軽さと速さが特徴のオープンイヤー!リーズナブルなTRUEFREE O2 オープンイヤホンをレビューします(PR記事)

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“周りの音が聞こえる”オープンイヤーイヤホン、まだまだ新しいカテゴリーの製品ということもあり、そもそも知られていなかったり、骨伝導と間違われたりと、普及にはもう少し時間がかかりそうです。便利な製品ではあるんですけれど。

オープンイヤーイヤホンの普及に必要なのは、数千円で購入できるリーズナブルなモデルの存在です。以前にレビューしたTRUEFREE O1などはその代表格で、現在では5,000円台で買うことができます。

そして、今回紹介するTRUEFREE O2は、その名前からも分かるようにTRUEFREE O1の後継機種。どんな製品なのか、見ていきましょう。

INDEX

TRUEFREE O2 オープンイヤーイヤホンをレビュー

本レビューにあたり、製品サンプルをご提供いただいています。

TRUEFREE O2のパッケージはこちら。片手でおさまるコンパクトサイズです。なんといっても、オレンジのカラーリングがまぶしい!

TRUEFREE O2のパッケージ

Amazonと楽天市場で販売されています。

TRUEFREE O2 オープンイヤーイヤホンとは?
  • 周囲の音が聞こえる「オープンタイプ」イヤホンの開放感を持ちながら、快適で安定した装着感を提供
  • 肌に優しいシリコン素材を採用し、片耳の重さはわずか8g。耳に負担をかけず長時間使用可能
  • 15mm大口径ダイナミックドライバーと低音補強アルゴリズムにより、量感と迫力の持つ低音を生み出す
  • 定向性伝音技術を採用し、音漏れを効果的に低減
  • マルチポイント接続で2台の機器と同時接続、ENC通話ノイズキャンセリングでクリアな通話品質を実現
  • イヤホン単体で最大6.5時間、充電ケース込みで最大22時間連続再生可能

内容物はいたってシンプルで、TRUEFREE O2本体に、USBケーブル、ユーザーガイドとなっています。

TRUEFREE O2の内容物

ケースの上部にはTRUEFREEのロゴが存在感を示します。石のような模様はプリント、全体的にプラスチック感があり、高級感はないものの、とても軽く感じます。背面には充電用のUSB-Cポートです。USBコネクタの中までオレンジで、スタイルが徹底されています。

主張が強いTRUEFREE
USBポートの中もオレンジ

充電ケースは上面に傾斜のついた独特なデザイン。この面がアクセントになって、薄くて持ち運びやすいんです。

ロゴの両サイドが傾斜している
傾斜は緩やかで自然に見える

ケースを開けてみると、鮮やかなオレンジが目に入ります。夏っぽい、元気になるビタミンカラーです。

鮮やかすぎるTRUEFREE O2

TRUEFREE O2のイヤホン本体は、耳を囲むようなアーク状になっています。オープンイヤホンとしてはオーソドックスなデザインですね。

イヤホン本体もオレンジ
内側には開口部と充電端子

ケース込みの重量は実測で71.1g、イヤホン単体では左右合わせて実測18.9g。オープンイヤーイヤホンとしては、重くも軽くもない数字ですが、実際は素材のおかげもあってか数値以上に軽く感じます。

ケース込みで71.1g
イヤホンだけなら左右で18.9g

TRUEFREE O2は耳にフィットする快適な装着感

オープンイヤーイヤホンの弱点は、耳の付け根に負担がかかり、長時間付けていると痛くなってしまうことです。しかし、TRUEFREE O2を実際に耳にかけてみて感じるのは、装着感のよさ。大袈裟にいうなら「何もかけてないような自然さ」です。

TRUEFREE O2 オープンイヤーイヤホンは、前後のユニットを小さく薄く仕上げ、ブリッジ部分を細くしなやかなシリコン製にすることで、耳への負担を軽減しています。

耳に当たる部分が細くなっている

TRUEFREE O1よりも改善されたおかげで、メガネを併用しつつ半日使っても、痛いと感じることはありませんでした。

メガネと併用でも痛くない
耳の中に回り込むようなデザイン

むしろ軽すぎて、耳にかけていることも忘れてしまうため、TRUEFREE O2を耳にしたまま、電話に出てしまうことがたびたび……。

TRUEFREE O2の音の傾向は、“狭く深く”

オープンイヤーイヤホンの音は一般的に、よくあるカナル型イヤホンよりも高音質です。なぜなら、耳の中に入れる必要がない(小型化する必要がない)ので、イヤホンよりも大型のドライバーを搭載できるから。TRUEFREE O2もその例に漏れず、14mmという大きなドライバーを搭載しています。

まずは、iPhoneとペアリングしてTRUEFREE O2の音を聴いてみました。

高級なオープンイヤーイヤホンは、耳の周りに音が広がり、まるでヘッドホンで聴いているような気分になります。一方、TRUEFREE O2の音は、耳にダイレクトに入ってくる音です。他社のオープンイヤーイヤホンが「広く浅く」だとしたら、TRUEFREE O2は「狭く深く」です。

音の広がりが限定的な一方で、メリットは周囲の音も聞こえつつ、多少の騒音の中でも音楽が聴けることです。他社のオープンイヤーイヤホンは、電車内や喧騒のある街中でほぼ聴こえなくなります。ところが、TRUEFREE O2はそこそこ聴けてしまいます。嬉しい誤算です。

周囲の音もよく聞こえる
電車内でもホームでも意外と聴ける

つまりTRUEFREE O2は高級なオープンイヤーイヤホンのように「まるでヘッドホン」ではなく、従来のイヤホンの延長線上にあるオープンイヤーイヤホンだということ。

オープンイヤーイヤホンに何を求めるかは意外と難しい問題です。オープンイヤーイヤホンは「耳をふさがない(周りの音が聞こえる)」ことが特徴ですが、高級なオープンイヤーイヤホンにはノイズキャンセリングや高音質コーデックが搭載されたり、今回のように音の傾向を変え聞こえやすさを上げるといったチューニングも出てきています。

一口にオープンイヤーイヤホンと言っても、多様な選択肢が生まれようとしています。

一日使うには十分な再生時間、充電ケース込みならさらに余裕

最近のワイヤレスイヤホンはバッテリーの持ちがよくなっているので、以前ほど神経質にならなくてよくなりました。特に、充電ケースを併用することで、聴ききれないくらいの時間を再生できるようになってきています。

TRUEFREE O2単体での連続再生時間は約6.5時間、充電ケースを併用することで最大22時間まで使えます。

上を見ればキリがなくて、もっとバッテリー動作時間が長い機種はありますが、軽くてコンパクトなオープンイヤーを探しているならTRUEFREE O2はうってつけ。しかもリーズナブルなので、傷なんか気にせず、ガシガシ持ち歩いて、どんどん使うのに向いています。

TRUEFREE O2の最も気に入った点は「高速な動作」

TRUEFREE O2はエントリーモデルらしからぬ特徴として、切替の高速動作があります。

TRUEFREE O2は2台同時待受が可能なマルチポイントに対応しているため、iPhoneとMacBook Airの両方とペアリングした状態でも、双方の音を切り替えてくれる速さは素晴らしくスムーズ。時にはほとんどタイムラグを感じさせないスピードで切り替えてくれます。

軽さと速さ、この両方を兼ね備えているため、ちょっと使いたいときにストレスなく使えるため、ついつい手を伸ばして使っています。

TRUEFREE O2は専用アプリでカスタマイズ可能

TRUEFREE O2は、TRUEFREEアプリで各種設定が可能になっています。

アプリ内の機能でオススメしたいのは「ホワイトノイズ」です。イヤホンをしているからと言って、必ずしも音楽を聴いているわけではありません。ホワイトノイズ、いわゆる「雑音」は、集中力を高めてくれます。

注意点として、オープインイヤホンを使いつつ、ホワイトノイズを聴いていると、現実なのかどうか勘違いするような没入感になってしまいます。これもオープンイヤホンを使う楽しさの一つではあります。

TRUEFREE O2 オープンイヤホンのまとめ

TRUEFREE O2は、「軽くて自然なかけ心地」「騒がしい場所でも聴きやすい」「高速なペアリングと切り替え動作」といった、使い勝手が際立っていました。ユーザーがどう使うとストレスがないか、という点をしっかり考えて作られているように感じます。

オープンイヤホンの本質は「周りの音を聞きながら、音楽に没頭できる」という点にあります。TRUEFREE O2は、こうした本質に向き合って作られた、ユーザーフレンドリーな製品といえます。

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