ついに!Bluetooth版のHHKBが登場!
至高のキーボードを求め始めた人ならたどり着く双璧こと、HHKBと東プレ。両方ともBluetoothどころかワイヤレス版すらなかったんですよね。EneBRICK HHKB Editionなるものまで出てきたときは、いよいよワイヤレスは無理かと思っていました。
しかし、HHKBはついにBluetooth版をリリースしました。もちろん、即予約購入。初のHHKBです。
Amazonで買いましたが、PFUによる発送です。
初回分だったので、専用ケースも付いてました。
パッケージを開けると、マットなキーボードが登場。
Macで設定する場合の注意書きが入っていました。Macユーザーの方はご注意。
一見すると、無刻印のようにも見えます。
もちろんそんなことはなく。しかし、光の加減によっては見えづらいこともあります。
右上にはHHKB Professional BTの文字。
タイトルで、キー配列に注意と書いたのはこれです。カーソルキー。実は英語配列にはこれが存在しません。意外とよく使うので、全く無いのは困る。
続いて裏面を見てみましょう。中央に貼ってあるのは、DIPスイッチの設定項目。
各種スイッチをON/OFFすることでキーの役割を変更することができます。男性でも爪先で切り替えできます。
1から6までのスイッチそれぞれに割当があるので、自分の環境に合わせてカスタマイズしましょう。Macユーザーは少なくともSW1をON(Mac Mode)にしておくことを忘れずに。
続いて電池ボックス。単三乾電池2本で動きます。サンプルで付属する電池はやはり富士通なんだな、と妙なところで感心。
親切設計なのは、電池が切れてもmicroUSBポートで給電しながら使えること。いざ使い始めて電池が切れても、USBケーブル一本で救われます。
最後に、初回購入特典の専用ケース。こちらはバード電子製の特製で、HHKBがぴったり入るようになっています。あまりにぴったり作りすぎているので、スッと取り出すのはなかなか難しいかも……(簡単に滑り落ちないという利点でもあります)
MADE IN JAPANのタグがどこか誇らしげに見えます。
1ヶ月ほどMacとWindowsそれぞれでメインのキーボードとして、使ってみました。
2019年、USB-C・BluetoothハイブリッドのHHKB登場!
2019年12月、HHKBのラインナップがフルリニューアル、高速打鍵性と静粛性を実現し、USB-CとBluetoothのハイブリッド構成になった「HHKB Professional HYBRID Type-S」を最上位機種に据え、ハイブリッド構成はそのままに高速打鍵性と静粛性を省いた「HHKB Professional HYBRID」を発売しました。
直販のPFUダイレクトのみに限られるとアナウンスされましたが、ネットショッピングならPFUダイレクト@Amazon.co.jpやPFUダイレクト(楽天市場)、PFUダイレクト(Yahoo!ショッピング)があるので、従来通りの購入方法を利用することができます。
HHKB Professional BTのまとめ
Magic KeyboardやAnkerのワイヤレスキーボードなど、浅い打ち心地のキーボードに慣れていたので、HHKBの深いキータッチには違和感が拭えない……はずなのに、打ち続けているうちに、極上の優しいストロークが癖になってしまう。ファンが多いのも納得です。
HHKBのデメリットと思えることは一通り理解して買ったので、惜しいと思うことはないのだけど、一つ言うとしたら「高い」こと。まさかキーボードに3万円近く出すことになるとは思いもしなかった(しかし満足している)。
もはや伝説級とも言える最高峰キーボードは、やはりいいものだった。できれば、自宅と会社で同じものを使いたいところだけど、さすがに2台買う余力はなかった。