3年越しのクラウドファンディング……
ようやく届きました、mokiboのFusion Keyboard。Kickstarterで出資したのが2020年8月、本来の受け取りは2020年11月でしたが、延びに延びて、ついに3年越しとなってしまいました。
Kickstarterの製品が届かないうちに、日本ではMakuakeだったり、CAMPFIREだったりでクラウドファンディングが実施されたりして、ヤキモキしてました。Fusion Keyboard関連のクラウドファンディングは下記のプロジェクトが実施されていました。
- Mokibo Folio: The Keyboard IS The Trackpad by Innopresso(Kickstarter)
- Mokibo Folio: The Keyboard itself is the Touchpad(Indiegogo)
- 【常識を打ち破る】キーをなぞると自動でタッチパッドにもなっちゃう進化系キーボード(Makuake)
- 【驚愕】キーをなぞるだけで瞬時にタッチパッドに変身!進化系キーボードmokibo(CAMPFIRE)
完成までのプロセスを追っていけるのがクラウドファンディングの醍醐味ではあるものの、さすがに待ち長かったです。ともあれ、粘り強く完成まで漕ぎ着けてくれたメーカーさんに感謝です。
mokibo Fusion Keyboardをレビュー
こちらが届いたmokibo Fusion Keyboardのパッケージです。シンプルでデザイン性に優れています。こういうデザインの素晴らしさもmokibo製品のいいところですね。
mokibo Fusion Keyboardは一般販売が始まっています。販売元のFromSeedの運営は株式会社ヤベツジャパンで、日本でのクラウドファンディングを実行された会社です。Fusion Keyboardは、スマホでも使える汎用のユニバーサルモデル、iPad Pro 11インチ&iPad Air用、iPad Pro 12.9インチ用の3種類があります。
パッケージの角がちょいちょいひしゃげてる……。Kickstarter経由での海外発送だとこういうことがありますね。日本で注文される方は問題ないと思います。
パッケージの左上にはmokiboの赤いブランドタグがついてます。
このブランドタグにはキーボードの種類と配列が書いてあります。私が今回購入したのは、iPad Pro 12.9インチ用のUS配列のキーボードです。
開封はベリベリと剥がしていきます。
この中にさらに内箱が含まれていました。内側にダンボールが積層されて、緩衝材の役割を果たしているようです。
ここから内箱を引き出し……と思ったら、今まで見てきたものは梱包用の箱だったようで、こちらが本物のパッケージのようです。
そもそもパッケージ自体が薄く作られています。
この中に入っていたのがmokibo Fusion Keyboardです。見た目はApple純正のiPadカバーっぽい。
Fusion Keyboardを開いてみると、iPad用のSmart Keyboard Folioのように、カバーとキーボードが一体化しています。
キーボードは6段あり、最上段にはファンクションキーが並びます。iPad用ではあるものの、キー配列はWindowsでも使えるユニバーサル仕様です。
キートップは中央がへこんでいるので、指が入りやすく打ちやすくなっています。見た目はロジクールのMX Keysのような印象を受けます。
キータッチの軽さもMX Keysに似ていますが、耐久性は今のところ不明です。
ファンクションキーはスクリーンショットや音量調節ができるマルチメディアキーも兼ねています。F9からF11はBluetoothのペアリング・切り替えキーです。
mokibo Fusion Keyboardは、最新のiPad Pro 12.9に完全対応
冒頭で、製品の到着まで3年待ったと書きましたが、その間にiPad Proは2回モデルチェンジしています。
- 2020年3月 第4世代 iPad Pro 12.9(A12Z Bionic)→プロジェクト開始当時の最新モデル
- 2021年4月 第5世代 iPad Pro 12.9(Apple Silicon M1)
- 2022年10月 第6世代 iPad Pro 12.9(Apple Silicon M2)
本製品はM2プロセッサと搭載した第6世代のiPad Pro 12.9インチに対応しています。
さっそくiPad Pro 12.9に装着してみました。iPad Proと背面カバーはマグネットで吸着するので、取り付けるのも取り外すのもワンタッチです。
カメラ穴もピッタリです。
iPad Pro 12.9インチのMagic KeyboardやSmart Keyboard Folio同様に、本製品も第3世代〜第6世代のiPad Pro 12.9インチに互換性があります。
Apple Pencilも固定できるカバー
iPad Proのよき相棒として使われる方も多いのがApple Pencilですが、Fusion KeyboardはApple Pencilの使用を前提として作られています。それはこのカバーの折り返し部分にも見て取れます。iPad ProにApple Pencilを吸着させた状態で……
このまま閉じることができます。うっかりApple Pencilが落ちてしまうようなことがありません。
Fusion KeyboardでApple Pencilが使いやすい理由は、これだけではありません。
2段階の角度が調整できるカバー
よくあるiPad Proのカバーと同様に、mokibo Fusion Keyboardも背面を折ることでスタンドになります。
これが通常のスタンドモードなんですけど、実はもう1段階のモードがあります。カバーの曲げ方を変えることで、画面を倒すことができます。
カバーの折り方が変わっています。
Apple Pencilで描くのにちょうどいい角度になります。
Fusion Keyboardは軽いキータッチ
F9〜F11キーのいずれかを長押しして、ペアリングモードにします。iPad ProのBluetooth設定で「Mokibo CH1」を選択して、ペアリング完了です。
キータッチは軽快で、タイピングがしやすいです。
この価格で、この品質のiPadキーボードが手に入るのはありがたいです。なにしろ、iPad Pro用の純正Magic Keyboardは5万円超え、Smart Keyboard Folioでも3万円を超えます。ロジクールのCOMBO TOUCHだって2万円台後半です……。
そして、他社製品にないFusion Keyboardのオリジナリティといえば、キーボード表面のタッチパッドです。
mokiboの真骨頂、キーボードがタッチパッドになる!
mokiboのキーボードといえば、キーボード全体がタッチパッドになること。iPad Pro用のFusion Keyboardでもその特徴は当然受け継がれています。特に何の設定もせずに、キーボードの上で指を滑らせれば、iPadの画面上のカーソルが動くじゃないですか。
これシームレスなんです。切り替えボタンを押すとか余計な操作は一切なし。キーボードから手を離して、指を置けばそのままタッチパッドとしてクリックやスワイプが使えてしまうという、 ちょっと意味わかんないですけど、習うより慣れろですね。
デスクでiPadを使ってると、ノートパソコンのようにマウスが使えるという利点はあるんですが、キーボードを触りながらだと、ちょっと手が離れてしまいますし、画面タッチでも同様です。その点、Fusion Keyboardであれば、キーボードから指を離さずに滑らせるだけ。シームレスで感動します。
難点としては、それなりに力加減がいることですね。クリック・タップ操作は、キーの上で少し押すような動作になるので、力が入りすぎると、そのままキー入力しちゃいます。最初のうちは少し気になるかもしれません。これも慣れですけどね。
キーボードがちょっと反っている?
Kickstarterの進捗報告でも言われていたんですが、iPad Pro 12.9インチ用のキーボードには少し「反り」があるようです。個体差があるのかもしれませんが、左右がやや浮いています。
キーボードをデスクに置いて使う分には気にしなくてもいいんですが、閉じた際に気になるかもしれません。動作には影響は無さそうです。
キーボードカバーだけでもお得、タッチパッドはさらにお得
Fusion Keyboardのお得な点は、やはりタッチパッドとキーボードが一体になっていること。さらにiPad Pro専用品となると、カバーが一体になるので、Apple純正キーボードと比べても圧倒的にコスパがいいです。
iPad Pro 12.9インチ専用のMagic Keyboardを1台買う費用で、Fusion Keyboardが約3台買えちゃいますからね。
mokibo Fusion Keyboardのまとめ
待っただけの甲斐はありました。iPad Pro 12.9インチが本格的にノートPCとして稼働しそうです。
- キーボードから手を離さずにタッチパッドになる
- iPadカバーと一体化しており持ち運びが楽になる
- Apple Pencilを固定して持ち運べる
- 最新のiPad Proにも対応している
- それなりに重量がある
mokibo Fusion KeyboardはAmazonと楽天市場で一般販売が始まっています。iPad Air・iPad Pro 11インチ・iPad Pro 12.9インチは専用カバーのモデルがあります。それ以外のタブレット・スマホなら汎用的に使えるユニバーサルモデルがオススメです。