iPhone 7世代になって、再び5.5インチサイズにカムバックしました。Plusの大きさを喜ぶとともに、手から落ちそうなスリルも蘇りました。iPhone SEのつもりで使ってると危ない。バンカーリングを別に付けようかと思ったものの、どうせミスマッチしてしまうのだから、ケース一体型で探してみることにしました。
意外と安くてびっくり。
クラフト封筒に入って、メール便で届きました。そのわりにパッケージはしっかりしてる。
リングホルダーケースM1が名称のようです。「For iPhone 7 Plus / Pro」と表記されているあたり、正式発表前の博打的な勇み足の情緒を感じることができます。他にも「iPhone 5.5inch (2016)」とかね。
パッケージ裏面を見ると、製品自体は中国のもののようです。ケースは言語関係ない製品だから、さまざまな国の製品を試すことができて楽しいですね。
パッケージの中には、ケース本体だけ。リング中央には保護シールが貼ってあるので、忘れずに剥がしましょう。
背面の素材はシボ加工を施したビニールなので、高級感はないです。そもそも安いし、多少汚れても濡れても拭けば落ちるので、むしろ安心な素材。
ケース自体の重量は43gと、TPUケースにしては重め。というより、この重量は背面リングによるところが大きい。
iPhone 7 Plusに装着してみる。レンズ周りはしっかり抜かれていて問題ない。
電源スイッチも凹凸が付いていて問題ない。
マナースイッチは空いていて、あとはボタンは凹凸に加工。
Lightning周りはもしかしたら分厚いケーブルによってはもしかしたら……Apple純正やAnker製のケーブルは問題ない。
さて、それではリング周りを見ていこう。リング以外の黒い部分はプラスチックで、丸い台座がケースに強力接着してあるようだ。軽く引っ張っても外れる様子は全くない。
リング部分を軽く上げると、そのまま指が通るので、iPhone 7 Plusを安定して持つことができる。これはバンカーリング等の製品と同様。
さらにこのリングの台座が360度回転するため、持ち方に合わせてリングの位置を決めることができる。ただ、無段階の調整ではなく30度ごとにカチカチと動く(写真参照)。
当たり前だけど、ぶら下げても落ちることはない。
さらに、このリングを立てるとキックスタンドとしての役割も果たす。動画視聴などに便利な機能だ。
さらに、縦画面のまま立てることもできる。これが結構安定していていい。TwitterやFacebookほかWebサイトを置いてみるときにも便利だ。
そして、もう一つ。このリングの台座にはマグネットが仕込んであるため、マグネット対応の車載スタンドなどに吸着させることができる。以前にレビューしたAnker製のZolo マグネットスタンド&カーマウントで試してみることにした。
拍子抜けするくらい、ド安定。車載できるのは嬉しい誤算だ。
というわけで、お値段が安い割に非常に多機能なiPhone 7 Plusケース。落としそうになってヒヤッとした経験のある方はぜひご検討ください。