スマートカーテンは内蔵バッテリーで動きます。当然、バッテリー切れがいずれ訪れるわけで、そのときは充電が必要です。第1世代のSwitchBot カーテンを使い続けていますが、間隔としては5〜6ヶ月おきに充電しています。
今回紹介しているSwitchBot カーテンの充電方法はUSBケーブルです。5V 1Aの充電器を使います。昔のiPhoneに付属していた小型のUSB充電器で問題ありません。ただ、両開きのカーテンの場合は、左右のユニットがほぼ同時に充電が必要になるため、2ポート以上あるUSB充電器が便利です。
最近はUSB-Cの充電器が増えてきたので、旧来のUSB充電器をなかなか見かけなくなってきました。私はAnker製のスタンダードな充電器を使っています。2017年の製品ですが、全然現役で使えます。
問題は、カーテンの設置してある場所の近くにコンセントがあるかどうか、です。付属のUSBケーブルは長いものが付属していますが、カーテンの上に設置してあるスマートカーテンから垂らすと、実はそんなに長さがありません。コンセントから延長コードを持ってこないといけません。
半年に一回だから我慢するか、それとももう一つの充電方法であるソーラーパネルを使う、です。SwitchBot カーテンには、専用のソーラーパネルが用意されています。
SwitchBot ソーラーパネル(第3世代専用)をレビュー
こちらがSwitchBot ソーラーパネルのパッケージ。薄型です。
内容物は、ソーラーパネル1枚と説明書のみ。
前面から見ると黒い板ですが、よく見ると、ソーラーパネルになっていることが分かります。
実はこのソーラーパネルは、吊り下げ用のポールがぶら下がっています。
ポールの先には、USB-Cコネクタと専用のアタッチメントがあります(写真左)。ポールに沿ってケーブルが這わせてあり(写真右)、関節部分にも遊びを設けて、断線しないように対策してあります。
側面にあるボタンを押すことで、背面の折りたたみ式ポールを展開できるようになります。この側面のボタンを離すとソーラーパネルの位置が固定されるので、少し角度をつけることができます。
SwitchBot カーテンの下部にあるUSB-Cポートに挿すことができます。アタッチメント込みなので、しっかり取り付けられます。
SwitchBot カーテンがレールで支える形になります。
パネルを傾けて、少し上向きにもできます。
結局、両開きのカーテンで使うなら、2つ必要になります。
外から見ると、このように見えています。
実際には、ここにレースカーテンがかかって、窓枠もあるので、外から見ても目立たないとは思いますが……。
SwitchBot カーテンを自動で充電する、その方法
ソーラーパネルを設置しましたが、ただ設置しただけでは充電できないこともあります。その原因は、日当たりです。薄曇りでも充電はされていますが、そもそも日陰になるような場所だと充電できません。
そこで、SwitchBot カーテンには自動充電機能として、太陽光充電に最適な場所に移動して、充電を行うことができます。
ところが、どこの位置で充電すればいいのか、いつからいつまで充電すればいいのか、最適な位置や時間帯はどう探ればいいのでしょうか?実は、ソーラーパネルには光センサーが内蔵されています。
これで、太陽光がどのくらい当たるのか、何時から何時なら当たるのかが判断できます。もし日当たりの悪い場所のカーテンであれば……地道な作業になりますが、この光センサーで最適な場所を見つけ出してください。
SwitchBot ソーラーパネルの弱点とは……?
SwitchBot カーテンを買った人には、あまねくソーラーパネルも買ってほしいところですが、進めにくい理由もあります。それはもちろん価格です。
もし両開きのカーテンなら、SwitchBot カーテンとソーラーパネルが2つずつ、合計4製品が必要になります。2万円ちょっとかかってしまうので、一気に買わず、ソーラーパネルだけ後から買うというのもアリではないでしょうか。
あとはセールのときを狙うか、ですね。
SwitchBot ソーラーパネル(第3世代専用)のまとめ
第1世代のソーラーパネルから大きく進化した、第3世代専用のソーラーパネル。見えない場所でしっかり充電してくれるので、オススメです。
- 自動で充電されるため、数ヶ月に一度の充電作業が不要
- 吊り下げ式になり、カーテンに貼り付けなくてよくなった
- 太陽の方向に合わせて角度がつけられる
- カーテンの移動を邪魔しない
- 日当たりの悪い場所では、充電効果を得にくい