iPhoneやAndroidから18mm幅のテプラをワイヤレス出力!/ラベルライター「テプラ」PRO SR-R2500Pをレビュー

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キングジムの「テプラ」に代表されるラベルプリンター、昔から会社や家庭で愛されている機器です。手軽にラベルが作れる上、ラベルの種類を交換できるため、用途に応じたラベルを作ることができます。

単体で使えるメリットの反面、デメリットは小さなキーボードがポチポチ打って作らなければいけません。モノクロの細長い画面しかないので、出来上がりもイメージしにくいです。簡単にラベルが作れるのは楽しいけど、面倒もあります。

その流れが変わったのはスマホ連携です。文字打ちはスマホに任せて、Bluetoothで印刷するだけ。シンプルです。私も、以前に購入したテプラ Lite LR30が便利で使っています。

テプラ Lite LR30は、電池を入れっぱなしにしていても、ほとんど電力を消費しないのか、忘れた頃に取り出してもちゃんと印刷できます。iPhoneを機種変更してもいちいちペアリングをやり直さなくても使えます。このルーズさ、気軽に使うのに最高なんです。

このようにテプラ Lite LR30には満足しているんですが、一点だけ不満があります。それは「テープ幅が狭い」こと。小さいラベルしか作れないんですよね。少し大きいシールを作りたくても、物理的に印刷ができません。

そこで今回購入したのが「テプラ」PRO SR-R2500Pです。

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「テプラ」PRO SR-R2500Pをレビュー

こちらが「テプラ」PRO SR-R2500Pのパッケージ。意外と大きめ。クラフトパッケージです。

カラーバリエーションはホワイトのみ。

「テプラ」PRO SR-R2500Pに関する詳しい情報は、下記の製品公式ページから。

「テプラ」PRO SR-R2500Pは、スマホ・タブレット専用

対応OSは、iOSとAndroidのみ。実質スマホ・タブレット専用です。接続はBluetoothのみで、USBケーブルには対応しません。

こちらが内容物。「テプラ」PRO SR-R2500P本体と、取扱説明書のみです。テープカートリッジと乾電池が必要ですので、それは別に用意してください。

こちらが「テプラ」PRO SR-R2500P本体です。大きさのわりには軽く感じます。

実測で411gでした。(乾電池とテープカートリッジは含みません)

単三乾電池6本で動くモビリティ抜群のテプラ!

テプラ Lite LR30は単四電池4本で動きましたが、「テプラ」PRO SR-R2500Pも乾電池で動きます。単三電池6本と増えましたが、それでも電池で動くのはメリットが多いです。

エネループを使用しました。(SANYO時代のエネループですが、まだまだ使えるんですよね。もう10数年経っているというのに……)

扉を開けると、テープカートリッジ用のスペースがあります。

テプラプロのテープカートリッジをセットします。

説明書には、使用できるテープカートリッジと使用できないテープカートリッジの見分け方が書いてあります。

テープカートリッジをセットしました。テープ確認窓からカートリッジの種類が見えます。

こちらがテープ出口です。

電源ボタンを押すと、Bluetooth LEDが点灯します(写真右)。

電池をセットして、テープカートリッジをセットするだけ。準備はシンプルです。

2つのスマホアプリでラベル作成

TEPRA PRO SR-R2500Pで使用できるアプリは2種類、TEPRA LINK 2( iOS用 / Android用 )とHello( iOS用 / Android用 )です。

シンプルにラベルを作りたいなら「TEPRA LINK 2」アプリ、見た目にこだわってラベルを作るなら「Hello」アプリ、というところでしょうか。

31年前のラベルが現役……?ロングベストセラーのテプラをiPhoneで使う

今回、TEPRA PRO SR-R2500Pを購入したのに合わせて、テープカートリッジも合わせて購入しました。もちろん、使える中で一番太い18mmです。SR-R2500Pは、4mm、6mm、9mm、12mm、18mmまで扱えます。

スタンダードな透明ラベルに黒文字のテープカートリッジを購入したんですが、ヨドバシドットコムの登録データによると、なんと1992年11月11日の発売……31年も前に登場した製品です。

四半世紀前の規格の製品がまだまだ現役なのです。パソコンで言うとフロッピーディスクは現役だし、音楽もカセットテープが全盛の時代です。

そして、このテープカートリッジは、色や太さだけでなく、多種多様な種類があります。

その多くは、オフィスや倉庫、屋外で使われることを想定した、用途特化型。もちろん家庭用にも使えます。中には、「ケーブル表示用テプラ」だったり、「耐熱ラベルのテプラ」だったり「点字テープのテプラ」など、多岐に渡ります。

「テプラ」PRO SR-R2500Pで、QRコードを印刷する

今回やってみたかったこと、それはテプラでQRコードを印刷すること。

QRコードを含むラベルは、TEPRA LINK 2アプリで作れます(画像左)。今回はURLを入力するので、コードの直接入力を使います(画像右)。

今回作ろうとしているのは、ペット用フードの購入リンクです。私と妻とで別に買う場合があるんですが、類似製品も多いので直接リンクできるようにしています。

印刷に際して、SR-R2500PのBluetoothがオンになっていれば、アプリから見つけてくれます(画像左)。テープ幅も認識しています。電池の種類がアルカリになっていますがeneloopではなく余っていたアルカリ電池を入れていたためです(画像右)。

印刷完了です。

給餌するタイミングで「少なくなってきたから注文しなきゃ!」と思うので、そのまま行動に移せるよう、袋に貼ってしまいます。

ラベルは保存しておいて、必要なときにまた印刷します。

「テプラ」PRO SR-R2500Pのまとめ

テプラ Lite LR30は使い勝手も良く便利でしたが、幅広のラベルには対応できませんでした。「テプラ」PRO SR-R2500Pは、既存のテープカートリッジを使用できる上、18mmまでのラベルに対応できるので、視認性のいいラベルが作成できるようになりました。これからテプラを導入される方、新しく買い替える方、ぜひ検討してみてください!

「テプラ」PRO SR-R2500P
総合評価
( 5 )
メリット
  • 18mmまでのテープを使える
  • ペアリング不要、すぐに接続して印刷できる
  • 単三乾電池6本で動く
デメリット
  • 実質スマホ専用、PCからは使えない

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