中でも「スマートウォレット」を名乗る製品を紹介します。
LIFE POCKETのスマートウォレット
キャッチコピーに「もう、なくさない。薄いお財布」を銘打つのはLIFE POCKETのスマートウォレットです。薄い財布でありながら「大容量」「コンパクト」「スマート」を打ち出すわけですから、どんな仕上がりになっているか、興味が沸きます。
楽天市場で購入してみました。
LIFE POCKET スマートウォレットをレビュー
LIFE POCKET スマートウォレットは、ブラックの蓋身式のボックスに収まっています。
内容物は、MAMORIOのスタートガイドのほか、スキミング防止用のカードポケットが2つ、スマートウォレット本体となっています。
スキミング防止用のポケットが付属しています。このようにカードを入れて使います。
こちらがLIFE POCKET スマートウォレット。こう見ても、二つ折りの普通のお財布にしか見えません。
ジッパーで閉まっているので、開けてみていきましょう。
さて、どんな収納力があるのでしょうか……
ポケットがたくさんあって使い切れない?
LIFE POCKET スマートウォレットを開いてみました。なにやら何層にもなったポケットが並んでいるようです。
まずは、右手前のポケットから。ここは小銭入れです。マチが大きめに取られているので、意外と入る印象です。
そして、最も奥のスリットは、お札入れ。日本製だけあって、ちゃんと日本のお札の高さに対応しています(当たり前)。
お札の入るスリットの手前には、左右にカードポケットがあります。クレジットカード大のカードがそれぞれ3枚ずつ入るようです。
ただ、写真を見ると、右側のカードがはみ出しています。なぜなのか……
右側のカードホルダーは引き出しやすく!
実は、右側のカードポケットは、ジッパーを一面だけ開いたときにカードが素早く取り出せるようになっているのでした。
ただ、引き出しやすいということは、抜けやすいということでもあり、使っているうちに落としそうなシーンがあり、扱いには注意が必要かもしれません。
SDカード/MicroSDカード専用ポケットも??
さて、小銭入れの隣、左手前のポケットにも注目してみましょう。小型のポケットと2箇所のスリットが開いています。
奥のポケットはなんとSDカード入れ。ノーマルサイズのSDカードが1枚入ります。
そして手前のスリットはmicroSDカード入れ。2枚入ります。
microSDカードが入るくらいなので、nanoSIMカードも入ります。予備のカードを持っておきたいなら、このポケットはとても便利です。
そして、収納箇所は内側だけではありません。
財布の外側にもポケットが2箇所ある
外側にもカードポケットがあります。このポケットは左右に備えてあるので、よく取り出す交通ICカードや、会員証などを差し込んでおけます。
私は、片方にPASMOのカードと、片方にレシートを突っ込んでます。レシートは突っ込みすぎると見た目に汚いので、溜め込まずに捨てるようになりました。
MAMORIO専用ポケットあり?
そして、このLIFE POCKET スマートウォレットが「スマート」である理由を見ていきましょう。小さなタグ状のパーツと、ギターピックのようなパーツが付属しています。
このタグ状のパーツ、書いてあるのを読むと分かるように、MAMORIOを内蔵しています。
私がふだん持ち歩いているMAMORIO(写真左)と比較してみます。LIFE POCKETの方がやや大きいようです。
第3世代MAMORIOのレビュー記事は下記からどうぞ。
LIFE POCKETの薄さはこのくらい。
第3世代MAMORIOと比較すると、ほぼ同じくらいの薄さです。
MAMORIOとして動作するので、スマホのMAMORIOアプリから登録を行います。
絶縁シートを引き抜いたら電源が入るので、そのまま登録しましょう。
そして、LIFE POCKET スマートウォレットには、MAMORIOのロゴが押された専用ポケットが用意されています。
完全に中に入れてしまうと、スッポリ収まって、見えなくなりました。
スマートウォレットが「スマート」である所以は、このMAMORIOにありました。
LIFE POCKETのMAMORIOは薄いのに電池交換式!
そして、第3世代MAMORIOよりも少し大きいLIFE POCKETのMAMORIOですが、それにはワケがありました。付属のギターピック状のパーツをMAMORIOに差し込みます。
そのままひねると、カバーが開きます。そう、なんと電池交換式になっています。第3世代MAMORIOは電池交換不可のため、買い直す必要がありますが、こちらは電池を交換するだけです。
使われている電池は、CR2016という汎用的なボタン電池です。
Panasonic製のCR2016でも200円弱で買えます。
長く使い続ける財布だからこそ、内蔵するMAMORIOのランニングコストが安いのはありがたい話です。
フレキシブルIoT財布TIMEとLIFE POCKET スマートウォレットどっちがいい?
ところで、このLIFE POCKET スマートウォレットを購入するまでは、フレキシブルIoT財布のTIME(写真右)を使っていました。これはこれで小さく・薄くて重宝しています。
どちらも忘れ物防止タグを内蔵して、コンパクトな作りをしています。両製品の違いは収納力なので、ちょっとお出かけするならTIME、それ以外はLIFE POCKETでしょうか。
どんどんいい製品が出てきますねー。
まとめ
キャッシュレス時代・IoT時代をふさわしいスマートウォレット、2020年は活躍してくれそうです。
LIFE POCKET スマートウォレットは、たくさんのカラーリングがあって、見ているだけでも楽しいので、ぜひお好みに合わせて選んでみてください。