スマートスピーカーは画面付きが便利？
Amazon、Google、LINEから日本でスマートスピーカーが発売されて、はや2年が経とうとしています。その間に、スピーカーだけだったデバイスには、スクリーンが付き、スマートディスプレイと名前を変えて、少しずつ浸透してきています。
https://www.makkyon.com/2018/07/27/amazon-echo-spot-unbox/
5.5インチの画面が付いたスマートディスプレイ
2019年5月にAmazonから発表されたのは、画面サイズが5.5インチというサイズになったEcho Showです。Amazonではスマートディスプレイではなく、あくまで「スクリーン付きスマートスピーカー」という位置付けのようです。
このEcho SHow 5、驚きなのはその価格。発売当初から1万円を切る低価格製品となっていて、丸いディスプレイのEcho Spotよりも安いのです。
Amazon Echo Show 5をレビュー
今回購入したのは、Echo Show 5本体（写真左）と、専用スタンド（写真右）です。
まずは、Echo Show 5本体から見ていきましょう。
内箱を開けていきます。大きく開くので、取り出しやすいです。
Echo Show 5本体と、専用ACアダプタ、マニュアルが入っています。
ACアダプタは15Wタイプのもの。USB PDで動かしたいなと思いますが、まだローエンドデバイスまで採用される時代ではなさそうです。
Echo Show 5本体を上から見たところ。背面はファブリック素材で優しい印象です。ボタンの機能は左から「マイク／カメラをオフにする」「音量を下げる」「音量を上げる」です。
一番右にあるスイッチは、カメラをハード的にオフにするスイッチです。オレンジが見えている状態は、カメラを塞がれています。
オレンジが見えなくなる、カメラをONにした状態。Echoシリーズのカメラは、Alexa側から操作が可能なので、プライバシーの観点で考えると重要な機能です。
背面は、緩いカーブを描く三角形をしています。
背面は、左から電源プラグ、Micro USB端子、音声出力端子となっています。
底面側には滑り止め用のシリコンが貼ってあり、そのまま置くこともできますが、スタンドを取り付けるための凹みもあります。
今回は専用スタンドも一緒に買ったので、これを取り付けてみましょう。
角度調節スタンドは同時購入がオススメ！
Echo Show 5の角度調節スタンドです。Echo Show 5の色に合わせたスタンドがそれぞれ用意されています。
スタンド自体は非常にシンプルなもの。
先ほどの底面の凹みに合わせれば、マグネットで吸着します。そのまま立てれば、レトロなテレビのような出で立ちに。
同じくEchoシリーズのEcho Spotと比較してみます。半円と三角という違いはあれ、横から見たときの面積はあまり変わらないようです。
https://www.makkyon.com/2018/07/27/amazon-echo-spot-unbox/
ただ、Echo Show 5は5.5インチのスクリーンを搭載していることもあり、画面の大きさは一目瞭然。表示する情報量は圧倒的です。
セッティングは、画面の手順に沿っていけば、難しくないでしょう。
文字入力をしなければならない場面でも、この5.5インチのスクリーンであれば、何の苦もなく入力が可能です。丸い画面のEcho Spotは文字入力が独特だったので……
まとめ
スマートスピーカーでありながら、映像視聴に適した5.5インチの画面を搭載したEcho Show 5。ニュースも天気といった情報だけでなく、Amazonプライムビデオなどで映画やドラマも見やすく楽しめるようになりました。（Echo Spotでも見れましたが、丸い画面は見づらかったです）
AlexaからApple Musicもようやく再生できるようになり、音声コントロールによる音楽再生にも幅が出てきました。ニュース画面も背景写真が見やすくなりましたし、単純にEcho Spotに比べて情報の表示量が格段に上がったので、Alexaからの提案にもついつい乗ってしまうようになりました。
スマートスピーカーが流行っているとはいえ、やはり画面表示での補完は必須だと感じました。
なお、操作の基本はAlexaによる音声コントロールのため、画面操作だけで映像や音楽が楽しめるわけではありません。そこはお間違えなく。Alexaと一緒に成長していくくらいの気持ちで使っていきましょう。
【追記】8インチサイズのEcho Show 8もレビューしてみました。
https://www.makkyon.com/2020/04/28/amazon-echo-show-8/
