Oladance OWS Sports レビュー/aptX HD対応!オープンイヤーイヤホンの完成形は“ネックバンド”型で決まりです!(PR記事)

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耳をふさがない、オープンイヤータイプのイヤホンが流行っています。周囲の音が聞こえるため、イヤホンを装着したまま自然に過ごせることが受けています。

ただ、一口にオープンイヤーといっても、複数のデザインがあります。骨伝導が有名なネックバンド型イヤホンもあれば、メガネフレームに内蔵されたイヤホンもあります。ポピュラーな完全ワイヤレス(左右独立)タイプでも、耳たぶにはさむイヤーカフ型、耳にかけるフック型、耳に入れるドーナツ型など、さまざまです。

どの型も一通り使ってきていますが、次の3つを使い分けているのが現状です。

  • メガネフレーム型……見た目もメガネ、装着感もメガネ。最も自然に使える。音はそこそこ。ただし、再生時間が短いので、2〜3日に1回は充電が必要。
  • ネックバンド型(骨伝導)……ネックバンドなので、装着感が楽。骨伝導イヤホンのため、音はあまり良くない。音を大きくすると、こめかみに振動が響きすぎる。
  • 完全ワイヤレスのフック型……音がとてもいい。ただし、1日つけていると耳が痛くなることも。ケースと一緒に持ち歩く必要がある。

本当はどれか1つに絞りたいんですが、帯に短し襷に長し、です。これこそ完全版!と呼べるイヤホンに出会えていないのが現状です。求めているのは、装着感が楽、音が良い、バッテリー持ちがいい、たったこの3つなんですが。

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Oladance OWS Sportsとは……?

Oladance OWS Sportsも、オープンイヤータイプのワイヤレスイヤホンです。防水規格であるIPX8に対応しながら、ホームシアター級の大迫力サウンドを鳴らすという、万能か?と思えるような特徴を持っています。

↓Oladanceの公式製品ページです

今回、Oladance様より製品サンプルをご提供いただいたので、実際の使い勝手や、音質についてチェックしていきます。まずはパッケージから。本体のスリムそうな見た目と違って、ちょっと分厚めパッケージです。

パッケージのオモテ面
内箱はグレー

内箱の中に、シェル型のケースが収まっていました。まるでヘッドホンのようなキャリングケースです。写真で見ると、大きな石のような見た目。表面は布地です。ハードタイプのシェルケースなので、叩くとコンコン音がします。

大きな石のように見える
ハードシェルなケース

ケースの中にOWS Sportsが入っています。今回レビューするカラーはイエローです。スポーツするときのギアって、明るい色を身に付けたくなりますよね。

ケースの中にピッタリ収まるOWS Sports

ケース内にはケーブルを収納できるフタ付きのポケットがあります。マジックテープで留まっているので、不意に開いてしまう心配はありません。

中央のスペースにケーブルポケット
充電ケーブルが入っています

内容物は、OWS Sports本体と、専用充電ケーブル、キャリングケースに、取扱説明書、保証カードとなっています。

OWS Sportsの内容物

OWS Sportsをチェック

OWS Sports本体をチェックしていきましょう。OWS SportsはこれまでのOWS製品(完全ワイヤレスイヤホンタイプ)とは異なり、チタンワイヤーで繋がれた、ネックバンド式のワイヤレスイヤホンです。

OWS Sportsを正面から見る

全体を構成する曲線のデザインが美しいです。

OWS Sportsを横から見る

選んだ色はイエローですが、鮮やかなイエローのハウジングは耳を覆うユニットの一部だけ。しかし、存在感は確かです。

ユニットは耳の前(音響)と耳の後ろ(バッテリー)にあり、この2つのユニットで耳を挟みます。内側にはスピーカーの開口部が見えます。この中にワイヤレスイヤホンとしては最大級となる23×10mmの楕円形の振動板が収まっているそうです。

音響ユニットとバッテリーユニット
この中に23×10mmの楕円形の振動板

Oladance製品はこれまでにもレビューしてきましたが、いずれも同タイプのイヤホンと比較して、圧倒的に大迫力でした。今回もその大迫力の音質に期待しています。

OWS Sportsの充電ケーブルは専用品

OWS Sportsを観察してみると、見慣れない端子が見えます。実はこれ充電用の接点です。もちろん付属する充電ケーブルも専用品です。マグネットで吸着できるようになっています。

充電用の接点
専用の充電ケーブル

なぜ汎用のUSB-Cではなく、専用品なのか。それは本製品にスポーツという名称が入っているのと関係があります。本製品はIPX8という防水等級が設定されていて、水洗いしても問題ない防水性能を示しています。このため、汎用のUSB-Cでは防水性能を満たせず、浸水しない専用接点を使っているということでしょう。これは、骨伝導イヤホンの大手Shokzでも採用している手法で、一般的と言えます。

充電時は、このようなスタイルで充電することになります。

ただ、マグネットの吸着具合はちょっと半端でした。ちゃんと合わさっているか確認しないといけません。パチっとハマる気持ちよさが欲しいところですね。

OWS Sportsの操作系はシンプルな3ボタン構成

ボタンは、耳に指をやった時に操作しやすい位置にあります。右耳側に電源を兼ねた音量ボタン、左耳側に多機能ボタンです。

右耳側の電源&音量ボタン
左耳側の多機能ボタン

シンプルな操作系なので、すぐに慣れるでしょう。外側にはマイクもあります。通話ノイズを低減するための仕組みもあり、外でガンガン通話しても問題ないってことですね。

デュアルマイクを内蔵

ネックバンド式のワイヤレスイヤホンは、やはりいい

OWS Sportsはネックバンド式なので、耳にかけると、スッと位置が決まります。完全ワイヤレスイヤホンのように、耳元のかけ具合を気にしなくてもOKです。

耳にかけるだけ
メガネ併用でも問題なし

これまでオープンイヤータイプのネックバンドといえばShokzの骨伝導イヤホンだったので、ネックバンド=締め付ける、という図式でした。OWS Sportsはかけ具合も自然で、それでいて、ずれたり落ちたりする心配がないので、この時点でかなり気に入ってしまっています。

OWS SportsとiPhoneをペアリングして使ってみる

OWS SportsとiPhoneをペアリングして使ってみました。

iPhoneとペアリングしたOWS Sports

聴き慣れた曲をいくつか聴いてみましたが、これぞOladanceサウンド!音の厚みが他のワイヤレスイヤホンとは格段に違います。イヤホンとしては最大級の振動板を入れているだけあって、耳の周りに空間を感じられるほど、余裕のある再生能力を感じられます。細かい音を聞き分けられるほどの解像感があり、iPhoneで聴いているとは思えないほどの音の良さです。

Oladanceの製品はいずれも、イヤホンというより小型のヘッドホン。他のイヤホンとは迫力が違いますが、OWS Sportsも同様でした。

さらに、Oladanceアプリを組み合わせることで、バッテリーの充電状況やイコライザー、多機能ボタンの操作も変えることができます。スマホとペアリングした際には、必ずインストールしておきましょう。

アプリのトップ
多機能ボタンの操作を変更できる

aptX HD対応で、OWS Sportsは新たなステージへ

OWS Sportsは、ハイレゾ相当の高音質を楽しめるコーデック「aptX HD」に対応します。aptX HDコーデックはデフォルトでは有効になっていません。アプリ上でオンにする必要があります。ただ、デュアルデバイス接続(マルチポイント接続)との排他制御になります。

マルチポイントとaptX HDは排他式
音声効果でブーストできる

iPhoneはaptX HDに対応していないため、オーディオトランスミッターのCREATIVE BT-W5を接続して、aptX HDでの音質を確認してみました。

CREATIVEのBluetoothオーディオトランスミッター BT-W5

元々の迫力のある音質に加えて、ビットレートも上がるので、音楽は明らかに解像感が上がり、奥行きが生まれ、細かな音でも精細感が出てきました。さすがaptX HD、いいですね、ずっとこれで聴いておきたいです。

そして、本製品のホームシアター級サウンドとは果たして本物なのか、やはり映画を観て決めてみないといけないです。そこで、ホームシアターで盛り上がる音楽を持つSF映画やアクション映画で、OWS Sports(aptX HD適用)の音を確認してみました。

……まあ、笑っちゃうくらいに音がいい。「耳にシネマスピーカーのせとんのかい!」と言って差し支えないでしょう。映画の音との相性が良すぎる。迫力があるのはもちろんのこと、キャラの声、効果音、音楽が奥行きを持って空間を展開します。あっちこっちから音がします。映画館でDolby Atmosのオープニングを聞いたときってこんな感じですよね。(あ、Dolby Atmosには対応していません、念のため)

OWS Sportsがオープン型というのもこれに拍車をかけています。周囲の音が聞こえる空間がある上で、耳の至近でいい音が鳴るわけですから、最高に臨場感があるんです。映画ってこんなに音の位置に気を使っているんだ、って感じること間違いないです。ホームシアター級サウンドを銘打つのは伊達ではないです。これまで何度も見た映画でも、このOWS Sports(aptX HD適用)で試してみて欲しい。

OWS Sportsは騒がしい場所でも意外と使えた

オープンイヤーイヤホンは“ながら聴き”に向いている反面、街中のようなザワザワしている場所が苦手です。電車の中だとほとんど聞こえないこともしばしば。しかし、OWS Sportsは意外と聞こえます。(音漏れも少ないようです)

ながら聴きしながら犬の散歩をすることがあるんですが、車通りの多い道路や、線路の近くでも、けっこう聞こえるものです。電車の中でもけっこう聴こえるものです。(人の少ない車両で試しました)

まとめ:OWS Sportsはオープンイヤーイヤホンの完成形

コンシューマー向けのワイヤレスイヤホンの歴史って、ネックバンド式から始まって、左右独立型(完全ワイヤレス)になり、現在に至ります。ところがOladanceはこの逆。左右独立型から始まり、今はネックバンド型が最新。

しかし、Oladanceの音の迫力から考えると、むしろこのネックバンド型は理にかなっていて、正解なんじゃないかと思いました。

私自身、複数のオープンイヤーイヤホンを使っていますが、気軽に使いたいときってネックバンド型を選んじゃいます。私が使っていたのは骨伝導なので、音質はそれほど良くないですが、ネックバンドなので、充電ケースから出す必要もないし、片手で雑にかけてもそれなりにちゃんとかけられるので問題ないんです。

そこへきて、装着感が楽、音が良い、バッテリー持ちがいいOWS Sportsは、オープンイヤーイヤホンの完成形と言っても過言ではないでしょう!

Oladance OWS Sports
総合評価
( 5 )

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