これまでリビングで使っていたサーキュレーターはバッテリーを内蔵していて、持ち運びがしやすく利便性が高かったのですが、真夏には風量がやや足りないと感じることがありました。
そこで、バッテリーを内蔵してコードレス運用できる口径の大きいサーキュレーターを探したんですが……ありました、SwitchBotです。
SwitchBotのスマートサーキュレーターをレビュー
ちょうどセール価格だったこともあり、購入してみました。SwitchBotのサーキュレーター、意外と箱が大きいです。
やけに箱が大きいと思ったら、ファンが上を向いていました。これは大きい。逆に期待感が増します。
付属品はサーキュレーター本体のほか、電源コードと説明書、リモコンです。
本体の背面には、簡単に持ちあげられるようシリコンゴムが貼り付けてあるので、すぐに運べます。
操作は前面のタッチパネルでも可能です。
これまで使っていたサーキュレーターと比べて口径が明らかに大きい。風量も大きいし、範囲も広くなります。
それでいて奥行きが抑えられているので、場所を取らないのがいいですね。
垂直方向にも水平方向にも90度首振りできます。サーキュレーターとしての基本性能は十分です。
アプリで操作できるサーキュレーター
SwitchBot製品なので、アプリに登録すれば、スマホからの操作が可能になります。風量、首振り(垂直・水平)、常夜灯のオン・オフもあります。
スマートサーキュレーターの設定にある項目を見てみると、サーキュレーター一つとってもさまざまな設定があるのだと気付かされます。外出先から操作するためのクラウドサービスもぜひオンにしておきましょう(ハブが必要です)。
いちいち動かずに手元で操作できるありがたさよ……。
USB-Cで動くサーキュレーター
SwitchBot サーキュレーターを購入するにあたって、魅力を感じたのが「USB給電で動く」こと。従来の電源コード以外に、USB-Cポートが用意されているのです。
ただし、USB-Cケーブルは付属しないので自分で用意する必要があります。私は、AnkerのUSB-CケーブルとACアダプターを使いました。小さいのにスマホの急速充電にも使える、汎用性の高いアダプターです。
なお、USB PDというわけではなく、5V 2Aの10Wで動きます。
スマートサーキュレーターはバッテリー内蔵、マグネットを使ってもっと便利に!
SwitchBot スマートサーキュレーターの利点はバッテリーを内蔵して、コードレスで動かせること。ところが、持ち運ぶのにいちいちコードも一緒に持ち運ばなければなりません。
そこで、マグネットコネクタを使って、すぐに取り外せるケーブルに換装することにします。
まずは延長ケーブルを接続します。今回購入したオウルテックのケーブルは0.3m(30cm)ですが……ちょっと長かったです。0.1mの延長ケーブルがあれば買い直します。
購入したのはこちらです。
次は、CIOのシリコンマグネットケーブルです。USB-Cコネクタ部分がマグネットで吸着するので、近づければカチッとくっつきます。
これで、コードレスで使いたい場合は、いちいちコンセントから抜き差ししなくても取り外せるようになりました。そしてMacのMagSafeのように使えるので「足で引っかけてもすぐ外れる」という利点もあります。
ちなみに、SwitchBot製品なので通知系も抜かりなく。バッテリーが低下するとプッシュ通知が飛んできます。
ただ、内蔵バッテリーの減りはけっこう早い感じがあります。1%=1分くらいの勢いで減っていっている気がします(風量や首ふりの頻度にもよると思うので、今のところ体感です)。
SwitchBot スマートサーキュレーターのまとめ
内蔵バッテリー&USB-Cで動くスマートサーキュレーター、最高です。
普段はリビングの空気を撹拌しつつ、風呂上がりの扇風機代わりとして持ち運んだり、可搬性が高い。またUSB-Cで給電できることで、ケーブルの長さを変えたり、今回のレビューのようにマグネットケーブルへ換装することもできます。唯一気になる点といえば、バッテリーの減りの早さですが、わが家の用途(風呂上がりに涼む)で考えれば、特に問題はありません。