CPU高速化でサクサク!4K対応Fire TV Stick 4Kをレビュー!新リモコンでテレビ操作できて超便利じゃない?

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4K対応が当たり前の時代になってきた

少し前まで「4K」といえば、ハイエンドの映像機器が対応するものでしたが、最近では大画面テレビを買うなら当然のように4K、据置ゲーム機も上位機種は4K、Apple TVやAndroid TVも4K、スマートフォンですら4Kという時代になってきました。

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4K対応のFire TV Stick 4K登場

4K化の波はAmazonのFire TVシリーズも例外ではなく、これまでは、フルHDまではFire TV Stick(HDMIスティック)、4KならばFire TV(STB)という住み分けがされていました。しかし、Fire TVは廃盤となり、2018年12月に4K対応のFire TV Stick 4Kが発売されました。

本記事で紹介しているFire TV Stick 4Kは、最新のFire TV Stick 4K Maxにリニューアルしています。(リンクも差し替えました)

Fire TV Stick 4Kレビュー

Fireシリーズのキーカラーでもあるオレンジが大胆に配色されたパッケージデザインです。

パッケージ側面にFire TV Stick 4Kの特徴が書き出してありますが、下位機種のFire TV Stickと大きく差異化されているのが「4K ULTRA HD」です。DOLBY ATMOSも気になるところですが、やはり映像面でのインパクトにはかないません。

それでは、パッケージを開封していきます。中から出てきたのは、黒い内箱。

本体付属品は、給電用のMicroUSB-USBケーブル、マニュアル、Fire TV Stick 4K本体、延長用HDMIケーブル、USB-ACアダプタ、リモコン用単四乾電池×2本、Alexa対応音声認識リモコンとなっています。意外と点数多いですよね。

こちらがFire TV Stick 4K本体。Amazonのマークだけが表示されたシンプルな外観です。

側面には電源供給用のMicroUSBポートが見えます。

Fire TV Stick 4Kがいくらコンパクトだとは言っても、テレビのHDMIポートで干渉してしまうことはあります。その場合は、HDMI延長ケーブルを使って、逃がしてあげましょう。

テレビに接続する際には、下の写真のような状態になります。テレビに電源供給できるUSBポートがあれば、USB-ACアダプタはいりません。

USBのように、HDMIが電源供給できる規格だったらこんなにゴチャゴチャしなかったんですけどねえ……

地味にすごい、テレビ操作が可能な付属リモコン

さて、今回の4K版には、これまでのFire TV Stickとは違うリモコンが付属しています。実は、テレビ操作用の「電源ボタン(リモコン左上)」「音量調整ボタン(リモコン下部)」「ミュートボタン(リモコン下部)」となっています。
これまでのFire TVのリモコンにテレビ操作の機能を付けるには、Sideclickのようなアタッチメントを導入するしかなかったので、これは大きな進歩です。
https://www.makkyon.com/2018/09/17/remote-sideclick/
なお、リモコン背面のフタをスライドして取り外すと、単四乾電池を2本入れることができます。

Fire TVに限らずアプリが追加可能なスマートテレビ用のデバイスには、この機能が欠けていたので、リモコンそのものがスマートでも、結局テレビのリモコンを併用せざるを得ませんでした。しかし、リモコンから直接テレビが操作できるなら、リモコンは1個で済みます。
このリモコンは別売りされているので、従来のFire TVユーザーも使うことができます。ただ、価格差を考えるとFire TVの買い替えを検討してしまうような金額ですが……。

実際に使ってみた。

わが家の4Kテレビ、SONYのBRAVIAに接続してみました。簡単なチュートリアルのあとに、Fire TVのホーム画面が表示されます。

サクサク気持ちよく進む動作

通常版のFire TV Stickも使っていましたが、2つの大きな不満がありました。1つはリモコンの安っぽさ。ボタンを押すたびに、いかにも安いデバイスという質感の剛性でしたが、本製品に付属のリモコンの質感は改善されており、気にならないレベルに上がっています。
2つ目は、動作の遅さです。これまでのFire TV Stickでは、リモコンの質感の悪さと合わせて、画面上での動作がワンテンポ遅い、引っかかるような動きでストレスを感じていました。特にわが家ではApple TV も稼働しており、スピーディーに動くApple TVとは雲泥の差でした。

ところが、今回のFire TV Stick 4Kでは動作速度が改善されており、Apple TVほどとまではいかないものの、ストレスを感じないキビキビとした動きをしていました。

これまでのFire TV StickのCPUスペックはクアッドコアの最大1.3GHz動作でしたが、4Kモデルになって同じクアッドコアでもスペックアップしているようで、その差が如実に出たようです。

Alexaにお願いしてみよう

さて、音声認識・音声検索だけではなく、Alexaにも対応しているので、Echoに話しかけるように、「アレクサ、今日の天気は?」と聞いてみましょう。

アレクサからの応答とともに、テレビ画面上に今日の天気と1週間の天気予報が表示されました。

Apple TVには「ホーム」というアプリが搭載されておりホームIoT機器のハブになることが期待されていますが、Fire TV StickはAlexaを介することで、家庭における情報のハブになることが期待できそうです。

まとめ

Amazonビデオにおける4Kコンテンツの品揃えはまだまだこれからと言ったところですが、4Kテレビを持っている人でFire TV Stickを買おうと思っているのであれば、価格差から言っても4Kモデルを買っておく方がいいでしょう。
なにより、リモコンの機能追加と操作感の向上、画面の動作速度が大きく改善されているのが嬉しいところです。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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