最高のスマホスタンドってどんなだろう……?
スマホスタンドが欲しいとき……それは、家でYouTubeやNetflixを観るとき、LINEやFaceTimeで通話するとき、カフェやコワーキングスペースでMacBook Airの横にスマホを置くとき、など。こういったシチュエーションでスマホスタンドが欲しくなります。
しかし、ただ立ればいいだけなら、100円ショップで売っているものでも十分。ところが、安い製品は帯に短し襷に長しといったところで、使い勝手は値段なりです。
今回紹介するスマホスタンドは、同カテゴリの最高峰とも言える使い勝手を実現しています。そう感じた理由を先に挙げておきましょう。
- 持ち運びに便利なコンパクトさ
- ズレない&倒れない安定性
- 高くも低くもできる伸長性
- タブレットも載せられる拡張性
上記を念頭に、どのような製品なのか、見ていきましょう。
角度と高さが細かく調整できる「ESALTA スマタブスタンド・ポータブル」
今回紹介するのは、株式会社ROOXが取り扱う「ESALTA スマタブスタンド・ポータブル」です。
こちらが、ESALTA スマタブスタンド・ポータブルのパッケージです。
表紙は日本用のマニュアルを被せただけで、海外用のパッケージが現れます。
カラーは4種類。ディープグレイ・ファーピークブルー・エレガントシルバー・ローズレッドです。今回はこの中からファーピークブルーを使ってみます。
スマタブスタンド・ポータブルの他には、持ち運び用のポーチ(写真左)が付属しています。
こちらがスマタブスタンド・ポータブル。アルミ合金のひんやりとした感触があります。サイズ感としては、小型のスマホといったところ。昔、NECから発売されたスマホ・MEDIAS(Wikipedia)を思い出します。
それなりに重量はありそうだなと測ってみると、136.9g。こちらもやはり小型スマホくらいの重さ、というところでしょうか。
iPhone 13 Pro Max(写真右)と比べてみると、一回り小さいサイズ感でした。
スマートな薄さはまるで1枚の板のようですが、これが開いてスマホスタンドになります。
底面には、滑り止めが3箇所に貼られています。
この1枚の板がどのようにスマホスタンドになるのか、詳しく見ていきましょう。
スタンド機能を起動する
スマタブスタンド・ポータブルの側面には突起状のスイッチがあります。ここを押すと、カチャッと小気味いい音を立ててプレートがポップアップします。
開いた内側には、刺股状のパーツがぶら下がっています。この金属パーツがスマタブスタンド・ポータブルの要となります。
台座側には、左右に5箇所の穴があり、使いたい高さに合わせて、刺股パーツをこの穴に差しこみます。
スタンド側には、スマホやタブレットを支えるためのフラップが2箇所にあるので、これを引き出します。
スタンド側には、スマホと金属が直接触れないようシリコンパッドのクッションが貼られています。しかもこのシリコンパッドがスマホ貼り付かないよう、表面にはグリッドパターンが施されています。配慮が行き届いてますね。
これで、スタンドが完成です。
5段階設定可能なので、スマホを覗き見るように使ったり、ノートPCのディスプレイに並べるように使ったりと、細かい調整ができます。
また、iPhoneシリーズで最大画面サイズを持つiPhone 13 Pro Maxでも問題なく支えます。
また、iPhone程度の厚みであれば、フラップにも余裕があります。
タッチしながら使っても、グラつくことなど一切ありません。この安定性こそ、最高のスマホスタンドに求めるものです。
スマタブスタンド・ポータブルは、iPad Pro 12.9インチも余裕で支える
スマタブスタンド・ポータブルの最大荷重は750gまで。つまり、iPad Pro 12.9インチが余裕で載せられます。(Wi-Fi + Cellularモデルが684g)
※ただ、スタンド部分の幅が狭いので、ちゃんと中心を合わせて載せましょう。
もちろんiPad Pro 12.9インチを縦置きにしても何の問題ありません!
ちなみに、上の写真のとおり、ROOX社のSMA-BELT+TPUケースをつけた状態でも大丈夫です。
6段階の高さ調節で、最長+61mmもの持ち上げが可能!
しかし、スマタブスタンド・ポータブルの実力はこれだけではないのです。台座の金属パーツが長いことにお気づきでしょうか?
引っ張り上げることで、スタンド自体に高さを出すことができるのです。
つまり、iPhoneを乗せるとこうなります。
めちゃくちゃ高い位置まで引っ張り出すことができるんです。このときのiPhoneの頭頂部の高さは約230mm(ケース込み)に及びます。
ランドスケープモードでも問題なく使えるので、YouTubeでもNetflixでも、いい感じの高さで視聴できるというわけです。
そして、当然iPad Pro 12.9にも対応しているわけですから、このまま載せられます。グラつくことなど全くありません。
もちろん縦画面だって平気です。このときのiPad Pro 12.9の高さは340mmに達します。ZoomやFaceTime等で目線を高くしたいと考えているのであれば、このスタンドの高さ調節は大いに役立つでしょう。
この高さは6段階まで調整が可能です。さらに5段階の角度調節も加わるので、単純な組み合わせなら30通りにもなります。
ただし、最も高くした状態で、最も低い角度にすると、iPad Pro 12.9インチはバランスが悪くなってひっくり返ります。そんな使い方はなかなかしないでしょうけど。もちろん、iPhone 13 Pro Maxは大丈夫でした。
まとめ
小型スマホサイズに折りたためるコンパクトスタンドが、iPad Pro 12.9インチすら持ち上げてしまう安定性と堅牢性を持ち合わせているのです。
冒頭で説明したスマタブスタンド・ポータブルの利点をもう一度おさらいしておきましょう。
- 持ち運びに便利なコンパクトさ
- ズレない&倒れない安定性
- 高くも低くもできる伸長性
- タブレットも載せられる拡張性
付属のポーチに入れておけば、カバンの中で他の物を傷つけてしまうこともありません。一つ買って、カバンに入れておくのをオススメします!