iBasso Audio DC04 レビュー／MacやAndroidの音楽を分厚く！4.4mmバランス接続可能なUSB DAC！

2021年5月3日2022年2月19日

いいヘッドホンを4.4mmで接続したくなった

SONYの有線ヘッドホンMDR-1AM2を購入してみたんです。ワイヤレスヘッドホンでは（まだ）体感できない音質・音域・音場に夢中になっています。

今回購入したのは、iBasso Audioの「DC04」です。iBassoのケーブル一体型USB DACはDC01からDC04まで存在しますが（DC01と02は販売終了）、その中でもDC04は4.4mm接続に対応した珍しい製品です。

iBasso Audio

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ポチップ

DC04にはシルバーとブラックの2種類のカラーバリエーションがありますが、今回はブラックを購入しました。

iBasso Audio DC04のパッケージは非常にコンパクト。プラスチックケースに収まっています。

ちなみに、表記された「平衡解码耳放」をGoogle翻訳で調べてみると「Balanced decoding amp」と訳されました。「耳放」でアンプなんですね。勉強になりました。

内容物は、DC04本体とUSB-C to USB-Aアダプター、マニュアルとなっています。

DC04はアルミニウム製のボディで、ひんやりとした感触があります。ブラックは塗装してありますが、シルバーはブラッシュド加工されているので、独特の質感があるようです。

DC04本体とUSB-Cコネクタは、4芯の銀メッキ銅ケーブルで結ばれています。

付属のUSB-C to USB-Aアダプターは、PCに接続する際に使用します。Macはしばらく前からUSB-Cに刷新されているので、必要ないですね。

そして、DC04は、ケーブル一体型のUSB DACとしては珍しい4.4mmバランスジャックを備えています（日本ディックス製の4.4mm Pentaconnジャックだそうです）。高級感がありますね。

前置きが長くなりましたが、DC04を介してMacBook AirにSONY MDR-1AM2を接続できました。

DC04を経由してAmazon Music HDのUltra HD音源を聴くと、音の重みが全然違います。こんなにリアルに迫ってくるものかと驚きました。

アルミニウム製の本体は熱くなりそうだなと思ったんですが、2-3時間聴いてても、ほんのり暖かくなる程度でした。

iBasso Audio DC04はUSB-Cコネクタを採用しており、USB Audio Class 2.0で動くので、iPad Pro/AirやAndroidスマートフォンでも使用することができます。

特に、iPadで本製品を接続して映画を見るのをオススメします。ヱヴァンゲリヲン新劇場版とかミッション：インポッシブルシリーズでは、大迫力の音響だけでなく、細かな音の聞き分けができて、より映画への没入感が高まります。

なお、Androidスマートフォンで使用する場合の注意点が一つだけ。DC04は出力電圧が高いので、スマホの音量を1にしても音が大きくなります。iBasso UACというアプリ（無料）が用意されているので、そちらを使ってボリューム調整してください。

iBasso Audio USB DCシリーズデコードアンプのデジタルチューニング
iBasso UAC – Google Play のアプリ

iBasso AudioのUSB DACはその型番からもわかるように4機種目となります。下記の表のような違いがあります。（いずれもUSB-Cを採用しています）

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