電卓付きのテンキー?
Apple Magic Keyboardには総じて満足しているんですが、テンキーがあったほうがいい場面はたまにありまして、“ツブシの効く”ワイヤレステンキーを購入してみました。
こちらが、ワイヤレステンキー“電卓” X Mark I KRF です。パッケージはまんま電卓です。
でも、パッケージ下部に記載のあるように、電卓とテンキー、両方の顔を持ちます。
開封編
付属品一覧。マニュアル一式、USBドングル、乾電池、本体です。
マニュアルの中にはこんな紙片も……時代はすでにOS X 10.11ですが、問題なく使用することができています。
本体は片手で持てるコンパクトサイズ。
電池込みで約154g。
本体は緩やかに傾斜しています。
USBドングルは、本体底面に収納できるため、持ち運ぶ際にも紛失することがありません。
収納完了。
iPhone SEとiPhone 6 Plusと大きさを比較。iPhone 6 Plusに近い大きさです。
重ねてみました。幅はX Mark I KRF のほうがやや広いようです。
続いて、Magic Keyboardと並べてみました。キートップのデザインは全然違いますが、白と白でデスク上でも違和感なく共存できそうです。
接続編
USBドングルとの通信が確立されていると、液晶右上に通信マークのアイコンが点灯します(Wi-Fiではない)。
1. テンキーモード
テンキーモードと電卓モードの切り替えは、「CAL/KP」ボタンで行えます。テンキーモードだと、液晶右端に「K」マークが表示されるだけ。この状態でキーを打つと、そのままMac/PCにテキスト入力できます。BACKSPACEキーで消去することも可能。まんまテンキーとしての振る舞いをしてくれます。
2. 電卓モード
この状態だと、通常の電卓として使えるのですが、SENDボタンを押すことでMac/PCに数値を送信することが可能です。Excelで処理するほどでもない計算は手元で十分というわけです。
3. シングルモード
USBドングルが挿さってないときは、普通の電卓。乾電池ではなく、ソーラー電池だけで動くようにできています。キャノンさん、やるわあ。
使ってみた感想
いいところ
電卓とテンキーが同居しているのがこんなに便利だと思わなかった。あえてBluetoothではなく、USBドングルで分かりやすくしている点も使い勝手がいい。
また、白と黒の2モデルがあるので、キーボードの色に合わせてチョイスできるのもポイントが高い。
惜しいところ
キータッチは電卓のそれなので、キーボードという感覚にはなれない。個人的にはもう少し打鍵感が欲しいところ。
まとめ
あるときはテンキー、使わないときは電卓という使い分けができる役立ちアイテム。何かの機能を犠牲にしたわけでもないので、どちらの機能も過不足なく使えるのがいい。