ちょっと冷やそう、持ち運べる小型卓上クーラーCOCOHIE R6/気化式フィルターは凍らせると冷気マシマシ!

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地獄の夏がやってきましたね、このままでは人類は夏に滅ぼされそうです。

さりとて、私たちは生き残らなけばならないので、なんとか快適に生きるための術を探します。そう、夏にはエアコンです。ところが、エアコンは部屋全体を冷やしてくれるものの、場所は固定です。万能です、発明してくれた人、えらい。

ところが、冷やせない場所もあります。代表的なのはバスルーム。せめて風呂上がりのいっときだけでも、朝のメイクの時間だけでも(妻曰く)、少しでも快適にしたいものです。

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ショップジャパン COCOHIE R6をレビューします

今回、購入したのはショップジャパンから発売されている冷風扇「COCOHIE(ここひえ) R6」です。

COCOHIE R6のパッケージ

R6は6世代目を表しています。ここひえシリーズは、毎年アップデートされているようで、2024年のモデルは、製品名を「ここひえ」から「COCOHIE」に変えたようです。ちょっとスタイリッシュになった。

COCOHIE R6購入時の注意点

COCOHIE R6はショップジャパンの製品ということもあり、家電量販店やECサイトなど広い範囲で購入できます。特にショップジャパンの公式ストアでは敷きパッドやタオルケットが付いてくるので、お得感があります。

ただ、気をつけてほしいのは、ショップジャパン公式ストアとそれ以外のストアでは付属品が異なるようです。それがこの「防カビ抗菌フィルター」です。

ショップジャパン公式では、防カビ抗菌フィルターが1つだけ。それ以外の店舗では、防カビ抗菌フィルターが2つ付いてきます。防カビ抗菌フィルターが2つ必要かどうかは、本記事の最後に書いた「とある便利機能」を使うかどうかで決まります。(ちなみに別売りで買うと3,300円します)

COCOHIE R6は、モバイルバッテリーでも動くUSB電源を採用

こちらがCOCOHIE R6の付属品。COCOHIE R6本体、予備の防カビ抗菌フィルター、USB電源アダプター、スタートガイドになっています。

COCOHIE R6の付属品

COCOHIE R6本体は立方体のデザインになっており、どこでも置きやすそう。

COCOHIE R6(ホワイト)の本体

COCOHIE R6の天面にはハンドルがあり、手軽に持ち運べます。操作系のボタンは天面に集中しており、抗菌仕様になっています。

持ち手は収納式
操作は全て天面のボタンから

底面は回転するようになっていて、2段階の首振り(30度と70度)が可能です。

滑り止めもあり、スムーズに首振りする

風が出てくる前面のスリットは、上下に稼働します。見た目的に、面全体から風が出そうですが、下半分のスリットはフェイク、風は上半分からしか出ません。

上に向けたり
下に向けたり

電源用のコードの先はUSBになっています。ちなみに本体に直付けで取り外せませんが、延ばしたい場合はUSBの延長コードを使えます。

USBケーブルは底面から伸びている
USB-Aタイプのコネクタ

USB電源アダプターが付属していますが、珍しいのはメス側のケーブルが付いていること。意外となかった組み合わせかもしれません。

USB電源アダプターはケーブル付き

ちなみに、USBのモバイルバッテリーを使えますが、出力としては5V 2Aの急速充電仕様が必要です。

COCOHIE R6はシンプルな「気化式」

COCOHIE R6はシンプルなキューブ型の小型・軽量な本体で、電源はUSBでまかなえます。そんなCOCOHIE R6はクーラーとして「気化式」を採用しています。

「気化式」をなんとなく聞いたことがあるかも……?と思われた方はおそらく、加湿器で見たはずです。もし、気化式の加湿器をお持ちであれば、あの冷風が出てくると考えてください。また、エコな気化式だけあって、消費電力はたったの6Wです。(首振りあり、風量・強で使った場合)

COCOHIE R6のサイドパネルを開けるとフィルターが入っていて、その奥に大口径のファンが内蔵されています。この構造、まさに加湿器です。

メッシュの向こうに見えるフィルター
仕組みは加湿器と一緒

反対側には水を貯めるタンクがあり、ここに水を入れておくことで、フィルターに水が供給されるという仕組みです。

給水タンク
タンクの容量は0.6L

給水タンクは0.6Lの容量しかありませんが、説明書によると、気温30度・湿度60%の環境で使った場合、風量・強でも約7時間20分持つそうです。

風は自然な涼風、近い距離で使うのが良い

さっそくバスルームに持ち込んでみました。できるだけ顔に近い位置に風を当てたかったので、洗濯機の上に置きました。

風は弱・中・強・自然風の4段階。お風呂上がりに冷たい風を当てたいので、基本的に風量・強で使った方がいいです。

風の勢いはあるものの、涼しさを感じたいなら50cm〜1m程度で使う方が涼しさを感じられます。ただ、冷たい風というには(構造的にも)期待したほどではなく、扇風機やサーキュレーターよりも涼しい風、と思うくらいがちょうどいいです。

フィルターを凍らせて、超冷風を出す

ここまで見てきたように、COCOHIE R6は気化式による冷風を出します。自然な冷たさなので、キンキンに冷えたエアコンのような風は出ません。しかし、公式に「より冷たい風」を出す方法が説明書に書いてありました。それは……フィルターを凍らせること!

濡らしたフィルターをビニール袋に入れ、12時間入れておきます。原理的にも、確かに冷たい風になる!なんと分かりやすい方法なんでしょうか。ただ、フィルターを凍らせている間はCOCOHIE R6が使えませんよね……そう、ここでフィルターが2個付属するメリットが生まれるのです。1個凍らせている間に、もう1個を使うというサイクルですね!

※ちなみに冷凍室に箱アイス2個分くらいのスペースが必要なので、冷凍庫のスペースを確認しておきましょう。

COCOHIE R6のまとめ

これは買ってよかった。思ってたよりも軽くて小さいし、置きやすい。USBが使えるので他の機器とも共用しやすいです。流れてくる風は気化式と聞いていたので、冷たさはそこそこだけど(冷風というより涼風)、そもそも冷房機器のなかった場所で使うものなので、十分です。

仕組みとしてはシンプル、そして実売8,000円ちょっとでそこそこ冷やしてくれるので、コスパは良いです。過信は禁物ですが、扇風機やサーキュレーターにはできない「冷風を送る」に特化したスポットクーラーとして、9月くらいまで全力でがんばってもらいます。

ショップジャパン COCOHIE R6
総合評価
( 4 )
メリット
  • 持ち運びできる軽さと小ささ
  • フィルターが2個付属している
  • 凍らせることで超冷風が作れる
  • USBで給電できる
  • モバイルバッテリーでも動く
  • 環境にやさしい気化式
デメリット
  • エアコンのような冷風は期待できない
  • 風量を最大にしても強くない

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