富士フイルム アルバムの写真スキャンサービス レビュー/昔のアルバムごとデジタルデータ化!DVDやBlu-ray、さらにスマホでも観られる!

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ボロボロの40年前のアルバムを保存しておきたい……!

実家に眠っている40年前のフォトアルバム。立派だった装丁もボロボロになり、表紙が剥がれ落ちてしまったものもあります。

フォトアルバムの中の台紙はすっかり茶色く変色してしまい、写真も褪色が進んでしまっています。一枚一枚取り出してスキャンしようにも、写真が台紙と一体化してしまって、取り出すと破れてしまいます。

もしネガフィルムがあれば、フィルムスキャンサービスが使えたのですが、古すぎて残っていませんでした。

現物のフォトアルバムを使って、なんとか保存を行う必要があります。

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フジフイルムの“アルバムスキャン”サービスにお任せしよう

フォトアルバムごと朽ちていくのは忍びないので、フジフイルムのスキャンサービスを利用してみることにしました。

なんと、フジフイルムではアルバムごとスキャンするサービスが存在するのです。なんて時代に沿ったサービスなんだ……。

料金表を見ておきましょう。受付可能アルバムには制限があります。34.5cm四方のアルバムが上限です。(料金は2022年2月現在のものです)

※このサービスを利用した2020年ごろは「お試しフォトアルバム」が付属していましたが、現在はサービスから無くなっているようです。記事内にお試しフォトアルバムが登場しますが、無いものとして読み進めてください。

納品物としては、フジフイルムのクラウドサービス「PhotoBank」(スマホで見られる)にするか、DVD(またはBlu-ray)にするかを選べます。

今回は、両親がテレビで見られるようにDVDでの納品を選びました(データをこちらでiCloudに上げてしまえば同じことだし……)。アルバムの冊数は2冊です。

支払方法を選びます。今回は代引きで支払います。

メールアドレス、お届け先等を入力していきます。

このときはキャンペーンが行われていたこともあり、クーポンコードの入力で少し安くなりました。支払い方法は「代引き(宅急便コレクト)」です。

注文を確定すると、確認メールが送られてきます。

このあと、ダンボール等の梱包資材が送られてきます。到着を待ちましょう。

梱包材が届いたので、早速返送しよう

梱包材は2日ほどで到着します。このダンボールはそのまま返送用に使うので、綺麗に開けていきましょう。

ダンボールを開けると、アルバムを梱包するためのビニール袋や梱包材、返送用の着払い伝票などが入っています。

アルバム1冊につき、梱包材が1セット入っています。まずは、ビニール袋に入れていきましょう。

続いて、袋状になっているプチプチの中に入れておきます。

2冊とも梱包したら、再びダンボールに詰め、作業依頼書に記入をして一緒に入れます。

あとは、ガムテープ等でしっかり留め、「DVDにダビングサービス」のステッカーを貼って梱包は終了です。

クロネコヤマトに集荷を依頼するか、コンビニ・クロネコヤマトの営業所に持ち込みましょう。着払いなので、こちらの費用はかかりません。

発送から2営業日経過

アルバム受け取りのメールが届きました。

発送から12営業日経過

商品発送のお知らせメールが届きました。ほどなくして、クロネコヤマトからもお知らせがあったので、伝票番号をもとに日時指定を行いました。

発送から13営業日経過

宅急便コレクトによる代引きだったので、代金を支払います。クレジットカードOKということだったのでカードで払おうとしましたが、セールスドライバーの端末が充電切れをおこしており、カードが使えず……。なんとか現金があったので、支払うことができました。

スキャンされたアルバム、DVDとフォトアルバムの中身は?

届いたダンボールの大きさは、梱包材で届いたものとほぼ同じでした。プチプチで厳重に保護されています。

もともと送っていたアルバム2冊に、お試しフォトアルバムが1冊ずつ、DVDが1セットずつ入っていました。

アルバム一つにつき、トールケースに入ったDVDと、お試しフォトアルバム1冊がセットです。

DVDケースの中には、ディスクが2枚入っています。1枚はDVDプレーヤーで再生できるビデオディスク、もう1枚はパソコンで開けるデータディスクです。

まずは、お試しフォトアルバムを見ていきましょう。

お試しフォトアルバムは表紙からすべて収録

お試しフォトアルバムを見ていくと、1ページ目にはアルバムの表紙から始まります。余すところなく、まるごとスキャンしてくれるようです。

アルバムの中身がそのままスキャンされています。劣化が進んだ状態でスキャンしているので、日焼けや褪色もそのまま再現されていました。

大きなアルバムの縮刷版なので、DVDビデオやデータディスクのサムネールブックといった位置づけと考えればよいのではないでしょうか。

DVDデータディスクの中身は?

DVDビデオディスクの方は、DVDプレーヤーで再生すると、音楽付きのスライドショーとして観ることができます。

内容は、アルバムのページごとのプレビューが出て、1枚1枚の写真を次々映してくれる進行になっています。10分ちょっとの映像になっているので、見応えがあります。家族で思い出話をするのに、とても良いのではないでしょうか。

そして、データディスクを開いてみます(macOSで開いたときの画面です)。imageフォルダとmp4フォルダがあります。mp4フォルダにはDVDビデオで見たものと同じムービーが入っています。これを転送すれば、スマホやタブレットでも見ることができます。

imageフォルダの中には、スキャンした各画像が入っています。アルバム1ページごとのJPEG画像と、ページ中に含まれる各写真のJPEG画像という構成です。

アルバム1ページあたりの解像度は、ページにより微妙に異なりますが、例えば4,457×5,371ピクセルといった画像になっていました。2,300万画素といったところ。

写真1枚あたりは、これもまた写真ごとに微妙に異なり、例えば1,875×1,320ピクセルといった画像があり、概ね240万画素付近ものが多かったです。

写真ごとのスキャンの精度ですが、アルバムごしにスキャンしたとは思えない品質です。最近はスマホで写真をスキャンできるアプリもありますが、それらとは雲泥の差です。こういった技術はさすがフジフイルムですね。

まとめ

紙焼きの写真は、時間が経つごとに劣化が進みます。昔の写真を綺麗なままの画質で残しておくためには、こういったサービスを効果的に使っていきたいものです。

ご両親や、おじいちゃんおばあちゃん、実家に眠る古いアルバムがあったら、今のうちに綺麗にして、ぜひプレゼントしてあげてください。(私は今回作成したものを、これから両親に贈る予定です)

他にも、紙焼きの写真や、再生機器のないビデオテープなどをデジタルデータにしてみました。詳しくは下記のカテゴリーの記事を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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