iPadは軽くなったけれど、それでも使うシチュエーションとしては、電車や街中よりも、家やカフェやオフィスなど、デスクのある場所で落ち着いて使う機会が多い。となると、安定した場所に置くのは当然。しかし、iPad自体にはチルト機構がないので、ケースやスタンドで代用することが多くなる。
僕は今回のiPad2購入にあたって、定番のスマートカバーを選ばなかったので、スタンドがない。Amazonを物色していると興味を惹かれた製品があったので買ってみた。その名は「2Way Stand for iPad」。あと、スタンドとしては、安かったんだ。なぜ安いかは、届いてみてすぐ分かった。
届いたパッケージは、ごくごくシンプルな白箱。
入っているのは本体のみ。他には無い。
持った感じ、スカスカのプラスチック。軽いし、安っぽい。というか、そもそも値段も高くない(購入当時1,480円)。
スタンド自体に傾斜があって、滑り止めが付いているので…
こういう使い方ができる。ちょっと傾けた状態でタイピング可能。こういうのって地味に便利。
製品に溝が入っているので、こうやって立てることもできる。スタンド自体は軽いけど、そこそこ面積があるので安定している。もちろん横にしても問題ない。
初代iPadでも問題なし。
縦・横どちらも対応、しかも寝かせた状態でも使える、これで「2WAY」なわけ。だけど、僕が注目したのはそこじゃない。天面を見ると、矢印が書いてある。「OPEN←→LOCK」だ。
そう、開けられる。中にはクリーニングクロスが入っていました。そう、このスタンドには収納力があるんです。
底面に低い仕切りが付いていて、これは何を置く場所かと言えば…
付属のACアダプタがすっぽり収まるようにできているのです。これで、スタンドが動いても、中でカチャカチャぶつからなくてすむ。Dockケーブルも入ります。この状態で蓋をしても閉められないということはありません。
というわけで、再びスタンド状態。どうでしょう?この中にACアダプタとDockケーブルが入っています。これなら、散らかる心配がなくていいですね。どこに置いたか分からないってこともないし。あと、そもそもスタンド自体が軽いので、ACアダプタなど入れても大した重さにはなりません。
安価ながらムダのない機能と、シンプルな出で立ちに、思った以上にコストパフォーマンスの良さを感じました。このサイズなら、旅行に行くときにACアダプタ&Dockケーブルケースとして持っていっても、問題無さそうです。
これは予想以上にいい買い物でした。価格も高くないので、スタンド選びで迷っている方は「とりあえずの一個」としていかがでしょう?