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RHA TrueConnect 2 レビュー/UK生まれの完全ワイヤレスイヤホン!グルーヴ感のあるサウンドが心地よい

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UKのオーディオブランド「RHA」

日本で販売されているイヤホンのブランドを国別に見てみると、だいたい日本・アメリカ・中国の3カ国がメインで、その他の国のブランドがポツポツある感じ。そんな中、今回紹介するRHAは、UKのオーディオブランドです。

RHAは、有線イヤホンの「CL750」や平面駆動イヤホンの「RHA CL2 Planar」など気になる製品はあったのですが、購入自体は今回が初めて。RHAの製品にはどんな特徴があるのか、見ていきましょう。

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RHAの完全ワイヤレスイヤホン第2世代「TrueConnect 2」

今回紹介するのは、RHAの完全ワイヤレスイヤホンとして第2世代となる「RHA TrueConnect 2」です。スティックタイプのイヤホンで、このデザインは第1世代と同じものを踏襲しています。

今回はネイビーブルーを購入しました。

RHA TrueConnect 2をレビュー

こちらがRHA TrueConnect 2のパッケージ。

パッケージ右下に表示されているのが「Designed & Engineered in the UK」の表示。日本で見かけるガジェット系としては、珍しい国です。

もう一つパッケージから紹介すると、44時間のバッテリー寿命が強調されています。完全ワイヤレスイヤホンのバッテリー稼働時間は増加傾向にありますが、時間が延びると、充電ケースの重量も増加しがち。果たして、TrueConnect 2はどうでしょうか。

ちなみに保証期間は3年と、この手の製品としてはかなり長めに確保されています。ここ、購入にあたっての重要なポイントかもしれません。
珍しいのは、パッケージ側面の表示です。通常、性能表示が多く表示されますが、RHA TrueConnect 2では、付属イヤーピースの多さ(7ペア)がアピールされています。

パッケージを開けていきます。充電ケースだけが鎮座するシンプルすぎる内装です。嫌いじゃない、むしろ好き。

内容物としては、マニュアルと、充電ケース、USB充電ケーブル、イヤーピースのセットとなっています。

こちらがパッケージでも推されていたイヤーピースのセット。イヤホンにあらかじめMサイズがセットしてあり、このプレートには残りの3サイズ6セットがあります。

イヤーピースをセットしてあるプレートは金属製。

イヤーピースを推すだけあって、コストかけてます。

RHA TrueConnect 2はケースデザインが独特

こちらがRHA TrueConnect 2の充電ケース。全体がネイビーブルーのカラーリングですが、外枠と内側で素材と色が異なります。

メタル製のフレームに、マット調の外装、丸くカーブした側面。フタが開くタイプの充電ケースが多い中、RHA TrueConnect 2のデザインは独特です。

充電用のUSB-Cポートは充電ケースの側面にあります。USB-Cケーブルで充電し、約2時間半で満充電になるそうです。この充電ケースだけで、イヤホン稼働44時間のうち、35時間を支えます。

ケースを開閉すると、充電ケースの充電状況を示すLEDが点灯します。

ケースの内側を押し上げることで、イヤホン収納部がポップアップします。

多くの完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホンを取り出してからペアリングが始まります。しかし、RHA TrueConnect 2はケースを開けた段階でペアリングをスタートするため、イヤホンを取り出して耳に入れると、すぐに音楽を聴ける状態になっています。

こうした特徴があるせいか、使っているうちに「RHA TrueConnect 2って何となく使いやすい」という印象を受けるんですよね。

また、RHA TrueConnect 2の充電ケースのいいところは、ケースを開放したままデスクに置けること。このままでもサマになるので、利用シーンをよく考えているなと感じました。(イヤホンを取り出した後の充電ケースって、所在なげですよね)

さて、44時間の稼働時間を持つRHA TrueConnect 2ですが、そのぶんケースの重量は92.0gとそれなりに重くなっています。

ただ、Anker初の完全ワイヤレスイヤホンZOLO Liberty+(2017年)が稼働時間48時間を実現しつつ、115gあったことを考えれば、完全ワイヤレスイヤホンの省電力化は確実に進んでいると言えるでしょう。(黎明期とは言え、重かった)

充電ケースからイヤホンを取り出します。スティック型の完全ワイヤレスイヤホンですが、ユニット部がどっしりと大きめにできています。スマートさはありませんが、このユニットの大きさが音質への期待を抱かせます。

イヤホン自体は左右のユニット合わせて13.0gと標準的な重さです。

イヤホン側面のロゴ部分にタッチセンサーがあり、シングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップで操作を行います。それではiPhoneにペアリングして聴いてみましょう。

iPhoneとペアリングして試聴してみる

iPhone 11 Pro Maxとペアリングして、Apple MusicやAmazon Music HDの曲を聴いてみました。

聴きはじめた当初は、高音域がやや重く、少しだけ物足りなさのある音質でした。ただ、1日聴き終わってみると、RHA TrueConnect 2で聴く音楽は心地よく、解像感は明瞭で、低音域の音圧もありつつ、どことなく知的で、メロウな雰囲気を感じる音質でした。

表現がなかなか難しいところですが、RHA TrueConnect 2が得意な領域は「グルーヴ感」と言えるかもしれません。

RHA TrueConnect 2がUK生まれであることから、UKロックが音質のリファレンスになったのではないかな、と邪推してしまいます。

RHA TrueConnect 2は、ノイキャンなし、アプリなし、ワイヤレス充電なし……でも良い?

好き嫌いは分かれそうですが、好きなジャンルとRHA TrueConnect 2の音質がバッチリ合えば、長い付き合いになるでしょう。

ただ、完全ワイヤレスイヤホンのトレンドに照らし合わせてみると、ノイズキャンセリングもなし、外音取り込みもなし、イコライジングできるコンパニオンアプリもなし、Qiワイヤレス充電もなし、とスペック的には見劣りするところが多いです。

しかし、ここまでレビューしてきて感じたのは、RHA TrueConnect 2が求めるユーザーは、先進性を求めるガジェッターや、スペックに厳しいイヤホンオタクでは無さそうだ、ということ。

人生のあらゆるシーンで、完全ワイヤレスという自由なスタイルで、一日中音楽を楽しめる。そんな音楽ライフを支えるために作ったイヤホン、それがRHAの考える完全ワイヤレスイヤホンなのではないでしょうか。

まとめ

RHA TrueConnect 2は、なかなか面白いイヤホンです。AppleやSONYのような万人に分かりやすい音質・機能を追い求めず、RHAというメーカーの「音楽」に対する考え方を形にしたようなイヤホンでした。

とはいえ、2万円以上するハイエンドの完全ワイヤレスイヤホンと比べると足りない点も多く、厳しい戦いになります。しかし、1〜2万円レンジのミドルレンジの完全ワイヤレスイヤホンの中では、いい選択肢になるでしょう。

デザイン性と独特の音作りが気に入って、トレンドを気にしないのであれば、RHA TrueConnect 2はオススメです!

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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