ANKERから新しいブランドが登場したようなので、買ってみた。Zoloシリーズにはモバイルバッテリーもあるのだけど、今回買ったのはiPad mini 2/3 用のフォリオケースとカーマウント。これまでのANKER製品と異なりパッケージが赤い。
まずはiPad mini 2/3用のフォリオ型保護ケースから。見た目にはよくあるフタ付きのiPadケース。
裏返してみると、大きなベロが付いているのがわかる。
実は着脱ができるようになっている。
Zoloシリーズの特徴はマグネットを使用した吸着で、このフォリオ型保護ケースの場合は本体とフタを取り外すことができるようになっている。家の中で使うときはフタなしで、外に持ち出すときにはフタありで、という運用が手軽にできる。
通常のフォリオ型ケースのように、スタンドとして使うこともできる。
もう一つ買ったものは、Zolo マグネットスタンド&カーマウント。よくある吸盤タイプのカーマウントだ。車載タイプの汎用スマホスタンドは挟み込むタイプが多いけれど、これは円形のマグネットだけで構成されている。
マグネットだけで大丈夫なのかと思ってしまうけど、手持ちのiPad mini 2でも問題なく吸着している。写真では分かりにくいけど、滑り落ちるようなことは一切なく、安定している。
本来の使い方ではないけど、ひっくり返しても問題ない。
さて、このマグネット内蔵の保護ケース、iPhone 6、iPad mini 2/3、iPad Air用と出ているが実はiPhone 6 plus用が存在しない(2015年4月現在)。大画面のplusこそ出してほしかったのだけど、実は心配しなくてもいい。「Don’t have a Zolo case?(Zoloケースを持ってない?)」と銘打たれた付属品には薄い金属板が入っている(シール付き)。
これをスマホ本体と普通のケースの間に挟みこんでおくことで、Zolo カーマウントが汎用的に使えるようになる。シンプルでいいアイデア!
実際に、カーマウントを車のダッシュボードに取り付けてみた。
他社製カーマウントでは取り付けられなかったシボ加工のダッシュボードだけど、うまく吸着してくれた。
iPhone 6 plusは問題なし。
iPad mini 2も問題なく取り付けられた。当然ながら傾いたりズレたりすることはない。10kmほどドライブしてみたけど、がっちり固定されたまま。これなら退屈しがちな長距離ドライブでも、助手席の人は好きな動画などを大画面で楽しむことができる。
画面を縦位置にしても取り付け可能なので、カーナビでは難しい縦位置での地図確認などもできそう。
タブレットを車に設置できるキットは数あるけど、これほどシンプルかつ汎用的な仕組みにしてしまったことは素晴らしい。願わくば、iPhone 6 plus用にも保護ケースを作ってほしいところ。
Zoloシリーズにはモバイルバッテリーもあって、ケーブルを本体に吸着させることができるみたい。これはこれで便利そう。