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Smartmi スマート扇風機2S レビュー/どこでも持ち運べるコードレス扇風機!シンプルなのにアプリ対応で多機能!

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家の中からコードを減らしたい……

技術は着実に進歩していますが、私たちはまだまだコードに縛られています。スマートフォンやPCの関連機器はワイヤレスが浸透してきていますが、家電となるとそうはいきません。

特に、コードを無くしたい家電は「扇風機」です。夏場に大活躍してくれる家電の一つですが、とにかくコードが邪魔……。使いたい場所にコンセントがないと、延長コードを持ってきて……と、便利に使える反面、コードに縛られる面倒さがあります。

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扇風機のトレンドはDCモーターからワイヤレスへ……?

ところで、扇風機と言えばここ数年のトレンドは「DCモーター」です。これまでのACモーターと比べて「低消費電力」が特徴の一つとして挙げられます。

「だったら、内蔵バッテリーで動く扇風機があってもいいのに……」と考えていたのですが、なかなかそういった製品は登場しません。
しかし、状況が変わってきたのが、ここ1、2年で流行している携帯用扇風機です。その中でも、LUMENAの扇風機は据え置きも意識したもの。

リビングで使える大きさまであと少し……どのメーカーが先鞭をつけるのかと期待していたところ、Smartmi(Xiaomi)から登場しました。待ちに待っていた製品が発売したので、即購入してみました。

Smartmi スマート扇風機2Sをレビュー

幅の広い箱で届きました。取っ手が付いているので、女性でも持ち運びに苦はありませんが、店頭で買って帰るには大きすぎるパッケージです。

箱を開けると最初に目に入るのは「Mi Homeアプリ」のダウンロード説明書です。

アプリの設定方法については、のちほど。

Smartmi スマート扇風機2Sは組み立て式

扇風機にしてはやけにスリムな箱でしたが、それもそのはず、Smartmi スマート扇風機2Sは組み立て式で、パーツがバラバラに入っているためです。

組み立てが苦手な方は、ここで拒否反応が出るかもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。順を追って説明していきます。なお、プラスドライバーが必要なので、用意して置いてください。

まずは、モーター+スタンドを、ベースの差込口に挿入します。端子の穴に合わせないと、ちゃんと差し込まれません。確認して作業しましょう。

差し込むことができたら、ベース底面の穴に取り付けボルトを挿入します。

付属の六角レンチで時計回りに締めて、固定していきます。

これで直立します。次は、羽根の取り付けに移ります。

梱包から取り出した際、ガードと羽根部分は一体化しているので、ガードを反時計回りに回して3つのパーツにバラします。

まず後ろのガードから取り付けます。取り付け位置の目安として「▲」マークがあるので、よく確認してください。この状態では、まだ固定されていません。

付属品の中から、ガードスピンナーを取り出し、時計回りに回して固定します。パーツ上の「FASTEN(留める)」と「LOOSEN(緩める)」の表示を確認してください。

次は羽根を取り付けます。こちらは裏側で凹凸を合わせるようになっているので、よく確認して取り付けてください。この状態ではまだ固定されていません。

付属品の中から、羽根スピンナーを取り出して、反時計回りに回して固定します。ガードスピンナーとは回す方向が逆です。「FASTEN」と書かれた方向を確認してください。

最後に前ガードを取り付けます。時計回りに回して、固定します。

前ガードの下に、固定用のネジ穴があります。付属品の中からネジを取り出し、プラスドライバーで時計回りに回して固定します。

これで、Smartmi スマート扇風機2Sが完成です。

シンプルなたたずまいは、まるで無印良品の扇風機のようにも見えます。

電源ケーブルは着脱式

電源ケーブルは着脱式のメガネ型ケーブル。プラグ部分はApple製品のような形状です(Apple TVの電源ケーブルがこんな形なんですよね)。

スマート扇風機2Sのベースに、電源ケーブルの取り付け口があるので、そこに差し込みます。

日本製の扇風機にありがちなコードの収納機構がないので、ベース部分が薄くシンプルに仕上がっています。

そして、このスマート扇風機2Sは、コードレスで動くため、バッテリーが搭載されています。説明書によると、搭載されている2,800mAh(33.6Wh)とスマートフォン並みの容量。充電時間は4時間。最大稼働時間は20時間ということです。ほぼ丸1日使えますね。

日立のDCモーター扇風機と比較してみた

わが家で昨夏まで使っていたのは、日立のDCモーター扇風機「HEF-DC1000」(写真右)です。Smartmi スマート扇風機2S(写真左)には高さ調節機能がないので、スタンドポールがシンプルです。

そして、スマート扇風機2Sは細かな操作系をアプリに持っていっているので、ベース部分にボタンや表示系が何もありません(写真左)。一方、HEF-DC1000(写真右)はごちゃごちゃとした表示が並びます。

HEF-DC1000にも1台で完結する良さがありますが、分厚いベース部分、複雑な操作系など、スマート扇風機2Sと比べると野暮ったく見えてしまいます。

Smartmi スマート扇風機2Sの操作系は超シンプル!

スマート扇風機2Sの操作系は、モーター部分にのみ存在します。ボタンはわずかに2つだけ。モーター背面にあるボタンは、首振りのON/OFF用。

モーターの上部にあるのは、電源ON/OFFボタンであり、風量調節ボタンです。

電源はボタンを1回押すだけ。あとはボタンを押すごとにLEDが点灯し、風量が1段階ずつ上がります。4段階まで調整が可能です。電源オフは、このボタンを2秒程度長押しするだけ。

このように、本体に備え付けられているボタンだけで最低限の機能は使えますが、この扇風機の真価はやはりスマホアプリと連動してこそ発揮されます。

Mi Homeアプリで、スマートホームの一員に

箱を開けた際に案内があったように、スマート扇風機2Sはスマホアプリと連動します。アプリストアから「Mi Home」をダウンロードしましょう。

アプリを起動すると、Miアカウントの作成を促されます。

ユーザー登録が終わると、ホーム画面が表示されます。右上の「+」ボタンか、「デバイスを追加する」ボタンを押して、スマート扇風機2Sの登録を進めましょう。

※なお、スマート扇風機2Sの動作には、2.4GHz帯のWi-Fiでなければいけません。5GHz帯は使えないので、2.4GHz帯を切っている人は注意してください。

登録にあたって、スマート扇風機2SのWi-Fiをリセットします。モーターにある2つのボタンを同時に押して、ビープ音が鳴るのを確認して手を離してください。

このあと、接続するアクセスポイントが表示されるので、該当するパスワードを入力しましょう。あとはアプリ側で接続処理を行ってくれます。

これで、スマート扇風機2Sが登録されました。

あのボタンの少なさからは考えられないほど、多くの操作を行うことができます。アプリ上からの電源のON/OFF、タイマー設定、100段階の風量調整、首振り角度の調整、運転音のON/OFFなど、

また、設定項目になると、さらに多数のメニューが現れます。ファームウェアの更新もこちらの画面から行うことができます。

アプリで操作できる扇風機は想像した以上に便利です。暑くなってきたからONにしよう、ちょっと寒いから風量を下げよう、風が当たらないから首振りの角度を変えよう、こういった操作がスマホからできるのは感動です。

なお、スマート扇風機2Sのボタン操作時のビープ音がけっこう大きくうるさく感じるので、アプリ上からピープ音(運転音)を切っておくのがオススメです。

コードレスだから、どこへでも持っていって使える

そして、スマート扇風機2Sの最大の特徴は「コードレス」。日本の扇風機のようなハンドルはないので、スタンド部分を掴んで持ち運ぶことになります。従来の扇風機は、高さ調整機構があるので、この持ち方はしづらいんですよね。

部屋間の移動くらいなら、男性は片手で持ち歩けます。(説明書によると、重量は約3.5kg。前述のHEF-DC1000は4.9kgなのでかなり軽く感じます)

クーラーのないバスルームで扇風機を使いたいとき、寝るときだけベッドルームで使いたいとき、あらかじめ充電してあれば、手軽に持ち運んで使うことができます。

予想外だったのは、コードがない扇風機が動いているのを見ると、原理は分かっているのに違和感を覚えてしまうこと。「扇風機はコードにさして使うもの」という固定観念は意外なほどに根強いようでした。

さて、説明書を眺めていたときに親切だなと思ったのは、水洗いできる部品とできない部品を分かりやすく図示してくれていたこと。

扇風機って長く使っていると、羽根部分を中心に結構汚れてきます。こうして分かりやすく解説してくれると、ありがたいです。

まとめ

アプリ対応、そしてコードレス。扇風機もついに新たな時代に入ったなと感じます。スマートスピーカー連携も考慮されているので(スマート扇風機2Sの機能ではなく、Mi Homeの機能として使えます)、今後、本格的に暑くなってくると活用する場面も出てきそうです。

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この記事を書いた人

Webマーケティングを生業にする、どこかの企業のマネージャー。あなたが使っているWebサイトの裏側で出会っているかもしれません。
このサイトは趣味で作っているものなので、仕事内容とは関係がありません。春と秋に山手線一周歩くイベント(ほぼ観光)を主催しているので、気になる方はイベントページを見てみてください。

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